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嘲風

ちょうふう

人形劇・布袋劇「東離劍遊紀」の登場人物。あるいは竜生九子の一体。
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空想上の動物の嘲風編集

『懐麓堂集』の説による竜生九子の一つ。姿は鳳凰に似て、鳥の化身である。普段は険しいところを好む。遠くを眺める事を好むともされ、建物の屋根の軒の上に立っている。軒の上にいる、ということで、シーサーの起源である、という説がある。


概要編集

CV:釘宮理恵

キャラクターデザイン:minoa(ニトロプラス)


西幽の皇女。父の幽皇に政務のすべてを任されているが、その権力を濫用し、残虐な遊戯で芸人を次々と死に追いやっていく。初登場は「西幽玹歌」。

人形のデザインは、ゴスロリがモチーフである。


嘯狂狷が連れてきた楽士の浪巫謠を、退屈しのぎに衛兵と戦わせた。

その魔性の歌声と、衛兵たちを返り討ちにしながら見事に演奏を続ける姿に惚れ込み、彼を「私の鶯」と呼んで籠の鳥とした。


浪巫謠が殤不患睦天命らと共に姿を消してからは狂ったように行方を探し続け、成果を上げられない兵を次々に処刑するなど、暴君ぶりにも拍車がかかっている。

そして元より「大悪党・啖劍太歳」として追っていた殤不患に対しても、自分の鶯を奪った者として激しい憎悪を向ける。

第3期で思いがけず浪巫謠と再会した際には、喜びながら彼を刺殺しようとするなど、その入れ込みぶりは病的になっている。


浪巫謠からすれば彼女は邪悪だが、同時に一般社会に居場所の無い自分を庇護してくれた人でもある。

また元から暴君だったとはいえ、本格的におかしくなったのは自分の魔性の声のせいではないかという負目もあり、複雑な感情を抱いている。

ある意味では、彼の母親と近い立ち位置なのかもしれない。


関連タグ編集

西幽玹歌 浪巫謠



































ネタバレ注意






















第3期にて衝撃の事実が発覚すると同時に、彼女もまた巨悪に騙され踊らされている大勢の中の一人に過ぎなかった事が判明する


そして第4期では、殤不患の協力者である天工詭匠の隠れ家が判明したため、自ら部隊を率いて襲撃する。

皇軍兵たちは睦天命の音波攻撃と、天工詭匠が仕掛けた多数のトラップに苦戦するが、嘲風はその中に火薬を使ったトラップが無いことから、睦天命の弱点が爆音であることを見抜いて形勢を逆転した。


単なる暴君ではなく頭も冴えるところを見せつけた嘲風だが、突然鬼奪天工ガトリング砲を乱射しながら戦場に乱入


彼は天工詭匠とは袂を分かった兄弟弟子であり、因縁の決着をつけるべく周囲の状況もお構いなしに現れたのだ。


更に天工詭匠がそれに対抗しパワードスーツを引っ張り出してきて大暴れするという、あまりにもぶっ飛んだ展開が始まったため、嘲風は狼狽するしかなく、混乱の末に兵士達は全滅してしまった。

さらにその挙句、敗北して深手を負った鬼奪天工が執念で開いた異空間の穴に吸い込まれ、天工詭匠、睦天命らと共に魔界へと転移してしまう。


頭を撃って気絶した嘲風は、遥か彼方から聞こえた浪巫謠の叫びに目を覚ました。

一緒に転移に巻き込まれた指揮官の将軍(声:福島潤)は魔界に来てしまったと知るや否やパニックを起こし、嘲風を見捨てて逃げ出そうとするも、即座に魔界の猛獣・悍狡の餌食となってしまう。

味方を全て失った嘲風は敵である天命に助けられ、彼女らと共に行動せざるを得なくなる。

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