概要
12月31日の事。
「晦日(みそか。古語で「つごもり」)」とは月の最終日を指し、太陰太陽暦である日本の旧暦では、夜が最も暗くなりきる日。月齢0の新月から次第に明るさを増し始める日=次の月の初日(1日)の前日にあたる。
そのうち、年の最終日にあたる、最終月の最終日が大晦日である。
旧暦の大晦日
旧暦では通常は12月29日か30日(年によって違う)だが、閏月が12月の後に続く場合は閏12月29日か30日になり、新暦の1月下旬~2月下旬ごろになる。
新暦では新暦の12月31日に固定しているため、冬至の約1週間後であることは常に変わらないが、月齢は一定せず、晦日でも満月である事もある。
現在では正月の準備を(大抵は慌ただしく)済ませてからテレビの特番を見て、除夜の鐘をつきに行く程度だが、昔は店のツケ(後払い)を回収に来る日であり、その辺りの攻防が落語のネタにされるほどであった。
時代劇などで明治初期以前の描写をする場合、うっかり空に月を描いたりしないように気を付けよう。
現代の大晦日
紅白歌合戦をはじめとした大晦日番組を見ることが国民的行事だったが、娯楽の多様化で必ずしもテレビを見ているとは限らなくなった。
pixivでは、大晦日の風物詩のイラストや、その年を締めくくるイラストなどに付けられる。
関連イラスト
関連タグ
狙われた夜/血に染まる大晦日のロックパーティ…大晦日を題材にしたホラー映画。
大晦日に行われる主なテレビ番組・イベント等
格闘技…現在はRIZIN。かつてはK-1やPRIDEなどが行われていた。また、この日にボクシングの世界戦が中継されることもある。