概要
平成仮面ライダーにおいて、様々なフォームチェンジを体得してきたライダーが、その全てを結集して誕生させたフォームを指す。
電王が、自らのクライマックスフォームを指して「てんこ盛りだ!」と表現したのが最初であり、当初はこのフォームだけを指す名称だったが、後の仮面ライダーにもこのようなフォームに目覚める者が増え、やがてファンは似たような形態もあわせて「てんこ盛り」と称するようになった。
主に電王以降の、それまでの全てのフォームの特徴を備えている形態がこう称される。中間フォームであるか最強フォームであるかは考慮されないようだ。
また、ファンの中には、てんこ盛りフォームが存在しないライダーに対する「もしもあのライダーにてんこ盛りフォームがあったら?」という妄想をイラストとして具現化する猛者も存在する。
備考
タグとしてはカッコ以降のない「てんこ盛り」がよく用いられる。
イラストをタグ検索する場合は、「てんこ盛り」で行うのがよいだろう。
一覧
この呼称における元祖。モモタロス、ウラタロス、キンタロス、リュウタロスの4体のイマジンが電王に同時憑依することで変身し、そのイマジン全員の電仮面が装甲に表れる。
↑の上位互換たるパワーアップ形態。例の4体に加えてジークが憑依する。
電王以後
キバットが風邪でキバの鎧をうまく制御できなくなった際に、そのパワー不足を補うために、本来一度に1人憑依させる筈のアームズモンスターを一斉憑依させた形態。キバの鎧の右肩がガルル、左肩がバッシャー、胸部がドッガの各フォームのものに変化する。また、エンペラーフォームでも可能らしい。
ケータッチで強化変身したディケイドの最強フォーム。
クウガ~キバまでの最強フォームのカードが胸部に出現する。
ドラゴンの力による4属性の強化形態それぞれの形態をいっぺんに発現させる超強化形態。胸にフレイムドラゴンの竜の頭、背中にハリケーンドラゴンの翼、腕にランドドラゴンのカギ爪、尻にウォータードラゴンの尻尾が現れる。
アーマードライダー11人の鎧を、カチドキアームズの鎧と結合することで変身する。
鎧の形自体はどのライダーのものとは似ていないが、胸には素材にした果実たちが描かれている(一部、素材にしていない果実も混ざっているが……)。
英雄の魂15つが結集したアイコンドライバーGを用いて変身した姿。
頭部に15の英雄のパーカーが合体したような意表が見られ、装甲には各形態のシンボルが刻まれている。
電王以前
「てんこ盛り」と呼ばれることは少ないが、同じ特徴を備えているためここに記す。
確認されている中で一番最初のてんこ盛り形態。津上翔一が一時的に記憶を取り戻した状態で変身し、発現したフォーム。
右腕がフレイムフォームに、左腕ストームフォームへと変化して刀と槍の二刀流で戦う。
剣崎一真が13体のアンデッド全員と融合し変身した姿。
装甲に13体のアンデッドの刻印が刻まれている。
装甲響鬼:
どこからともなく現れるディスクアニマル達が響鬼の身体に張り付き、装甲となる。
関連イラスト
(↑ 原作には存在しない、二次創作の「てんこ盛りフォーム」)