根性を優先し、多少の困難も根性によって乗り切ろうとする考えのことである。極限を耐え抜き、突破するという利点もあるが、相当な犠牲を強いることも多いため否定的な見解も少なからず存在する。また、他者に強要することはパワハラに該当する。
当たり前だが、「根性」という指標だけで万事何とかなるのなら、そんな楽な話はない。
実戦に即していない非効率極まりない方法であったり、選手や社員の健康を軽視した危険な方法や対処、しかもそれらを美徳と勘違いしている場合も珍しくない。(運動中に水を飲ませないなど)
相手が名監督だろうが上司だろうが、何だろうが疑うことも大事である。(過去に功績を挙げた=指導者としても優秀…という保証はない)黙って従えば、最期に待っているのは過労死か自殺、良くて精神崩壊かうつ病くらいしかない。
ぶっちゃけ「根性論以外に何も考えてない」のと同義であるため、謎の義務感や罪悪感は捨ててさっさと退職・転職も視野に入れよう。
これは根性論だけが該当する部分ではないのだが、いわゆる知的障害や発達障害、うつ病などを「お前が頑張れば改善する、だからもっと頑張れ、やる気を出せ」などと強引に解決させようとする者も少なからず存在している。
特に現代に比べると情報が少なかった世代(の一部)や自力で解決した(と思い込んでいる)者はそういったことに関しての知識が乏しいこともあり、「元気があれば何でもできる」と言わんばかりに当該者を追い詰め、結果として事態を悪化させたり、最悪の事態を招いてしまうこともある。
これに関しては、当該者の状況を見た上で適切な判断にて対応するのが最善策とされている。一方的な根性論を押し付けるなど、もってのほかである。
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