概要
片手に壺を持ったぽっちゃり系のドラゴンで、初登場は『ドラゴンクエストⅧ』。
『ドラゴンクエストⅧ』ではベル型のモンスターであるリンリンとは仲が良いらしく、戦闘中にリンリンに呼ばれて出現することもある。
序盤で登場するモンスターの中ではHPと攻撃力がずば抜けて高いうえに、全体攻撃の「かえんのいき」や命中低下の「すなけむり」まで使ってくる。
ちなみに持っている壺には景気づけのための酒が入っているらしい。噛み砕いた木の実を発行させて作るとか。
スカウトモンスターとしても登場し、仲間にすることも可能。
『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』以降のドラゴンクエストモンスターズシリーズやドラゴンクエスト モンスターバトルロードシリーズなどの作品にも出演している。
ドラゴンクエストモンスターズシリーズでもやはりパワー系のモンスターとして出演しており、「会心出やすい」という「かいしんのいちげき」が出やすい特性を持つ。
デンデン竜系のモンスター
通常モンスター
- ドラゴンバゲージ
体色は緑色。名前の「バゲージ」は手荷物という意味。
食料を拾っては壷に入れて保存するしっかり者のドラゴン。ツボの中身はお酒だったりジュースだったりで、作品によってはアル中という設定を持たされている。ジュース説の場合「動けるデブだがジュースで水分補給が欠かせない」らしい。
HPが高くはげしいほのおを吐いて攻撃してくる。一気飲みして体力を回復することもある。
11にも登場。主人公をお兄ちゃんと呼ぶ妹属性なドラゴンバゲージが登場する。異変後にはぜひメダル女学園に迎えてあげよう。
『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー1』では災厄イベント後のヨッドムア島に登場する野生個体がHPと攻撃力に特化したステータスを持つ。正直この2つが高ければ後のステータスは低くても配合素材として何とかなるので、パーティの補強に役立つ。
ドラゴンクエストモンスターズシリーズでは経験値増(獲得経験値10%アップ)やアイテムドロップ率アップなど育成に役立つ特性を多く持つが、対戦では完全に無意味。ちなみに、『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』及び『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2』では特性を持たないモンスターも少なくなかったが、『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2 プロフェッショナル』以降はどんなモンスターでも最低3つは特性を持つようになり、こいつのように「育成では役立つが対戦では無意味な特性を持つモンスター」も現れはじめた。
- ボボンガー
系統最上位種。体色は紫色。
HPと攻撃力が高く、はげしいほのおを吐いて攻撃する。
壺の中に入っているアモールの水を飲んで回復してくるという、見かけに寄らず慎重な一面を持っている。
ちなみにアモールの水は元々『ドラゴンクエストⅥ』で登場したアイテムで、「アモールの滝」で採れる名水。使うと60~70くらい回復する(だいたいベホイミ並み)。
ボスモンスター
- デンダ
『ドラゴンクエストⅪ』に登場するボス。体色は水色。
つめたいいきで攻撃してくるほか、手下としてデンダの子分(外見はあやしいかげと同じ)を従えている。
ホムスビ山地の荒野の地下迷宮にアジトを構えており、ルパスを誘拐した他、ベロニカから彼女が持つ殆どの魔力を強奪した(その際ベロニカは必死に抵抗するも年齢まで奪われ現在の幼い姿になってしまった)。
『ドラゴンクエストⅪS』で声を務めた堀内賢雄氏は、同作では主人公の父親のアーウィン役としても出演している。
- デンべえ
『スライムもりもりドラゴンクエスト2』に登場するボス。しっぽ団の一員で、三大しっぽ兵という幹部の1匹。
レンキン山に住まうレンキン様を奪い、錬成させた物を投げつけて攻撃してくる。スラ・ストライクが通じないが、自分が投げたもので自滅する間抜けな一面をもつ。
所詮では本物のレンキン様を使っているので当然なのだが、再戦以降は「ピッタリ同じ釜ができた」といい壁の穴に自分で嵌めたであろうレンキン様のような釜を取り出してそれを使って錬成してくる
……ということはコイツ錬金釜を作成できる技術を持っているのだろうか
- ミミガー
『星のドラゴンクエスト』のストーリーシーズン2バルザス大陸のボスとして登場。ミガーファミリーの一員。