概要
主に『任意で使用できる技や魔法等とは別枠のスキル』のような意味合いで用いられる。
強化・増幅・軽減・無効化・反射、隠蔽偽装・探知・予知・読心・洗脳・召喚・使役・魔法・超能力・広範囲・吸収・回復・変身・コピーなど様々。自身だけでなく他人や武器・物品・環境に影響を与え、物理法則を狂わせたり非物理的な事象に作用させるもの、五感強化、状態・性質を大きく変化さるものまで多種多様。全身ではなく身体の部分的のみに発動するものもある。(瞳術など)
生まれつき、幼少時から使えるものもあるが覚醒や修行・成長によって習得したり、スキルツリーやランダムで設定する、恒久的な譲渡や一時的に付与である場合もある。
能力発動を分かりやすくするため、特定の動作やポーズ、目や髪の色、瞳のデザインが変わったり、目が光る、肌や顔に模様が浮かび上がる、特定のポーズなど条件を満たす姿が描かれる場合も多い。
欠点・代価
ただし作品設定によっては誰得であったり条件や代価が必要で使いどころが難しい、発動できるが不安定、特定の条件下で突然それを失ったり奪われる、特性を逆利用され窮地に陥るといった展開が描かれる場合も珍しくない。
特定の環境や物品、他者の存在や特殊能力に強く依存する場合においては、それがなければ元々の戦闘力のみで応戦する、逃げる・隠れるなど乗り切るしかない。ただしどう乗り切るかといった展開を醍醐味とする場合もある。中にはトリックを用いて特殊能力の有無や特性・弱点を誤認させるものもある。
能力の代償・活用
また特異な能力によって意図せず周囲に被害を及ぼしたり、それによって恐れられるなど激しい偏見・差別を受け孤立、酷い場合はそれが原因となって闇堕ちする場合もあるなど、一概に強力な特殊能力=お得・便利・有利・周囲の理解があるとはいえない。
逆に能力自体に気付いていなかったり十分に活用されていない宝の持ち腐れや、悪意を持った人間に脅されるなど利用(悪用)されている場合もある。
システムとしての対策
作品やゲームにおいては特殊能力が便利すぎて無双されないよう、あえて条件や代償、複雑なコマンド入力、冷却時間(クールダウンが必要など)を付与している場合も多い。ただし強大な特殊能力が当たり前となるとパワーインフレなども起こしやすくなる。
関連タグ
効果モンスター:これに属する大半のモンスターが特殊能力(特殊効果)を備えている。