ところてん(食品)
漢字で書くと心太/瓊脂。
天草(テングサ)という海藻を煮詰めた液を冷やすと固まって寒天になる。
それを四角く細長い筒状の『天突き』とよばれる専用の器具に四角く手頃な大きさに切って入れる。
寒天を入れたのとは反対側の天突きの先は細い針金で細かい格子になっており、四角く平たい板が垂直についた突き棒で入れた側から寒天を突くと、寒天は四角く細い麺状に切れてにゅるんっと押し出される。
なお、天草(テングサ)を煮詰めた液を冷やして固めた寒天を凍結乾燥させると棒寒天として保存に適した状態になる。
これで寒天を作る場合は、時間をかけてよく水でふやかしてからちぎり、寒天として固めたい液体を分量だけ一緒に鍋に入れ、その液体ごと熱して煮溶かす。
最近では、ふやかす手間が要らない粉末状になった粉寒天もある。
栄養価はほとんどないが、食物繊維が豊富であり整腸効果があるため、ダイエット向きの食品である。
ちなみに東日本では三杯酢をかけて食べるのが主流だが、西日本では黒蜜をかけてお菓子として食べる場合もある。ほかにもめんつゆ、魚介のダシ、酢味噌、酢醤油など全国津々浦々バリエーションが多い。それだけ古くから庶民の軽食として定番だったといえる。
ところてん(R-18)
上記の意味より転じ、食品の製造工程のように後ろから挿れて(突いて)、前から出ること。
ふたなりが女性器を同様に突かれるシチュエーションもこう呼ばれることがある。
実は後ろからの刺激で出ることは少なく、よほど素質があるか、開発されていないと無理。
また、フィクションでは派手に噴射することが多いが、実際にはトロトロと零れるように出る。
pixivにおいてもところてんと言えば、大体コレを指す。
関連キャラ
身体そのものがところてんで構成された人物(物体?)。
野菜に模した魔剣(というか野菜そのもの)を振るったり、柔らかさを活かした必殺技を持つ。
『ぬ』が好き。