表記ゆれ:ghoulschool
概要
アメリカ合衆国の複数のカートゥーン作品に登場する、モンスター娘が集う架空の学校。
初出は『Scooby-Doo』シリーズの長編エピソード『Scooby-Doo and the Ghoul School』(1988年)。
この時期『Scooby-Doo』のTVシリーズ本編は、レギュラーメンバーの子供時代を描いた第八作『A Pup Named Scooby-Doo』(1988年-1991年、3シーズン27エピソード)の放映がスタートしていたが、『the Ghoul School』は成人した後のシャギーとスクービー、スクラッピーが登場する。
ミス・グリムウッドのフィニッシングスクールに招かれたシャギーは、在籍する少女たちがいわゆる「ユニバーサル・モンスターズ」として知られる著名な怪物の娘であり、学校のスタッフも全て人外のモンスターであることを知り恐怖するも、成り行きで体育教師として赴任することになる。
邪悪な魔女・リヴォルタ(Revolta)の陰謀から少女たちを救ったことで英雄としてたたえられ少女たちから好意を寄せられるものの、新たに入学する予定のモンスター娘たちに恐れをなして結局は逃げ去ってしまう。
本作のモンスター娘たちは、『OK K.O.! Let's Be Heroes』シーズン2エピソード#27『Monster Party』(2018年)で再登場している。
モンスター娘たち
CV:Susan Blu
その名前は「シビュラ」と「ベラ・ルゴシ」を、髪形は「エルヴァイラ」を意識したとする説が有力。
CV:Patty Maloney
小柄なミイラ娘。父親は "Mummy Daddy" と呼ばれており、イムホテップなのかカーリス(Kharis)なのか、どちらでもない何者かなのかは不明。
その名前は古代エジプトの都市に由来する。
CV:Pat Musick
長身の人造人間少女。父親は "Frankenteen Senior" で、この世界では「フランケンシュタインの怪物」が種族として独立しているようである。
その名前は、髪型の元ネタでもある『フランケンシュタインの花嫁』の花嫁を演じたエルザ・ランチェスターからとられている。
CV:Marilyn Schreffler
人狼少女。父親の "Papa Werewolf" とともに、変身はせず半人半狼の姿で生きている種族。
"Winnie" は基本的には熊を意味する。クマなのかオオカミなのかどっちだ?
CV:Russi Taylor
幽霊少女。その肉体は透明で物体をすり抜けることができる。
父親はこれも幽霊の "Phantom Father" で、生前親子関係にあった幽霊なのか、幽霊になった後に幽霊の娘が産まれた(?)のかはやはり不明。ただし Phantom Father の容姿は『オペラの怪人』のエリックに近い。
新入生
オチ担当。"Alien girl" "Sea creature girl" "Godzilla's daughter" の三名が。それぞれの父親とともに登場している。