概要
山陽本線と山陰本線、及び関門トンネルから鹿児島本線/日豊本線の電車が乗り入れる。
JR西日本・JR九州双方の終点であり、九州間を往来する場合は必ず当駅で乗り換えが生じる。
2009年3月までは本州と九州を結ぶブルートレインも停まっており、当駅で電気機関車の交換を行っていた。
駅は高架3面8線の駅で、1番乗り場と10番乗り場が通過線である。駅番号は「JA53」(JR九州)である。
先述のブルートレインを含む長大編成の特急列車が停車していた名残で、現在の使用状況に対しホームは非常に長い。
長らく本州と九州を結ぶ要衝であり続けた中で、1999年には「下関通り魔殺人事件」、2006年には「下関駅放火事件」という悲劇も経験している。後者の事件により駅舎が半焼したため建て替えが行われ、2014年に現在の駅舎が完成した。
余談だが、山口県の駅では当駅が最も利用者が多く1万人の乗車人員を超えているのは当駅のみである。
駅構造
島式3面6線の高架駅。
のりば | 路線 | 方向 | 行き先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
3・4 | 山陽本線(JR西日本) | 下り | 小倉・博多方面 |
|
6 | 山陽本線(JR西日本) | 上り | 新山口・防府・岩国方面 | |
7・8 | 山陽本線(JR西日本) | 上り | 新山口・防府・岩国方面 | 朝の一部列車のみ |
山陽本線(JR九州) | 下り | 小倉・博多方面 | ||
9 | 山陰本線(JR西日本) | 上り | 小串・長門市方面 |
利用状況
- 2018年(平成30年)度の1日平均乗車人員は10,320人である(山口県統計書より)。
- 山口県の駅では最も利用者が多い。
利用状況比較表
年度 | 乗車人員 | 乗降人員 |
---|---|---|
2008年(平成20年)度 | 11,282人 | 22,565人 |
2009年(平成21年)度 | 10,857人 | 21,714人 |
2010年(平成22年)度 | 10,782人 | 21,564人 |
2011年(平成23年)度 | 10,584人 | 21,169人 |
2012年(平成24年)度 | 10,432人 | 20,864人 |
2013年(平成25年)度 | 10,541人 | 21,083人 |
2014年(平成26年)度 | 10,438人 | 20,875人 |
2015年(平成27年)度 | 10,595人 | 21,190人 |
2016年(平成28年)度 | 10,425人 | 20,851人 |
2017年(平成29年)度 | 10,381人 | 20,762人 |
2018年(平成30年)度 | 10,320人 | 20,640人 |
関連タグ
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