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M6000TCシステム

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まいくろうぇーぶろくせんさんだーこんとろーるしすてむ

M6000TCシステムとは、ゴジラVSビオランテに登場する兵器(メイン画像右下に並べられた物体と右後方のアンテナ状の物体)。

概要

映画『ゴジラVSビオランテ』に登場する人工雷システム。

そのシステムを一言で説明するならば「巨大な電子レンジ」ともいうべきものであり、ヨウ化銀で作った人工雲と巨大な電位差発生装置により人工的に落雷を発生させ、発生した超高周波により分子振動を起こして目標を加熱するシステム。

ソニックビーム車というパラボラアンテナのついた専用特殊車両で特殊な磁場を発生させ、大型の地雷のような電位差発生装置についている避雷針に向かって人工的に落雷を発生させる。

より詳細に説明するとソニックビーム車8輌と電位差発生装置140基で実験フィールドを1つを形成され、電位差発生装置に負の電荷をかけると、上空で帯電しているに対して稲妻が放電され、発生した高周波により対象物が加熱される。その熱エネルギーは、電位差発生装置1基で戦車一台を容易に溶かすほどであり、あくまで科学実験設備でありながら対地兵器と表現する資料もある。このTCシステムの運用には大電力を必要とするため、原子力発電所による電力供給が可能な若狭湾付近に実験場が設けられていた。

作中ではまだ実験段階の兵器だったのだが、ゴジラの体内に打ち込まれた抗核エネルギーバクテリアを活性化させる為、黒木特佐の発案でゴジラの体温を上昇させる「サンダービーム作戦」に投入された。システム自体には武装がないため、作戦エリアまではメーサータンクによる攻撃でゴジラを誘導、その後もメーサータンクや戦車パトリオットミサイルなどの攻撃によりゴジラを作戦エリア内に封じ込めた。抗核エネルギーバクテリアの効果が現れるまで時間がかかったため、ゴジラの反撃や、突如として出現したビオランテとの戦闘に巻き込まれて大きな損害を出しながらも、最終的には作戦は成功している。

また、白神源壱郎を射殺したサラジア共和国の諜報員SSS9に対しても黒木が電位差発生装置を作動させており、人工雷が発生した瞬間にSSS9は跡形もなく消滅した。

漫画版での活躍

坂井孝行による漫画版『ゴジラVSモスラ』では黒木特佐と共に再登場。東京を破壊するモスラ幼虫に対して使用され、表皮が沸騰・破裂するほどのダメージを与えている。ただし、直後にモスラは蛹化して変態した為、トドメを刺すには至らなかった。

同作者の漫画版『ゴジラVSデストロイア』では派生型のPE(ペルチェエフェクト)6000サンダーコントロールシステムが登場し、バーニングゴジラの冷却に使用された。

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