殺し屋バディ
今日から娘、育てます
概要
監督に「Charlotte」を手掛けた浅井義之、ストーリー原案にニトロプラスの下倉バイオ、キャラクター原案に「BACCANO!」などの挿絵を担当したエナミカツミを起用。
2023年1月から3月までTOKYOMX、AT-X、群馬テレビ、とちぎテレビおよびBS11に加えて朝日放送と名古屋テレビ(この2局はテレビ朝日系列局)にて放送。なお、P.A.WORKS所在地である富山県のテレビ局での放送はされなかった。
殺し屋のバディが4歳の女の子を引き取って始まるホームコメディ作品。「クランチロール・アニメアワード2024」にて最優秀オリジナルアニメ賞を受賞した。
あらすじ
狙ったターゲットは逃さない。
そんな男2人の殺し屋バディが、4歳の女の子を引き取るハメに。
新たに始まったのは、ホット&クールな男2人組と天真爛漫な女児との家族生活。
どんな仕事もこなす2人でも、1人の娘に悪戦苦闘。食事の世話から遊びの相手、保育園の送迎などに大慌て。それでも仕事の依頼は断れない。
さらに、女の子は2人が始末した極悪マフィアボスの隠し子だったのだ…!
果たして、仕事と育児の両立は可能なのか?
そして、仮初めの家族に幸せは訪れるのか?
オリジナルアニメーションを数多く制作してきたP.A.WORKSと、練り込まれたシナリオで定評のあるニトロプラスがタッグを組んだ新作オリジナルアニメーション。痛快アクション&ホームコメディ!
登場人物
来栖一騎(くるす かずき)
CV:豊永利行
主人公。28歳の殺し屋であるが、普段はノリが良く、能天気で料理が上手い。
過去には妻の袖子がおり、子供も生まれる予定であったが、死別してしまった。
こうした悲しい過去から最初はミリを煙たがっていたが、徐々に態度が軟化していき、ミリの入園準備の為に徹夜するなど養父としての自覚を持つようになる。実際に美咲の「立派なことを言うやつに限って家族を不幸にする」と言う発言に動揺していたり、「自分と一緒にいて良いことなんか何もない」と強がりつつも、零からは本心を見破られている。
ちなみに諜報活動の一環で女と寝たり、登園早々にママ友間で噂になるなど女ウケは悪くないらしい。
諏訪零(すわ れい)
一騎の優秀な相棒で25歳。組織のボスを父にもつ。無気力で冷静な性格であり、趣味はゲーム。ONとOFFを切り替えるために変装もする。
父親に殺し屋として育てられてまともに愛情を注がれなかった為に笑う事が出来ず、敵の襲撃に備えて湯船で寝るようになってしまった。
とはいえ、OFFの彼は渋々でありながらミリの遊びに付き合ってやるなど無害な人物である。
海坂ミリ(うなさか みり)
CV:木野日菜
本作のヒロインである4歳の女の子。好物は母親が作るハンバーグ(実際は惣菜)である。
一騎達が第1話で殺害したマフィアのボス・速水敦史(CV:興津和幸)の隠し子で、彼に会いにホテルを訪れた所に事件に巻き込まれ、そのまま一騎宅に居候する事になった。彼女曰く、パパは「困った時に助けてくれる存在」のことを言うらしい。
流石に四六時中彼女を連れ回すわけにもいかないので、第4話から保育園に預けられた。
天真爛漫かつ好奇心旺盛な性格で子供特有の腕白さで一騎たちを振り回し、殺し屋のアジトであろうとノリを崩さないある意味で大物。一見すると悩みがなさそうなタイプだが、上品な服装のために保育園での生活に馴染めずに悩む寂しがり屋な一面も。
九棋久太郎(くき きゅうたろう)
CV:森川智之
一騎と零に仕事を斡旋している喫茶「ヤドリギ」のマスターで32歳。
普段は穏やかに振る舞うが、一度キレると一騎をビビらせるほどの恐ろしさを見せる二面性を持つ。
一騎に頼まれてある女性に報奨金を分配しているようだが、本人に断られている為にカウンターの引き出しに貯金している。
海坂美咲(うなさか みさき)
CV:森なな子
スナック「STAR DUST」にて「MISAKI」名義で歌手兼ママを務める34歳の女性。
男運が悪く、前の男(=速水)にはヤリ捨てられ、現在の男にも暴力を振るわれる生活を送っている。
その正体はミリの実母。自分を尋ねてきた一騎の「親は子供が笑ってたら何としてでも守ってやりたいと思うもの」、「子供に人生を賭けるのが親の幸せ」という理想論に対して育児の苦悩を語った。
一方でミリは赤ん坊の頃から聞かされた「ニコニコの御呪い」を実践していたり、過去に撮影された写真には幸せそうに二人で写る姿が見られるなど、口ではミリを悪く言いつつも、本心では嫌ってはいない事がうかがえる。
挿入歌の「Don't say good bye」(作詞:Zinee・作曲:北川勝利)も彼女が歌唱している。
速水敦史(はやみあつし)
CV:興津和幸
第一話で一騎達に殺されたマフィアのボス。美咲の元恋人でミリの実父。
小木埜了(おぎの りょう)
CV:真殿光昭
無感情な表情の殺し屋。
一騎の妻を殺した事件にも関わりがある模様。諏訪重毅を「ボス」と呼称。何の感情も持たず多くの人を殺害してきた殺人マシーン。巨大な体と圧倒的な力で数々の組織を壊滅させ仕事を求め各地を転々としている。標的が死ぬ間際、最後に残す言葉をメモするクセがある
羽生杏奈(はにゅう あんな)
CV:照井春佳
ミリの通うあおぞら保育園の先生で24歳。通称「あんなちゃん」。
肉付きの良い外見をしており、穏やかな性格。ピアノが苦手。子育てに慣れていない一騎と零の良き相談相手でもある。
来栖柚子(くるす ゆずこ)
CV:伊藤静
一騎の妻。故人。一騎が標的を尾行中、その標的の乗った車のタイヤに小木埜が銃撃した事で標的が交通事故を起こし、不幸にも標的が交通事故を起こした場所が一騎との待ち合わせ場所で、その標的が交通事故を起こした事で爆発に巻き込まれる形で命を落とす。この死は長きに渡り、一騎を苦しめることになる。
泉かりん(いずみ かりん)
CV:長谷川育美
柚子の妹。留学を控えている。不運な事故により姉を失ったが、そのせいで責任を感じる一騎のことを気にしている。留学後はパリでの生活を満喫している。
諏訪重毅(すわ しげき)
CV:藤真秀
零の父で組織のボス。父の愛情が無く零とはマフィアの上司と部下の関係で接し、零に殺し屋の腕を叩き込んだ張本人で零には「ボス」と呼称させ稼業を継ぐように命じる。
条件付きで零の今の暮らしを容認させたが[14]『邪魔者は排除すべき』という考えを持っており、零が一騎やミリと楽しそうに過ごしていることを把握し、零の願いにも聞く耳を持たず小木埜を介して、二人の暗殺を計画する。
『組織を抜けたい』という考えを持つ零に対し、『組織からどうやっても逃れることはできない』と強請る。しかし零が自ら自分の腕を撃ち、『この腕が組織にとって必要なら、このケガで使えなくなった』と切り出される。別れを告げられ、零の背後に銃口を向けるが結局、銃撃することはできなかった。零はその後、組織を完全に離れたため以降の動向は不明である。
梶悟(かじさとる)
CV:木下浩之
組織の一員。零の師匠で、銃器の扱い方や仕事のやり方を教えた。組織を裏切ったことで重毅から抹殺対象とされる。始末を命じられた零と激しくやりあうが、最後は足を滑らせ転落死する。
中尾智恵(なかおちえ)
第一話で一騎にハニートラップを仕掛けられたホテルの従業員。
主題歌
OPテーマ「SHOCK!」
作詞・作曲・編曲・歌:Ayase
EDテーマ「My Plan」
作詞:yacco、Baku / 作曲:SHINTA、yacco / 歌:DURDN
放送リスト
No. | サブタイトル |
---|---|
1 | PIECE OF CAKE |
2 | THE KISS OF DEATH |
3 | SPICE OF LIFE |
4 | WHAT WILL BE, WILL BE |
5 | CRUNCH TIME |
6 | LOVE IS BLIND |
7 | AFTER RAIN COMES FAIR WEATHER |
8 | NOTHING SEEK, NOTHING FIND |
総集編 | CHERRY-PICK |
9 | NO SWEET WITHOUT SWEAT |
10 | LOST AT SEA |
11 | EVERYONE WILL BE HYPOCRITES |
12 | Daughter Daddies |
関連動画
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PV2