概要
材木松とは『おそ松くん』およびその派生作品に登場する六つ子のうち、次男である松野カラ松および末っ子である松野トド松のコンビ名である。
由来は、二人の名前が「唐松」と「椴松」という実際の材木に使われる樹木の名前であることから。
ちなみに盆栽でも取り扱われる。
ファンの間で生まれた非公式の呼称である。
また一部のファンからは、不欄松とも言われている。由来は、兄弟の中で扱いが悪いから。
注意事項
※『材木松』はコンビタグです。腐向け要素を含む作品にはつけないよう棲み分けにご協力お願いします。またそのような作品にタグが付けられていましたら、外してもらえると助かります。
BL松やCPタグとの併用はお止め下さい。
関係性
『おそ松くん』と『おそ松さん』で違いがあるがここでは両方紹介する
おそ松くん
『おそ松くん』では、六つ子が3つのコンビで分かれて行動するとき、おそ松とチョロ松、カラ松とトド松、一松と十四松で行動することが多い。
ベタな流れとしては、おそ松とチョロ松がメインで行動(騒動)を起こす、次に残った四人のうち活発なほうであるカラ松とトド松が別行動を起こし、比較的大人しい一松と十四松は違う行動に出る、といったものである。
カラ松は兄弟の中でも感情的になることが多く喧嘩っぱやい行動が目立つ存在である。
末っ子のトド松も次男ほどではないものの好戦的な面が強く、一緒に飛び出していくことが多い。ただし、この両者の間には運動能力に差が見られる。六つ子の中でもカラ松は野球などスポーツをしている描写やパワー系であることが推定できる描写がある。しかしトド松はそもそものんびり屋であり、趣味にしている遊びもビー玉、また転びやすいという設定があるパターンもある。それでもトド松は活発に前に出て行く。
おそ松さん
カッコつけのナルシストに成長したカラ松と愛され上手な気配り上手に成長したトド松。
2話アバンでは、アニメ本編が始まって早速、二人並んで釣堀で釣りをしていた。
このシーンでのやりとりを見る限り、二人はナルシストを通り越したサイコパスなカラ松にトド松が呆れながらツッコミを入れるような関係であるらしい。
9話Bや20話Aにおいても同様のボケに対し同様のツッコミを披露している。
3話では、トド松がカラ松の子守唄の申し出をスルー(しかも二回)していたり、カラ松が誘拐された際に身代金100万円を要求されたことに対して「カラ松兄さん取り戻すのに100万も!?」と漏らすなどトド松自身カラ松に対してかなり冷めている。
それどころか、9話Bの「恋する十四松」では、一松と同じくカラ松を「クソ松兄さん」と呼んでいたりする。
兄さんと呼んでいるだけ一松よりはマシな扱いとも言えるが、トド松は普段から中二気味のカラ松のことは一松同様うざい、めんどくさいと思っていると伺える。
そのためか、7話Aではスタバァコォヒィで唯一まともに注文したカラ松を注文態度がイタかったからかメニューを投げつけて攻撃して気絶させ、注文の品どころか椅子すらも出さすに放置するという一松並に酷い扱いをした。しかしこの回ではカラ松もただやられるだけでなく、トド松の自分たちに対する一連の仕打ちの理由を知り激怒し、おそ松・チョロ松・一松と共に嫌がらせをしていた。
またカラ松もカラ松でトド松が他の兄弟を裏切ってバーベキューに参加した時には、石を用いて殺意を見せたり、23話Aパートでは他の兄弟達に真顔で威圧された時は、コタツの隣に無理矢理入り逆に真顔で威圧するなど時折厳しい面を見せることがある。
このように、鬱陶しがったり冷たい態度をとることは多いが、特に嫌っているわけでもない模様。
2話アバン、20話A「教えてハタ坊」では二人で釣りをしていたり、4話B「トト子なのだ」では、トト子の高額グッズに10万程使ったというカラ松のことをトド松がマネージャーのチョロ松に訴えていた。
また15話C「チビ太の花のいのち」では、見た目も中身も超絶ドブスな花の精に尽くすカラ松を見かね忠告するトド松だが、「寂しがり屋だからそばにいてあげないと」と返すカラ松を見て困惑の表情を浮かべていた。
カラ松は上記の通りの扱いを受けたり、トド松の方も3話のパチンコ警察や7話Aでのアルバイト先の話など、何故かこの2人は、他の兄弟に比べ(他の兄弟達によって)不遇な目に遭う割合が高い。ただし、(痛い言動を除けば)まともな指摘をしても手ひどく扱われる時があるカラ松に対し、トド松が痛い目を見る時は本人もかなりやらかしている場合が多い。
11話の「プレゼント交換」では、カラ松がトド松のプレゼントを受け取った際に「フフン、トッティのだ。安パイ」と満足げにしており、カラ松はトド松のセンスに一定の信頼を置いていることが伺える。
14話Bの「トド松のライン」では、トド松が密かに兄弟の中に好きな人の順位があると暴露し、兄達に「やめてーーーー!」と止められてしまう。だがカラ松はその後不安気に自分は何位なのかと尋ね「ンフフ、一位に決まってるでしょ!」と言われ、飛び跳ね泣きながら喜ぶシーンがあった。トド松が本当にそう思ってるのか否かは定かでないが…
15話Aの「面接」においてはカラ松が社長風のいでたち、トド松が美人社長秘書風の女装で登場。面接にきた十四松を2人して気に入っており、トド松に至っては惚れこんでいた。
2人して採用を促すものの揃って面接官役のチョロ松とおそ松には完全に無視されていた。
(そのため2人とも見た目のインパクトのわりに極端に影が薄かった、これも一つの不遇な目といえる)
17話「十四松とヒミツ」では、パチンコで勝ったことについて兄弟たちにヒミツにしておくことを十四松に念押しするカラ松と、カラ松がパチンコで勝ったのではないかという疑念を抱いたトド松の二人が、十四松に厳しく問い詰める場面があった。
20話Aでは、トド松がカラ松の痛い服装につっこんだあと、ハタ坊がお店を開いているのを発見。ハタ坊の焼いたお肉をおいしく食べながら、何の肉を使っているか聞いていた。
続くCパートでも、イヤミの説明がわかりにくい事を言った際に、二人ともイヤミに出っ歯で攻撃された。
22話A「希望の星、トド松」では合コンメンバーをどうするか独り言をつぶやくトド松にカラ松は口にこそ出さないもののカッコつけ声をかけられ待ちしていたり、ギターを貢ぎ「ここはウィンウィンの関係で行こう」と手を差し出すが「僕が勝ってるとこ一個もない」と返されショックを受けていた。
その後開かれた合コンメンバーオーディションでは、女子役のトド松はイタい行動を繰り広げるカラ松に微動だにせず穴につき落としていた。
23話A「灯油」では、真冬の夜に灯油が切れた際、給油しに行けとの無言の圧力を兄弟たちから受けるカラ松が、唯一トド松にだけは強気で、こたつに座る彼のとなりの位置に入りこんで逆に無言の圧力を返していた。トド松もカラ松の手にポッドのお湯をかけたり応戦していたが、負けじとカラ松も他の兄たちとでトド松の足をつねり、真顔で給油しに行くよう圧力をかけ、ゲス顔をしながら「悪いなトッティ」とモノローグで語っていた。
24話B「手紙」では、チョロ松の就職祝いの席で、カラ松からチョロ松へのプレゼントの中身がイタくなく、チョロ松がほしがっていたものなことにトド松が戸惑うが、カラ松の顔がプリントされたブリーフというイタい物も入っているのを見て叫んでいたり、不貞腐れて十四松に暴力を振るったりチョロ松を見送らないおそ松に二人それぞれ手をあげていた。そしてチョロ松に続いて自立しようとするトド松をほかの家族と見送った後、僕たちは一緒にいない方がいいと言い残したトド松の発言を受けてか、カラ松も「このままじゃダメになる」とトド松に続いて実家を出て必死に就職活動を行っていた。
ところで、3話にて謎の怪人こと同窓生に演劇部だった頃の復讐を迫られた際、
「アレやれって言ったのトド松なんだよ……」
カラ松は自分はあくまで実行犯に過ぎないことを述べ、真犯人である末弟の名を白状している。
当時から仲が良かったであろうことがうかがえるが、そもそも何故トド松がカラ松に共謀を仕向けたのか。悪戯心なのか、恨みなのか。良い配役を取るためなのか。
全ては謎である。
Blu-ray/DVD第三松の特典映像はショートフィルムシリーズ#03「カラ&トド リズム」となっている。
お仕事体験ドラ松CDでは、第6巻がこの2人(withトト子)である。職業は「ホスト」。
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