チキ
ちき
「チキ」と呼ばれる人物
実在の人物
- 日本の批評家。 → 荻上チキ
- スペインの元サッカー選手。 → アイトール・ベギリスタイン
架空のキャラクター
- 『ファイアーエムブレム』シリーズの登場人物。 → 本頁で解説。
- 『舞勇伝キタキタ』の主人公。 → 本頁で解説。
人名以外
- 鉄道車両の形式。 → 本頁で解説。
- もしかして → チキン
『ファイアーエムブレム』シリーズのチキ
『暗黒竜』および『紋章』のチキ
『暗黒竜と光の剣』および続編の『紋章の謎』(ともにリメイク版含む)に登場。
クラスは「マムクート」。
CV.諸星すみれ(ファイアーエムブレムヒーローズ)
見た目も精神的にも幼いが、年齢で言えば1000年以上も生きている。
もっとも、生まれこそ1000年前だが竜族の中ではもっとも強力な神竜の暴走を危惧していたナーガの意思により、生まれたころより氷竜神殿にて永い眠りにつかされていた。
そんな彼女に情が移り、不憫に思った世話役の火竜バヌトゥによってチキは目を覚ます。
彼女の記憶はバヌトゥに連れられて共に10年ほど人里で暮らしていた間しかなかった。
ユニットとしては、通常は人間の姿をしているが「竜石」と呼ばれる特殊な石を用いることで数ターンだけ竜の姿になることができる。
竜になるととてつもない強さを誇る一方、「竜石」を失った人間状態では完全に無防備。
特に敵陣の真っ只中で人間の姿で居続けるのはかなり危険な行為となる。
シリーズやリメイク版などによって変身の仕様は変わっているものの、
どの作品でもユニット性能および成長率が高いため自軍に加入してすぐに前線で活躍できるキャラクターである。
『覚醒』のチキ
概要
ヴァルム大陸中部のミラの大樹で暮らす巫女。
かつて英雄マルスと共に戦い、『暗黒竜』・『紋章』に登場した本人が成長した姿である(有料配信マップで『暗黒竜』・『紋章』のチキと対戦させるとはっきりと「過去の自分」と呼ぶ)。
当人いわく「もう3000歳だもの。仕方ないわ」(LVUP時にステータスがヘタれた時)ということで、『覚醒』は『暗黒竜』や『紋章』より約2000年後の世界であることが分かる。
外伝をクリアすることで、今作でも「竜石」を手に活躍をしてくれる。
後半加入ながら、即戦力級の初期パラメーターと当時そのままの高成長率を兼ねそろえており、上級加入組では最強クラスに位置する。
成長したことで大人びて物静かな言動が多いが、時折幼い一面を覗かせたりも。
彼女にとっての「お兄ちゃん」は英雄王が伝説になったこの時代になっても、マルスただ一人だけのようだ。男性として好意を持っていたのかは不明。
神竜信仰の巫女でもあるが、極端に神聖視されることは嫌っている。激しい感情を見せることは少ないが、巫女としての神聖さを利用した講演会やグッズ販売などでボロ儲けしていた、大昔に会ったことがあるような気がする行商人に対してはさすがに腹に据えかねたか、巫女の神聖さを不当に利用したとして食うぞ(意訳)と脅す姿を見せた。
ちなみにその行商人が儲けた金は全額寄付に回されることになった。
過去二度の戦争を「マムクート」として生き抜いた戦闘経験は伊達ではなく、実際ほかの「マムクート」と比べると鱗の密度や量が多いらしい。そのことをンンに毛深いと形容された(直後にンンは訂正している)。
この子どもの場合、真面目に設定を考えると神竜ナーガと邪竜ギムレー両方の血を受け継ぐことになるため、将来は歴代最強クラスの「マムクート」になると思われる。恐ろしい…!
一応ステータス的に言えば、「技と速さをある程度単独でカバーできる」利点がある。
というのも『覚醒』の「マムクート」は速さの基本上限値が低いうえ、もう一人の「マムクート」は速さ成長率や固有上限もやや低くなっているからである。
代わりにチェンジプルフシステムの対象になったことにより、無制限にではないが「マムクート」以外のクラスにもなれるようになった。『新・暗黒竜と光の剣』、『新・紋章の謎』で涙を呑んだお兄ちゃんたちには朗報……なのか? まるでナギ様のようにムチムチボディなってしまって……でも顔は割と童顔のままだし精神年齢もあんまりは成長してないけど。それに「ドラゴンナイト」にしたときははっきりいってFSS。
『幻影異聞録♯FE』のチキ
CV.諸星すみれ
大ブレイク中の「ウタロイド・TIKi」という合成音声ボーカルソフトのキービジュアルキャラ。その正体はクロムたちと同じミラージュで、元の世界での記憶を失っている。自力でこの世界に存在を維持できないため、舞子やサーリャが制作したTIKiを通してパフォーマを得ている。
フォルトナ事務所にある「ブルームパレス」に縛られているらしく、樹の世界のものに触れることもできない。クロムたちのようにカルネージフォームになって戦うことはできないが、「ユニティ」という儀式を行ってカルネージ(武器)の作成や強化、樹たちのスキルの習得などを行うことができる。それ以外にもイドラスフィアで得られる素材から薬の調合や道具の錬成などもできる。
樹たちのことは「おにいちゃん」もしくは「おねえちゃん」と呼んでいる。
『舞勇伝キタキタ』のチキ
『舞勇伝キタキタ』の主人公。
キタキタおやじの強烈なキャラに隠れて今一つ目立たないが徐々に成長中。
第37蓑において、ノキマフの町での地獄のどうくつイベントをキタキタおやじがクリアすると勇者の称号をチキに譲った。
それによりチキは念願の勇者になる事が出来た。
また女の子の様な可愛らしい顔つきをしているため
第39蓑にて女の子と見間違えるくらいの見事な女学生を演じて見せた。
具体的な進展が無いまま物語は終わってしまう。
しかしながら、勇者になる事よりも一緒に旅が出来る事の方が大切であるという
ルータ王女のチキに対する思いが物語中で見受けられたので
将来彼の想いが実る可能性は十分に有ると言える。