プロフィール
キャッチコピー | 直向きにどこまでも!意欲溢れるトレーナー |
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誕生日 | - |
身長 | - |
体重 | - |
スリーサイズ | - |
職業 | トレーナー |
担当ウマ娘 | ハッピーミーク |
ヒミツ | ①ひったくり犯を捕まえて感謝状をもらったことがある |
自己紹介 | こんにちは、桐生院葵です。トレセン学園の新人トレーナーです。まだまだ未熟者ですがウマ娘の為、精一杯、努めて参ります! |
CV | 岡咲美保 |
トレーナー界の名門、桐生院一家のひとり娘。
一族の教えが詰まった『トレーナー白書』を教本に、担当ウマ娘であるハッピーミークの勝利を目指して日々努力を重ねる。何事も一生懸命に取り組む彼女の姿に、周囲も期待を寄せている。
(公式ポータルサイトより)
概要
トレーナーの名門・桐生院家の娘。トレセン学園ではプレイヤーと同時期にトレーナーとして着任、初めての担当ウマ娘・ハッピーミークとともに勝利を目指す。
容貌・服装
ハッピーミークと並ぶと身長は数センチ低く、体型はややスレンダー寄り。
襟にフリルのついたロングカフスの白ワイシャツ・フォーマルな黒の袖なしシングルボタンベスト・黒い七分丈のジョガーパンツ・サイドゴアブーツを身に着けている。
髪型は正面から見れば編み込んだ左前髪をヘアピンで留めたボブカットに見えるが、後ろは小さいポニーテールを結ったハーフアップになっている。
人物像
競走ウマ娘を育成するトレーナーの名門、桐生院家の一人娘。
育成モードのストーリーにおけるトレーナー(プレイヤー)とは同期で、若年ながらトレセン学園に名を連ねる才媛である。一族の教えが詰まった「トレーナー白書」なる書物に倣う形で、最初の担当ウマ娘となるハッピーミークの勝利を目指す。
知識や技術、熱意は間違いなく持ち合わせているが、新人ゆえの経験不足から課題を抱え込んでしまうところがある。温厚で大人しいミークとの関係は良好ながらも、やや一方通行のすれ違いが起こることもあり、プレイヤーであるトレーナーは彼女の試行錯誤を見守ったり、時にはサポートすることもある。
ミークの素質を高く評価しているため、レースで結果を出せないと自身の指導不足に原因を求め、その姿勢がかえってミークを心配させてしまうという悪循環に陥りかけたことも。
プレイヤーとは互いに研鑽を重ねる良きライバルにして、トゥインクル・シリーズというウマ娘たちの晴れ舞台を支える大切な仲間。
身体能力
- 遊び感覚で懸垂100回をこなす。
- 空手の心得があり、瓦割りができる。
- ミークのトレーニングをまず自分自身で試行する。
- 引ったくりを捕まえたことがある。
- パルクールができる。
等々のエピソードが挙がっており、箱入り娘然とした佇まいに反するフィジカルエリートぶりでプレイヤーをざわつかせている。パルクールに関してはミークの口から語られた情報だが、すぐ傍にいた本人が特に訂正していない様子を見るに、事実なのだろう……。
そのためか、ウマ娘二次創作や怪文書界隈ではフィジカル面が誇張されて純粋な人間にもかかわらずウマ娘とのレースで対抗できうる存在と化してる。
実際プレイヤーサイドのトレーナーも担当ウマ娘によっては走って車に追いつくなどの人間離れした身体能力を発揮する者もいるため、トレセン学園の一流トレーナーならそれも不可能ではないのやもしれない。
たづなさんも門限破りのウマ娘を追いかけて捕まえられるし……りこちゃんだって前転ができるし……。
マンガ版
うまむすめし第32話にて登場。桐生院が漫画作品に登場するのは今回が初。ミークのために料理を勉強していたらしく、劇中ではかなりの手際の良さを見せている。どうやらお店の味とは微妙に違ったようだが、彼女からは「トレーナーが私のために作ってくれた、私を元気にしてくれる特別な味」と呼ばれ喜んでいた。
ゲーム版
育成シナリオ
育成シナリオ「新設!URAファイナルズ」にて登場。主にミークの育成について相談しにくるというイベントでトレーナーの前に度々現れ、育成ウマ娘のステータスやスキルポイントを上昇させてくれたりする(トレーナーが「ふと思いついた!」しているのだろう)。
育成終盤で担当ウマ娘のファン人数が一定の基準に達していると、トレーナーに「秘蔵のトレーナー白書」を託してくれるイベントが発生する(賢さ+20・スキルpt+20とレアスキル「鋼の意志」が貰える)。
担当ウマ娘がダート、短距離、マイル、中距離、長距離のどれを選んで育成しても、URAファイナルズ決勝という大一番でハッピーミークと共にライバルとして立ちはだかる(逆に言えばURAファイナルズの準決勝以前で彼女達と同じレースに出走することはない)。
レースの運びによってはミークの戴冠という" グッドエンド "を掴み取る。
サポートカード
- R[トレセン学園]桐生院葵
- SR[共に同じ道を!]桐生院葵
リリース初期よりR・SRのサポートカードとして登場しており、育成時に編成することも可能(育成シナリオを「新設!URAファイナルズ」にしてこのサポートを入れても上記イベントは通常通り起こる)。
共にトレーニングを行うと体力消費などを抑える効果があり、稀にやる気や賢さを上げてくれる。
そして絆が深まると「お出かけ」が選択可能になる。お出かけを行うと体力回復・やる気上昇・スキルポイントの増加などのボーナスが貰える(同じく友人サポートの駿川たづなと比べると体力回復力などに劣るものの、スキルポイントの上昇値が高いという特徴がある)。
また無事URAファイナルズに出場しエンディングを迎えると、おまけイベントとして全ステータス+6・スキルポイントに加えて「追い込みためらい」のヒントも貰える。
目標以外のレースに出す余裕のない「アオハル杯 ~輝け、チームの絆~」では再評価されている。(「新設!URAファイナルズ」以外の育成シナリオだと通常友人枠として初期から出る)
アニメ版
劇場版『新時代の扉』にてアニメ初登場。ミーク、樫本理子と共にホープフルステークスを観戦しており、タナベトレーナーが復帰した事に驚いていた。
ネタなど
時に悩む姿を支え、共に励み、最後には立ちはだかる良きライバル…というポジションなのだが…それはそれとしてイベントの展開などから妙にネタ要素が多い。
一族秘伝:鋼の意志
通常イベントをクリアすると秘伝のトレーナー白書と共にレアスキル「鋼の意志」を授けてくれる…のだが、このスキルがどう贔屓目に見てもとても使えたものではない。スタミナ回復スキルに分類され、効果値そのものは高いのだが、「序盤に前が詰まる」という発動条件が10回走って2~3回発生すればいいな、程度の頼りなさ。そもそもレース中の作戦(特に逃げ・先行)によっては発動させようがなかったりする。
しまいには彼女の担当ウマ娘であるミークすら鋼の意志を覚えていない始末(これに対しては「桐生院トレーナーがマニュアル育成から脱した証」と捉えるプレイヤーもいる)。
そのため桐生院家の秘伝とは「全く役に立たないスキルをお礼と称してライバルに押し付けてスキルポイントを消費させること」のような悪評すら立つように…。
なお、これについて「鋼の意志は本来トレーナーのためのスキルで、担当ウマ娘に迫られたりした際に平常心を保つためのスキルなのではないか」というユーモアを交えたイラストもある。
1周年の大幅アップデートで「鋼の意志」の発動タイミングが「序盤」から「序盤または中盤」に変更され、かなり実用的になったことから、こうした低評価は見直されつつあると思われる。
卑しか女
学園に配属されたのがほぼ同時期、という理由でプレイヤーに対して前々から親近感を持っていた旨を初対面時に告げる事に始まり、「ミークのため」と称してプレイヤーと二人っきりでカラオケに行ったり、遊園地に行ったりする。プレイヤーとの交流に対して積極的な部分もあり、一部では「これはもはやデートの建前では?」という声もあるとか。
なお、サポートカードを複数枚重ねていた場合初期絆が高い状態でスタートするため、初対面から1、2回一緒にトレーニングする(友情トレーニングする)だけでカラオケのお誘いを受けることもあり、時間にして初対面から1ヶ月程度、場合によっては初対面と同じ週という超スピードで二人カラオケに向かうことも。
ちなみに彼女から誘ってきたにもかかわらずカラオケに行った経験が無いらしく、手持ちのレパートリーは童謡のみである。
イベントではミークから圧の籠った眼差しで見つめられることも…
そしてエンディング後にはなんと二人っきりで温泉旅行に行くイベントまで用意されている。
このどう見ても一線を越えてしまったかのようなイベントにプレイヤー達は驚愕し、「こいつらうまぴょいしたんだ!!」の声が向けられるようになってしまった。
このイベントの発生条件はサポートカードの彼女をデッキに入れて、彼女との絆を最大にした状態でURAファイナルズで優勝することなので、その育成で温泉旅行券が手に入らなくても発生する(上に、もし手に入れていた場合はこのイベントの直後に担当ウマ娘との温泉旅行イベントが発生するという、プレイヤー目線では異なる美少女と二連続温泉旅行イベントという羨ましい状態になる)。
なお、これは名目上は「ミークを温泉旅行に誘うために、オロオロせずに済むよう予習のため」である。
一応フォローすると、担当ウマ娘とのそれでは普通のふたりきりの温泉旅行だが、彼女の場合は「日帰り」だと明言されている上に、一部で勘違いされてはいるが「個室」は映っているものの「布団」が背景に映ることはなく、ましてや「混浴」もしていない(入浴シーンの描写もない)。
本当に「ふたりで温泉旅館に見学に来て、部屋の内装等見るために個室休憩をして、それぞれ温泉にも入った」だけであるが、全体的に信頼しあった良い雰囲気を醸し出してしまっている。
だが、このイベントが「1冊目はきっとあなたに」という意味深なタイトルであることや、「支え合い、助け合える──生涯のライバルを見つけること」が大事だと言ってみたり、何よりこのイベントにて「追込ためらい」のヒントが得られることもネタにされやすい。
どうでもいいことではあるが、温泉旅館に到着した時にはまだまだ日が高かったにもかかわらず、温泉に入り、旅館内外を見学したのだろうふたりが外で話をしていた頃にはすっかり夜だったことは何を意味しているのだろうか?(そんなに真剣に様々な場所を見学したのか、それとも──?)
余談だが育成中のイベントでは桐生院トレーナーとプレイヤーが、ウマ娘のライブ用楽曲「うまぴょい伝説」を歌って踊るワンシーンがあり、しっかりモーションも用意されている。
数々のイベントでプレイヤーと親睦を深めていく一方、ミークとのすれ違いも発生するため、「ミークそっちのけでプレイヤーといちゃいちゃしようとする卑しい女」などといったネタ混じりの勘繰りが広まり、それに対してミークが怒ったり嫉妬したり呆れたりツッコミしたりするイラストもちらほら(この辺のネタに関しては卑しか女杯も参照されたい)。
こういったネタ要素が描かれる背景には桐生院トレーナー(とハッピーミーク)がウマ娘内では珍しいオリジナルキャラクターであることが関係しているのかもしれない(半生の側面があるウマ娘の二次創作には公式より厳しい制約が設けられている)。
また、時にそうして茶化したくなるのも、本編での彼女がどこまでも真面目で文武両道、ちょっと天然な優等生だと皆が理解している証だと逆に考えられなくもない。
常にミークをどうトレーニングしてやろう、どうすればミークが喜ぶだろうと一生懸命に考えており、ミークと必要以上に交流しないのも「休日は自由に過ごして欲しい」と思っての決断である。
トレーナーとして蓄積してきた知識と、家に伝わるトレーナー白書を中心にトレーニングプランを立てているため空回りしがちなだけで、桐生院トレーナーは決してミークを疎かにしているわけではない。
ミークもそうした桐生院トレーナーの献身を理解して、あまり自己主張をしないのもあって、余計に桐生院トレーナーが気負ってしまっている面もある。
実際にミークの好物を聞いた時にはそれを再現して応援し、自分が選んだシューズとは違うシューズをミークが欲しがった際は躊躇なくそちらに切り替えるなど、プレイヤーの介入によってコミュニケーション不足が解消されれば、立派にライバルコンビとして成長していく。
事実、プレイヤーさえなかなか到達できず、到達しても予選で凡退する事の多いURAファイナルズ決勝戦には必ずミークを参加させており、そこで明かされるミークのステータスは全距離適性Aという凄まじいもの。
加えてレース展開次第ではURAファイナルズ一着を飾ってミークをうまぴょいさせて来るなど、名門の家柄に恥じぬ優れたトレーナーとしての才能を目の当たりにする事だろう。
ハッ!夢か…今日は担当ウマ娘の大事なレース。早く競馬場に向かわなければ…
ネタはネタであってネタ以上のものではない。節度を持って楽しむように心がけよう。
うまゆる
ミークが本格的に登場した第9話も終わり際、勢い任せに出現したマルゼンスキー率いる金ぴかステージに立つミークに向けて、客席最前列で歓声を送る桐生院トレーナーの後頭部が映り込んでいる。いくらなんでも扱いがゆる過ぎである。