概要
CV:高塚正也
ハーミラとは、アニメ『ドラゴンボール超』に登場するキャラクターである。
力の大会における第2宇宙の戦士。
名前の由来は肉の部位のハラミからだと予想される。
かなり大柄な戦士かと思われるが大きさが場面によってコロコロ変わって安定しない。それでも天津飯よりは二回りほど大きいのは確実。
ライフル銃のようなものが両腕についている。相方のプランとの連携で遠くの相手を狙撃するのが得意の戦法。
狙撃で第6宇宙のDr.ロタを瀕死寸前に追い込み、悟飯を苦しめピッコロの腕を何度も切り飛ばすなど中々の損害を与えた。
自身の得意な状況に持ち込むことで戦いを優勢に進めていたが、持ち前の動体視力で居場所を特定した天津飯に四身の拳を利用して距離を詰められる。これに焦ったハーミラは岩陰に隠れるも、新気功砲で岩ごと吹き飛ばされる。
しかしその後、痛めた両腕を下に向けて光線を撃ち、武舞台を破壊して天津飯を場外へ落とし辛くも勝利をもぎ取った。
…と思われたが、天津飯の分身たちがまだ上に残っていたために分身たちに羽交い締めにされ、一緒に落とされたことで相打ちの結果となった。
余談
戦士のみならず界王神や破壊神に至るまで独特なノリの愉快なメンバーが多い第2宇宙の面々の中では性格・能力ともに純粋に戦闘に特化したタイプで、相方のプランともども浮いた存在である。
銃のついた両腕の形状は自然のものというよりは改造されたものに見えるためサイボーグの類なのかも知れない。
戦法は暗殺向きで、他の宇宙の戦士だと言われても違和感がないほど。
しかし、残った仲間のためにミラクルライトを振って応援する姿はやはり立派に第2宇宙の一員であった。
第7宇宙に与えた損害だけを考慮すると、同じ第2宇宙のエースがシンプルに強い猪突猛進タイプのリブリアンだったのに対し、こちらは一筋縄ではいかないトリッキーな難敵だったと言える。
力の大会で天津飯はあまり活躍しなかったという声が一部にあるが、106話でこのハーミラを倒せずに野放しにしてしまった場合、117話でリブリアンらと激闘を演じていた人造人間たちが狙撃を食らっていたであろうことは想像に難くなく、最悪、援護射撃による隙を突かれるなどして第2宇宙が勝利していた可能性すらある。ここで17号と18号が第2宇宙に勝利を収めて生き残り、更にはその18号の自己犠牲により場外落ちのピンチを逃れた17号が大会の最後にもたらした結果を考えれば、ハーミラを相討ちに持ち込んだ天津飯の活躍の大きさ、その価値はむしろ計り知れないだろう。