海の生き物シップ
うみのいきものしっぷ
2014年7月11日放送「さかながボートに大変身」に登場。
見た目はおもちゃの船だが、船の屋根のボタンを押すと吸盤付きのワイヤーが発射し、海の生き物にくっ付くとその海の生き物の特性をコピーした高性能の船が作れる。外観もコピーした海の生き物と同じ形・大きさになる。船は小さくても乗り込もうとすれば、体が小さくなる。船は舵輪で操縦し、コックピットにも吸盤付きのワイヤーを発射するボタンもあって、飛んでくる銛を跳ね返し、あらゆる深海にも耐えられるほど頑丈に出来ている。
しすかとジャイアンはスネ夫のクルーザーボートで楽しんでいる一方、のび太だけは仲間外れにされてしまい、更にそのボートのエンジン音を電話越しに自慢され悔しい思いをした。このことをドラえもんに話すと、どこでもドアを出してボートに乗りに行こうと言ってくれ、のび太は言われるまま魚釣りをすることになった。
そしてアオダイを取り上げると、ドラえもんは「海の生き物シップ」を取り出し、これの能力をコピーし搭乗。更に海中でマンボウを見つけると次はこれをコピーし、ボートまで自慢しに行くとスネ夫からレースを持ちかけられたので受けて立ったが、マンボウは泳ぎに不向きだったためスピードが出なかった。そのためカジキマグロをコピーし、スネ夫が投げて来た銛も跳ね除け中継地点の灯台も通り越して、スネ夫達のボートがエンストしている中、圧勝することができた。
更にジャイアンとしずかはこの道具に興味を示しドラえもん達の側に行ってしまったので、スネ夫もこの道具を借りて「君の心はこの海よりも広い」と言っておだてたが、心中では「僕の恨みはこの海よりも深い」とつぶやいていた。一方ドラえもん達がトビウオやクラゲをコピーした船で海綿を飛んだり、海底に沈没した船を探索したりして楽しんでいたが、鮫をコピーしたスネ夫の船に襲われやのでサンゴの中に避難。
その後、鮫がいなくなったタイミングで地上へと帰還したが、スネ吉からスネ夫が一緒ではないのか聞かれ、思い出した頃には、スネ夫はマッコウクジラと間違えてチョウチンアンコウを間違えてコピーしてしまったため、どんどん海底へと進んでしまうハメになっていた。