目潰しの意義
目潰しは主には戦闘や護身で用いられる。相手の視覚を奪い、戦闘を有利に進めるためのものである。
スポーツ・格闘技における目潰し
スポーツでは失明などの甚大な影響を相手に与えるため、多くの場合ルールで禁止される。
「なんでもあり」ルールの格闘技でも金的と並んで例外的に禁止されやすい技である。
軍事・警察における目潰し
ヒトは視覚に強く依存するため、短時間であっても視覚を失わせれば身動きがほとんど取れないことを利用して犯罪者確保作戦などでも用いられる手段である。
用いられるのは閃光や目が開けなくする催涙ガスを発生するもの(主に手榴弾やスプレー等)を放り込む、銃火器に固定されたものや手持ちの強力なフラッシュライトで照らす等である。
これにより身動きの取れなくなった犯人をすみやかに捕まえるのである。
また、ライトでは強い光に加えて高速して点滅するストロボ機構を搭載したり、素早く点滅させやすいデザインとすることで目潰しに加えて平衡感覚を狂わせて反撃を難しくするという事も行われている
転じて、敵のレーダーなどを破壊したり煙幕を展開することで、情報の得られない盲目状態にするものを指す場合もある。
創作における目潰し
上記のイラストのように、目潰しを行う側が手をじゃんけんのチョキの形にして相手の目を突く、というパターンが多い。
自分の体で確かめてみるとわかるが、チョキにすると人差し指と中指の先の間隔がぴったり目の間隔と一致するため、それを利用するものである。
伊集院茂夫の様に本気で目を潰す奴も居るが、どちらかと言うとディズニーやコロコロコミックなどギャグ的な用途が多い。
当然、実際にやると失明の危険があるため絶対に真似してはいけない。
ただし正当防衛・護身術においては有効な急所となるため覚えておくと良いだろう。
その他の状況
戦闘以外では、いたずらとしてミカンの皮をつぶしたときに出る汁で行われることもあるが、
前述のとおり、危険であるため軽い気持ちで行うのは望ましいことではない。
一方、その危険・深刻性を利用し、相手を拘束した上で『自分の目が潰されるのを嫌でも認識させる』
精神的・肉体的にもダメージを与える拷問の一環として、行われることもある。
しかし、人道的でないため、実際に行われる事は殆どないと言ってよく、あくまでもフィクションでの行為である。
あるいは『相手の目にめがけて砂などの粉末や液体、煙やガス等の気体を飛ばして浴びせ、相手の視界を一定時間封じる事』を指す場合もある。
関連タグ
表記のゆれ
pixivでは「目」と「眼」が変化するだけで、
別のタグになってしまうため、表記ゆれが多い。
一応ここにまとめておくので参考にしていただきたい。