概要
『SLで行こう!』は初代プレイステーション後期にあたる1998年に発売されたゲームタイトルの一つである。トミー(現:タカラトミー)から全2作が発売された。
両作とも「蒸気機関車運転シミュレーション」という副題がある。
タイトーの「電車でGO!」の蒸気機関車版ともいえるもので、UIも同作に酷似している。
ゲーム内容
蒸気機関車を運転し、水と石炭の消費量を気にしながら次駅へと向かう。道中で水と石炭が尽きるとゲームオーバーとなる。
二人同時プレイも可能でその場合は片方が機関士として蒸気機関車を運転、もう片方は機関助士として石炭をくべる。
2作目では連結両数が増えると運転が難しくなるルールが追加された。
登場路線
1作目
2作目
こぼれ話
- 元々は1980年代から構想があったが、当時はPCゲームだった為、開発費の割に採算が取れないと長年棚上げが続いた。
- しかし、1996年にタイトーが「電車でGO!」をリリースした事にショックを受け、PS1のゲームソフトとして漸く陽の目を見た。
- 後にタイトーも「汽車でGO!」を発売している。
- 奇しくも本作同様機関士と機関助士の2Pプレイが可能となっていた。
関連項目
Train_Simulator:言わずと知れた鉄道運転ゲームのロングセラー。『電車でGO!』も同作の影響で稼働にこぎつけたとされる。
GO!シリーズ:『電車でGO!』から始まる鉄道、車、建築車両、飛行機等を操縦する名作シリーズ。
三丁目の夕日:同じく昭和モチーフの作品。1980年代からアニメ化の構想があったものの長年棚上げとなり、1990年にアニメ化されるが特番の影響で放送時間が確保できず、最終的に打ち切られるなど扱いは芳しくなかった。