これが尊いものではないことくらい、誰もが小学校で習っているだろう。
注意
この記事は普通の記述ですと影響を与えてしまう可能性があります。
そのため、LacVerseを記事の表現に混ぜています。
ここに概要
アイテム番号:SCP-153-JP
オブジェクトクラス:Euclid
SCP財団日本支部が管理するSCPオブジェクトの一つ。《ここに通称を書いたら台無しだ、後回しにしろ》
その本体は物理キーボードでしか起動できないプログラムであり、トリガーワードを知らずともそれを入力する事が起動条件になっている。
PCにプログラムが入っているかどうかに関わらず、PCや物理キーボードの状態を無視して起動する。
内容は起動した本人にしか見えず、覗き見した人の目や撮影、録画した映像には只の赤いノイズしか写らない。それから、起動した本人も18時間は再度起動できない。
Q. トリガーワード?
A. SCP-153-JP指定キーワードとも。アルファベット28文字だが、既存の言語では何の意味も持ってない。しかしトリガーワードを入れた人はその意味を理解する。知っただけでも打ち込もうとするんだが、Pathfinderでいう所の真言が何かか?
SCP-153-JP-1
SCP-153-JPを視聴した人間をSCP-153-JP-1とするのが財団報告書の表記。SCP-153-JPには繰り返し視聴させるサブリミナル効果か何かが仕込まれている。それを繰り返し視聴すると物理的には天使化が進行するんだが、精神的にはもっと危ないものになる。
フェーズ | 物理的な変化 | 備考 |
---|---|---|
フェーズ1 | 簡単な未知の言語を操るようになる。 | 頻繁にトリガーワードを口にする。動画の内容もこの言語でしか説明できないようで。なお視聴しないでいると元に戻る。 |
フェーズ2 | 背中から翼が生える。 | 翼の色の描写なし。翼は物理的に生えているため、取り除くには外科手術が必要。 |
フェーズ3 | 翼はより立派なものに成長、光輪も頭上に付く。 | 光輪の色の描写なし。光輪は認識できても触る事ができず、視聴しないでいると消える。 |
フェーズ4 | 奇跡と称する能力が使えるようになる。 | 視聴しないでいると能力も失われる。精神面では罪を犯していないがSCP-153-JP-1でもない人間に対しても「[編集済]」などと責め立てる。 |
フェーズ5 | 食事や排泄、SCP-153-JPの必要性が無くなる。 | 記憶処理をしても元に戻らない。 |
Q. フェーズ5の先は?
A. 突然垂直に浮上しながら少しずつ姿が薄れていき、高度10000メートルで完全に消失してしまう。天界に行った可能性も考えられる。飛翔中のSCP-153-JP-1は既存のあらゆる楽曲と一致しない歌(一応メロディーラインは軍歌に酷似)を歌い、半径300メートル以内の人々にSCP-153-JP-1を視認させると共にSCP-153-JP指定キーワードを認識させてしまう。
Q. フェーズ5の飛翔は止められる?
A. 財団は一度試みた。結果は…《察してくれ》…以降、飛翔を止める事は禁じられている。
Valiant Heroなのか何なのか
財団の調査で、一件だけ飛翔後に何があったのか明らかになっている。
とあるSCP-153-JP-1が飛翔してから数か月後、彼の両親の元に白い服を着た男性(両親は面識はないと証言)が現れ、15センチ角のアカシア製の箱を置いていった。
両親がその箱を開けたところ、中に入っていたのは……
彼らの息子の手首だった
以下省略。SCP-153-JP-1の遺品にも同様の精神汚染の作用がある可能性が指摘され、監視の対象となっている。
外部リンク
関連タグ
徴兵令: 記事の都合で上述しなかったが、これが愛称。