概要
バンダイ初の日本で発売されたゲームボーイアドバンス用ソフト。予約特典は劇中BGMのサウンドトラック数曲とCGムービー、壁紙データを収録したエクストラディスク「SDガンダム GGENERATION ADVANCE ダブルプレミアムディスク」。ジオン公国軍のエンブレムが印刷された真紅の「ゲームボーイアドバンスSP シャア専用カラー」を同梱した限定版も同時発売された。
キャッチコピーは「予測できない展開が待ち受ける!」。物語は『1st』を中心に『ガンダムSEED』までの登場キャラクター・機体が、一年戦争を生き抜くストーリーとなっている。『GATHER BEAT』と同じイベントが多く、同作の実質的なリメイク作品と言える。最終ミッションで登場するラスボス「グロムリン・フォズィル」は本作オリジナルの機体で3度も復活するため、クリアするには困難が伴う。本作ではファンネル搭載機が優遇されているので、中盤にヤクト・ドーガなどを開発・捕獲してムウ・ラ・フラガ(本作では、空間認識能力はニュータイプという扱い)を乗せて運用させると物語を優位に進めることができた。
発売直前までSEED本編がアニメで放映されていたのもあって冒頭以外はオリジナル展開が多い。最終決戦ではクルーゼがフリーダムに乗って敵として現れ、そのステージをクリア後にフリーダムを鹵獲してキラが搭乗するという展開になっている。なおジャスティスガンダムは登場しないため、アスランの搭乗機は最後までイージスガンダムである。
携帯機で発売されたゲームとしては珍しくプロフィールモードも収録されている。