鏑丸
かぶらまる
鬼滅の刃に登場する使いの動物の一種。
蛇柱・伊黒小芭内の首元に常にいる蛇で、分類は明かされていないが、恐らく身体や目の色から察するに、アオダイショウのアルビノだと思われる。
ただし伊黒の出身地である八丈島では、在来種の蛇はマムシのみで、アオダイショウは近年になって島に侵入してきた移入種(国内外来種)である(初記録は1984年)。
伊黒がまだ屋敷に住んでいた頃に家の中に忍び込んできて仲良くなって以来、親友のように思っており唯一の信頼できる相手だった。雄蛇だけあって女好きなのか、美女の前だと露骨にデレデレするなど、知能はかなり高い。
以下、『無限城最終決戦』編のネタバレ注意
ただ伊黒に懐いているだけの蛇かと思いきや、何と鏑丸にはちゃんと役割があった。実は伊黒は右眼が最初から弱視だった為に、戦闘時などには鏑丸が彼の右眼として伊黒に警告を与えていたのである。要は盲導犬ならぬ盲導蛇である。
彼らの常に肌身離さぬ絆を思えば、ファンタジーというのを抜きにしても妙な説得力を感じられる設定である。
ちなみに蛇は非常に皮膚感覚が鋭くて空気の僅かな振動や、舌とヤコブソン器官を使って空気中の匂いを感知できる(アオダイショウだとすればピット器官は持っていない)。云わば伊之助の漆ノ型「空間識覚」を常時使っているような状態の動物なのである。その優れた感覚は、珠世の薬で大幅に弱体化していたとはいえ無惨の動きを見切れる程であり、相手の動きに瞬時に対応して伊黒に的確に指示を送る。
一方で、蛇は視力自体はそれ程良くなく、色の違いなどは識別できないとされている。実際に愈史郎の札で伊黒が鏑丸と視覚を共有した際には、「人間とはかなり視界が違う」と言っていた。
鬼舞辻無惨との決戦後も生き延びており(主人が致命傷を受けた程の攻撃も、鏑丸の方は何とか凌ぎ切っていた)、命の灯火が消えた本来の主人の代わりに、不死川実弥からとある事情で視力が弱くなった栗花落カナヲに引き渡されており、本編後は彼女と行動を共にしている。
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