「愛してくれオレの作った車を。
愛してやってくれ、その悪魔のZを。
お前ならできる・・・
走るために生まれてきた、とびきりのヤツなんだ
もうオレは悔いはない・・・」
概要
CV:三宅健太
L型をメインに手掛けるチューナー。悪魔のZ生みの親でもある。
かつてはYM SPEEDの山本和彦やRGOの大田和夫らと共に一線で活躍していたが、手掛けた車があまりにも速すぎて、乗り手が次々と事故を起こすことから「地獄のチューナー」と呼ばれ、恐れられている。このため"商売としてのチューナー"は成立しなくなってしまい、ショップは倒産、家族にも逃げられてしまった。
現在は、自称「自転車操業の自転車屋」、北見サイクルの店主として、単車コゾーの愛車の面倒を見たりしている。
人物
容姿
髪色はグレーがかかっておりセンター分けされている。左目を縦に横断する形で傷跡があるが、これはレース中の事故でできたもの(小説版より)。
常にツナギを着ている(色は作品ごとに異なっており、原作では白、アニメでは緑がかった灰が用いられている)が、必要に応じてジャンパーを羽織ったりもする(島と共に大阪へシゲの元を訪ねた時など)。
性格
基本的に不愛想で、人付き合いはほとんどない。しかし、自身と悪魔のZが認めた相手に対しては、とことん面倒を見る義理堅い性格である。また、
・高木に半ば無茶振りで、炎上してしまったZの再生を依頼した際、過労で倒れ弱気になっていた彼に対し、昔グリーンオートの二代目社長のポルシェが大破した際、新車同様に復活させただけでなく、RR車最大の弱点である直進安定性の低さを劇的に改善させてみせた仕事ぶりを引き合いに出し、やる気に再び火をつけたり、
・相沢洸一の仲間たちがケイのスープラを手掛け、結果としてボディが再起不能になってしまった際には「走り続けていくコトで見えてくる世界があるコトを お前達は教えてやれなかった」と喝破したり、
・山本がレイナのR32で本来出したかった出力をさりげなく引き出し、彼の背中を押す
・・・などの一面も見せる。
技術
L型をイジらせたら天下一品だが、実は松木からポルシェのチューニングを依頼されて以降、水平対向エンジンの改造も得意とする。また、リカコと共に悪魔のZで走った際、エンジンの回転数をほとんど上げずに速度を乗せていく芸当を披露し、彼女を驚かせていた。
現在はZのチューニングはリカコに任せており、自分は島達也のブラックバードのポルシェ専属のチューナーとなっている。