曖昧さ回避
概要
賭郎でのギャンブルを行う際、進行、取り決め、取立てなどを一任される人間。
条件として高い戦闘能力、公正な審判を行うための優秀な頭脳、冷静さが求められる。
賭郎会員には専属の立会人が就く。立会人は体内に発信機が仕込まれるため、所在と生死は賭郎が常に把握している。
メンバー
定員は零號から百號までの101人。
旧零號:伽羅
壱號:能輪美年
参號:棟耶将輝
肆號:間紙ボロ
伍號:ヰ近十蔵
陸號:能輪紫音
七號:亜面真琴
八號:能輪巳虎
拾壱號:銅寺晴明
弐拾弐號:能輪美玲
弐拾八號:弥鱈悠助
弐拾九號:真鍋匠
参拾號:三鷹花
参拾五號:亘
九拾號:櫛灘鉄馬
九拾壱號:最上妙子
號奪戦
號の低い立会人が自分の號を上げる為に、自分より上位の立会人に挑戦する立会人同士の決闘。
挑戦者は戦いを挑む相手に、賭郎製の號数と名字が刺繍されたハンカチを投げる。そして挑戦を受けた立会人が自らのハンカチを投げるのが、挑戦を受け取ったという合図である(※)。両者は互いに攻撃が到達する距離に立ち、一瞬で決着がつきかねない距離での戦いを強いられる。
とはいえ…この戦いに明確な意味があったのは昔のことで、近年は人主達に見せるショーのようなものになっていた。
だが、廃坑のハングマンにおいて実行された夜行と目蒲の號奪戦が、互いの専属会員の為の時間稼ぎである事を見透かした切間創一が「プライドを賭けて闘っていた先人の立会人達に申し訳ない」と述べ、その場でルールを「挑戦者は10秒以内に対戦相手を倒さねばならず、出来なかった場合は粛清」という古来のものに改めた。
このルール上で行われたのは、能輪巳虎と磨黒燥滋の戦い、夜行と切間撻器による帝国タワーでの戦いである。
※:ただしプロトポロス編において、拾號の番代が参拾號の三鷹のハンカチを奪い、自分のハンカチに重ねて號奪戦の合図としていることから、開始の条件としてはハンカチが物理的に重なり合えばよく、お互いの同意を必ずしも必要としない模様。
また本来行う必要はないはずであるが、上位の立会人が下位の立会人に號奪戦を仕掛けることもできる。(先の番代は、元密葬課で現立会人の三鷹を敵と見なしていたため、合法的に粛清するため仕掛けたと思われる)