他言語版の名称
英語 | Lillie |
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イタリア語 | Lylia |
スペイン語 | Lylia |
フランス語 | Lilie |
ドイツ語 | Lilly |
韓国語 | 릴리에 |
中国語 | 莉莉艾 |
概要
ゲーム「ポケットモンスター サン・ムーン」に登場するキャラクター。
よく勘違いされやすいが彼女は実際には、ポケモントレーナーではない。
主人公と同じくらいの年齢の少女(身長は彼女の方が高め)。
ククイ博士の助手。読書が好きで、本をたくさん読んでいる。
ポケモントレーナーではなく、ポケモンが傷付くことを嫌い、バトルでポケモンを戦わせるのはあまり好きではない。
当然、野生のポケモンと戦わせるためのポケモンもいないため、旅の最中は虫除けスプレーが欠かせない。その他にも主人公のポケモンを回復させるための道具も大量に持ち込んでいる。お金持ちなのだろうか。
リリィタウンの奥深くで主人公と出会って以降、行く先々でサポートをしてくれる。
物語の重大な鍵を握る存在。主人公が到着する3ヶ月前に浜辺で倒れていたところを、空間研究者バーネット博士に保護され、以降バーネット博士の夫であるククイ博士のもとで助手として過ごすようになった。自分を助けてくれた博士夫妻のことは両親のように慕っている。
方向感覚に自信がないらしく、「(目的の建物は)街の中にあるから迷わない」「目的地を店の人に聞いたらすぐそこだった」といった旨の会話がある。
研究所のロフトが自室で、ピッピにんぎょうやコスメが置いてあるなど、年相応のかわいらしい趣味を持つ。
ロフトにはリーリエの日記が置いてあるが、キラキラした鍵で閉じられており、読むことは出来ない。しかし、キラキラ好きのヤミカラスがじっと日記をみており、いつか壊されてしまうかも…?
なお、そのロフトではリーリエのソファベッドで寝ることも可能だったりする。
「…… …… …… …… …… …… リーリエが 使っている ソファベッド……」by主人公
容姿
雪のように白い肌と淡い金髪。白いノースリーブワンピースに白のつば広帽子という、いかにも「お嬢様」らしい服装をしている。
ハワイをモチーフにしたアローラ地方というよりも、
フランスをモチーフにしたカロス地方を匂わせる気品ある佇まいである。
これは母親がコーディネートしたものらしい(また、実際に出身はアローラではない別の地方だった)。
また、その姿には少々ミスマッチな印象の大きなスポーツバッグを肩から提げており、
この中にはなにか動くものが入っている模様。
中身についてはかなり用心深く、信頼のおける人間にしか明かさない。
アニメのリーリエ
CV:真堂圭
アニメシリーズ6代目ヒロインの一人。ゲームの女主人公やジムリーダー以外の登場人物がヒロインになるのはリーリエが初。
人物
一人称は「わたくし」。基本的に丁寧語で話すが、自宅(後述)の使用人など身内の人間に対してはより砕けた口調を使う。
ゲームとは異なりククイ博士の助手ではないため、彼の研究所にも居候しておらず、ほしぐもちゃん入りバッグも装備していない。
またスカートのデザインもゲームと若干異なり、白と水色のパーツに分かれている。
勤勉で本をよく読み、ポケモンの知識に関しては誰よりも詳しい。授業でも積極的に手を挙げて発言しており、マオ考案のポケモンフーズのレシピにバランスを良くする工夫を加えたこともある。
またポケモンバトルに対する抵抗感もないようで、カプ・コケコとのバトル中のサトシに助言したり(2話)、彼のバトル好きな性格を理解して自宅敷地内のバトルフィールドを提供したりしている(8話)。
弱点
ポケモンに触れることが全くできず、近づいただけでも条件反射で避けてしまい、不意打ちで触れられた時は硬直してしまう。
ポケモンに驚いた際にはもれなく顔芸を披露しており、歴代ヒロインはおろかアニポケ全体で見てもハイレベルなものを晒してしまったこともある(4話他)。
上でフィールドワークが行われた5話に至っては、ライドポケモン及び釣り上げるポケモンとの接触に備え、秘密兵器と称する潜水服のようなスーツを纏って現れたほど(尚、この時彼女が使用していたルアーはピッピの形状で、ミロカロスをヒットさせていた)。
一方で周囲からこの弱点を指摘されると、「触れます!論理的結論として、わたくしがその気になりさえすれば……」とややムキになって反論する。
人曰く、「ポケモンは大好きです!……学びの対象としては」とのこと。
しかし8話にて、幼少期はポケモンに触れたこと、一時期母親といた別の屋敷から帰ってきてから全く触れなくなったことが判明。特に後者については彼女自身も、なぜ触れなくなったのか自分でもわからないと言っている。
上述のリアクション芸や天然気味の行動から、ネタキャラ化し始めている気配さえしていたが、意外にも複雑な背景がある模様。今後の展開に期待である。
同話終盤でサトシらの後押しもあり、ポケモンのタマゴには触れるようになった(形状の似ているタマタマには触れられなかった)。
自宅
アニメでは、ククイ博士宅に居候しているのはリーリエではなくサトシであり、ロフト部分も彼の自室となっている。
このため「アニメのリーリエはどこに住んでいるのか」と話題になっていたが、8話で自宅がとてつもなく大きな屋敷だと判明。ハウオリシティから離れた近郊にあり、ここからポケモンスクールまでリムジンの送迎で通っている。
リーリエに配慮し屋敷内にはポケモンを入れないようにしているが、中庭には遊具が設置されており、屋敷周辺に住む野生のポケモンたちが遊びに来る。また敷地内には、ポケモンバトル用のフィールドも備わっている。
自室もかなり広く豪華。勉強家の彼女らしく、ポケモンに関する本がギッシリと並んだ大きな本棚があり、別の棚の上にはポケモンのぬいぐるみ(中にはピッピ人形の姿も)が複数飾られている。
家族
8話にて、母親と兄がいることが判明。写真の中のそれぞれの容姿はゲームと一致しており、同一人物と見てよさそうである。
母親は上述の「別の屋敷」に留まって仕事をしており、兄もまた別の場所にいるらしい。
また、ゲーム本編には登場しない執事のジェイムズや、運転手・メイドなどが屋敷で働いている。
手持ちポケモン
前述の弱点のため、現時点で手持ちのポケモンがいる様子はない。
しかしアニメのキービジュアルでは、リーリエの傍にアローラロコンの姿が確認できる。
更にOP「アローラ!!」の映像の中で、光輝くポケモンのタマゴらしきものを受け取るシーンがあることから、ロコンの誕生をきっかけにポケモンに触れるようになるのではと予想されている。
そして8話でマオの提案により、オーキド校長から預かったタマゴの面倒を見る係を引き受けた。
このタマゴは校長曰く「ラナキラマウンテンで発見された」とのことで、アローラロコンが誕生する可能性がますます高まっている。
余談
- 声を担当する真堂圭は、アニポケの前シリーズ(XY)でセレナのライバルキャラ・ミルフィの2代目CVを務めている。
- ポケモンに驚いた時の(表情豊かな)反応は、むしタイプを前にした時の初代ヒロイン・カスミを思わせる。
タグ利用について
現在、編集合戦が行われているため、タグは「リーリエ(ポケモン)」もしくは「リーリエ」と「ポケモン」のタグを併用して投稿することをお勧めします。
関連イラスト
関連動画
関連タグ
サトシ(アニポケ) カキ(トレーナー) マオ(トレーナー) スイレン(トレーナー) マーマネ
白ワンピース ノースリーブワンピース つば広帽子 / ピクチャーハット
その素性
その正体は、エーテル財団の代表ルザミーネの娘。スカル団の用心棒をしているグラジオは2年前に出奔した実兄である。
父の失踪により歪んでしまった母の野望を止めるため、物語の冒頭で「ほしぐもちゃん」を助け出して逃亡しククイ博士のもとに身を寄せていた。
島巡りに挑戦する主人公の旅に同行し、その過程でほしぐもちゃんを元の世界に帰す方法を模索していく。当初は控えめで自己主張が乏しかったが次第に自分の意思を強く見せるようになる。
主人公がスカル団のアジトに向かった際エーテルハウスに留まっていたが、ハウ達を傷付かせない為にプルメリに交渉して捕まり、エーテルパラダイスに連れ戻されてしまう。エーテル財団本部での事件後にはイメージチェンジを果たし、ポニ島にある大大試練発祥の聖地までそのまま同伴する。
一連の事件が終息した後、主人公に覚醒した「ほしぐもちゃん」を託し、自身はルザミーネの治療に尽力することを決める。
主人公がアローラの初代チャンピオンとなり、リリィタウンでお祝いした際は、初めて出会った戦の遺跡に赴きカプ・コケコとのバトルを見守った。
翌日、母の後遺症を回復させる手がかりを掴む事も含め、トレーナーになるべくカントー地方へと船で旅立つ。
いつか再びアローラにやって来ることを告げて…。
尚、エンディング後リーリエとは一切会うことができなくなる。これを嘆く人が続出しており「リーリエショック」「リーリエロス」などと呼ばれている。
ちなみにククイ博士の研究所にあるリーリエの日記が読めるようになっており、エーテルパラダイスから脱出し主人公に出会うまでの経緯が書かれている。
みんなにあえてよかった
あなたにあえてよかった