モチーフ元についてはこちらの項目を参照なのです。
図鑑データ
「電です。どうか、よろしくお願いいたします」
初期艦選択時の説明
電(いなづま)は、優しくて穏やかな性格の艦娘。
慌てんぼうで、よく人とぶつかってしまう一面も。
長身で素敵な女性を目指して、毎朝牛乳を飲んでいる。
概要。出撃です!
暁型四姉妹の末っ子(但し竣工・就役は雷に次いで二番目で、暁や響より先)。ゲーム開始時に選べる初期艦の1人であり、吹雪を1番艦とする特型駆逐艦の最終ナンバー(24番艦)である。
ちなみに、初期選択率No.1・支持率40%超と言う栄誉の持ち主だったりする。
容姿…恥ずかしいよぉ。
金色の目をしており、茶色い長髪をアップヘアーにして束ねている
・・・と思われていたが、フィギュア化に伴い実は立ち絵で確認できない左側は下ろしているという事がわかった。
この為、アニメ版登場キャラの中で唯一、ゲーム版とのキャラデザインに違いが発生する子となった。
また、末っ子である為か四姉妹の中でも特に幼さが目立つ(前述のように実は一番大人びた響の方が竣工は後なのだが)。
服装は他の暁型と同じく正統派セーラー服であるが、彼女のみハイソックスを履いている。また、魚雷発射管から抜いた魚雷を両手で持っている(ラバーストラップでは、これを鈍器の如く殴りつけているような構図になっている)。
暁型が身に着けている「特Ⅲ型」であることを示す「Ⅲ」のバッジは、通常の立ち絵では魚雷に隠れて解りづらいが上着の右側の裾に着けている(中破時の絵やアニメのキャラクター紹介では、はっきりと確認できる)。
はわわ!?性格だよお…
アクティブな雷とは対象的で、気弱で恥ずかしがり屋かつドジッ子。
主に、丁寧語に「~のです」と語尾がつく独特な喋り方をしており、「なのです!」が特に有名。
提督との関係は、セリフ中であまり触れられていないが、少なくとも姉の雷と間違えられたことがあるようだ。
その提督の事は「司令官さん」と呼んでおり、ケッコンカッコカリ後は「さん」付けが外れる。
容姿の幼さと口調もあって、提督達の庇護欲をこれでもかと言わんばかりに掻き立てる守ってあげたい系艦娘の筆頭として挙げられている。二次創作でもそれに準じてマジ天使路線で描かれる場合が殆どだが、まれに腹黒いキャラとして描かれることがある。
その一方で、常に「戦いと平和」について考えているらしく、戦闘時には敵艦を気にかけたり、助けることに関して提督に疑問を投げかけてくる。
「戦争には勝ちたいけど、命は助けたいって…おかしいですか?」
アニメ版においてもこの設定は踏襲されており、喧嘩になった暁と雷を止めようと駄々っ子パンチを披露した他、カレー鍋に高速建造用のバーナーを吹き付けるというトンデモ極まりない発想をしてしまった。ちなみにジャガイモの皮剝きを包丁でやって失敗していた所を見る限り、意外と不器用なのかも知れない。
性能とか、気をつけますね。
初期艦の一人の為、性能は平凡で尖った所はなく高難易度の海域ではどうしても力不足の感は否めない。
またレアリティも低く、1-1の全域から簡単にドロップする他、資源オール30の建造でも出ることが多い。
彼女を使い続けるには、提督の愛が試されると言える。
護衛艦「いなづま」の本気を見るのです!
同型の雷と同じく、彼女の名前も海上自衛隊の護衛艦に2度使用されているのだが、どういうわけか初代から3代目まで全てが衝突事故を起こしている。その為、現在就役している4代目「いなづま」には、この汚名を返上できるかどうかの期待が懸かっていたりする。
DD-105 「いなづま」は三菱重工長崎造船所で建造され、2000年3月15日に竣工・就役したむらさめ型護衛艦(新)の5番艦で、現在第4護衛隊群第4護衛隊に所属、定係港は呉である。
2014年、「いなづま」は第18次派遣海賊対処行動水上部隊として、同じ呉を定係港に持つDD-158「うみぎり」と共にソマリア沖に遠征。9月19日、無事任務完了して帰還。
どうもこの4代目「いなづま」、艦これでモチーフとなった2代目の『人命救助』と縁があるようで、4月23日にアデン湾を漂流中の乗合船を発見し、乗っていた75名を救助の上、イエメン海軍へ引き渡している(参考記事)。
ちなみに、雷→「いかづち」と電→「いなづま」との姉妹関係は、雷型駆逐艦の初代から、特型駆逐艦(ここまで日本海軍)→いかづち型沿岸護衛艦→新むらさめ型汎用護衛艦と4代続いており、4代目のみ姉妹関係が逆になった。さらに、3代目以外は曙→「あけぼの」とも姉妹関係にある(沿岸護衛艦の3代目「あけぼの」は同型艦なし)。
余談なのです!
家具屋で売られている家具の中には、彼女が書いた掛け軸があり(裏に名前が書いてある)、それにちなんでファンから「!すでのな」とコメントされることもある。
因みにこの掛け軸は多摩との偶然的な合作であることが公式コミック内で描かれた(猫の肉球に見えるのは、実は多摩の足跡)。
初期選択率No.1・支持率40%超と言われ、アニメでも優遇されフィギュアなどの関連商品も数多く発売されているが、最近のゲーム内での扱いはというと…
・2014年2月に放置・補給ボイスが実装されて以来、期間限定ボイス及びイラストの実装は一切無い(これは他の第六駆逐隊にも言えることだが)
・初期艦では、吹雪・叢雲に改二を先を越されてしまった。さらに暁どころか、睦月や如月にも…
・追加任務で「なのです!」が文章に使われたが、肝心の電本人には何も追加要素は無い
と、姉の雷同様やや不遇な扱いを受けてしまっている。
期間限定イラスト…問題…ないですか?
2015年9月25日のアップデートで、雷と共に期間限定イラスト&ボイスが実装された。
長らく第六駆逐隊全体で限定グラフィックとボイスに恵まれなかった為、これでようやく季節限定仕様「冬の時代」から脱することが出来た。
紅赤の生地に白茶で牡丹文様と撫子文様が入った浴衣を、黒鳶色の帯と黄檗(きはだ)色の帯留めで締めて着付けている。下駄は緋色の鼻緒の黒塗りで、白足袋も一緒に履いている。帯・帯留め・下駄・白足袋は、雷と共通したデザインでもある。また、特Ⅲ型のピンバッジは帯の左前に付けており、普段とは逆の位置にある。
これ以外には特に目立ったところのない質素な出で立ちだが、逆にそれが控え目な電の性格を端的に表わしているとも言えよう。
中破時には頭を両手で抑えながら退避する姿になり、左足の下駄の鼻緒が切れている。
実装されたボイスも――
「あっ…あの…っ、司令官、はい……」
…と、実に控え目。
しかし、今まで「司令官“さん”」と呼んでいた彼女がさん付けを省いているため、長らく彼女と苦楽を共にしてきた提督諸氏からは「感慨深いものがある」という意見もある。
ただし雷同様季節感が全く無いため、以前に収録した未使用ボイスを再利用したという疑惑も持ち上がっている。
ボイスに関しては、まだ季節限定仕様「冬の時代」から脱却出来たとは言えないのかもしれない。
実際、その後の2015年クリスマス、2015年の年末、2016年のお正月ボイスはどれも(第六駆逐隊全体で)実装されていない。
こればかりは第六駆逐隊だけでなく、洲崎綾担当艦全体に共通した問題ではあるが…。
関連イラスト見せちゃいます!
同じく『電』繋がりで最近は電が宇宙刑事になるイラストも確認されている。
関連タグが届いたのです。
艦隊これくしょん 艦娘 駆逐艦娘 雷電姉妹 第六駆逐隊 初期艦 漏電
電の本気を見るのです!⇒名台詞
同型艦(暁型)
暁(艦隊これくしょん) 響(艦隊これくしょん) 雷(艦隊これくしょん)
護衛艦「いなづま」(4代目)と同じ第4護衛隊群所属の海自護衛艦
いせ - さざなみ(護衛艦) - さみだれ - しまかぜ(護衛艦) - ちょうかい
このうち「さみだれ」は同じ「むらさめ」型の6番艦。また「さざなみ」「しまかぜ」は同郷のそれぞれ後輩と先輩にあたる。