京阪電気鉄道 80形
京津線の各駅停車用として使われていた。詳しくは京阪80形を参照。
東京急行電鉄(現・東急電鉄) デハ80形
軌道線の玉川線向けに製造されその後世田谷線で活躍したほか、一部が江ノ島電鉄へ移籍。詳しくは東急80形を参照。
福井鉄道 80形
1948年から2006年まで活躍した福井鉄道の大型車。2両編成2本がいた。
車両は南海電気鉄道の血筋。
日本国有鉄道 ソ80形
1956年から1969年にかけ、国鉄浜松工場・日立製作所で21両が製造された操重車。クレーン駆動用のエンジンで低速ながら自走できる特殊な車両であるが、貨車に分類され、移動式クレーンの仲間に入る。
国鉄からJRグループ各社への移行の際に引き継がれた車両もあったが、2001年までに全車が廃車になって形式消滅した。
用途は、脱線の回復、大破して現場で解体された事故車両の片付けといった事故救援用で、作業資材を積んだ貨車や客車を改造した救援車を伴って現場に登場する。
非常に地味な存在の車両であり、この手の車両が本来の仕事で年中活躍する鉄道会社は先が短いかもしれない…