概要
漫画版『遊戯王GX』第9巻の付属カードとして登場した、闇属性・戦士族・レベル8の融合効果モンスター。悪を滅ぼす正義の集団「E・HERO」の一体であり、暗黒の力を使いこなす。原作でも光と闇はどちらも必要で適度なバランスが大切とか言っているので、正義の闇の戦士があっても問題はない。
攻撃名は「Dark diffusion(ダーク ディフュージョン」、効果名は「ダーク コンセントレイション」。
細身で刺さりそうなほどな鋭利なフォルムをしており、背中には鋭い羽根が生えている。手には尖った爪を備え、腰にも曲刀のような飾りが付いている。色は全身真っ黒で真っ赤な目が光を放っており、まさにダークヒーローといったデザイン。
テキスト
融合・効果モンスター
星8/闇属性/戦士族/攻2500/守2000
「E・HERO」と名のついたモンスター+闇属性モンスター
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカードの攻撃力は、自分の墓地に存在する
「E・HERO」と名のついたモンスターの数×100ポイントアップする。
解説
融合召喚でしか特殊召喚出来ないので、蘇生などで場に出すことは不可能。融合素材の指定は非常に緩く、結構簡単に召喚出来る。闇属性のモンスターは種類が豊富で強力なカードも多いので融合素材には困らない。D-HEROはすべて闇属性であり、仲間のE・HEROには強力な闇属性モンスター「E・HEROシャドー・ミスト」がいるため、融合も容易である。
しかし効果ははっきり言って力不足である。
特に墓地のモンスターを「ミラクル・フュージョン」などで有効活用するタイプのE・HEROデッキにおいてエスクリダオの効果は矛盾している。
さらに、同じような効果でより攻撃力の上昇率が多いE・HEROに「E・HEROシャイニング・フレア・ウィングマン」という完全上位互換なカードまでいる。
※素材指定は無視してというニュアンスと思われる。
このカードを使う際は効果のことはあまり気にしないほうがいいかもしれない。
エスクリダオの真価は(素材が)闇属性だということである。上述した通り闇属性は様々な強力モンスターが属し、デッキへの投入率が高いカードも多い。そのため、高い確率で「超融合」を使って出す機会が巡ってくる。「超融合」で相手の闇属性モンスターを巻き込んで召喚することが可能。
「超融合」あってこそのエスクリダオだと思っていいだろう。
そのポジションでもスターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンが存在するわけだが。
※現在ではカードプールの発展に次ぐ発展によりこのカードの価値も相対的に上がっている。
「V・HERO」「E・HERO サンライザー」登場等。
原作での活躍
『漫画版GX』において主人公・遊城十代の使用カードとして登場。
関連イラスト
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