[複数波動砲搭載型]
複数の波動砲を切り替えて使い分けることができる人型変形機体。
概要
初出は『R-TYPE TACTICSⅡ』。地球軍後編シナリオから登場する人型兵器TL-2Bヘラクレスの派生型。TL2ATパトロクロスのように移動力が上がる一方で超絶波動砲以外は使用できない巡航形態に変形可能。
ユニットの構成は単機型で、耐久力はHPで表示される。「究極のウェーブキャノンスナイパー」の異名通り、武装は全てが波動砲で占められており、肩部には近~中距離戦に対応した炸裂波動砲、腰部には長射程の圧縮波動砲をマウントし、背部には戦艦クラスのユニットに致命傷を与える超絶波動砲を装備する。
装備
超絶波動砲
枝分かれするように放たれる光条で複数のユニットを攻撃する長砲身の波動砲。艦砲を除けばトップクラスの攻撃力だが、チャージから発射までに要するターン数は全ユニット中最長の9ターン。人型・巡航形態を問わず使用できるが、巡航形態で被弾した場合にキャンセルされるのは超絶波動砲のみで、圧縮・炸裂波動砲の温存のためにあえて巡航形態に変形するという戦法がある。
炸裂波動砲
RXwf-10同様、炸裂時に爆風を伴って範囲内にダメージを与える波動砲。左肩に装備され、射撃時にバレルが伸縮するギミックがある。
圧縮波動砲
Rwf-9Dと同等の長射程波動砲。射撃時には腰部のラックから取り出して射撃体勢を取る。
R-TYPE FINAL3
2023年12月のアップデートにてTL-2ATと共に『R-TYPE TACTICS』シリーズから逆輸入される形でプレイアブル機として追加。形式番号はTH-01となっている。本機を開発するにはTL-2B2を先に開発している事が前提となる。
なお、R's Museumでは「複数の波動砲を使い分けることができる」と解説されているが、他の人型可変機と同様に人型形態と巡航形態とで2種の波動砲が切り替わる点は変わらない。
武装
超絶波動砲
巡航形態時でのみ使用可能な波動砲。圧縮波動砲と同様に直線状にレーザーを照射する。最大7ループチャージが可能だが、ボスを含めたあらゆる敵を一撃で葬り去るギガ波動砲と比較して7ループまでチャージする必要性は低い。
衝撃波動砲MAX
人型形態時でのみ使用可能な波動砲。こちらも最大7ループチャージが可能で、衝撃波動砲Ⅱから更に威力が向上し、最大チャージ時に放つと画面全体が紫色の爆風に包まれる。
ビームアックス・フォース
TL-2A2にも装備されているフォースで、斧状に形成したビームを振るいダメージを与える。ビームサーベル・フォースに比べてビームを振るう速度は遅いが、その分威力は向上しており、フォースシュート時の攻撃判定も拡大している。
ビームアックス・紅蓮
ビーム・紅蓮のように2回連続で斬りつけ、ワンテンポ置いた後に振り下ろす斬撃を行う。攻撃時にはサブショットが放たれる。
ビームアックス・萌木
ビーム・群青のように斜め45度に緑色のビームを形成して振り回す。サブショットが同時発射される点も同様。
ビームアックス・黄昏
ビーム・黄昏のようにサブショットを伴わない斬撃のみの攻撃を繰り出す接近戦に特化した攻撃。
6WAY追尾ミサイル
TLシリーズのみが装備可能な6連装ミサイル。6発の追尾ミサイルを同時発射可能だが、追尾性能は4WAY追尾ミサイルよりも劣っている。
爆雷
機体の真下に投下する爆弾。威力は低いものの爆風によるダメージも期待できるほか、敵に肉薄した際の連射性にも優れている。
シールドビット
フォース強化時の支援攻撃を行わない代わりに、フォースと同等の敵弾防御能力を持つ防御型のビット。当機を始めとした人型変形機体や接近戦を得意とする機体に採用されている事が多い。
シャドウ・ビット
自機の移動時に攻撃判定のある残像を発生させるビット。ただし、射撃機能は廃止されている。