70年代風ロボットアニメゲッP-X
ななじゅうねんだいふうろぼっとあにめげっぴーえっくす
概要
1999年に発売された、アローマのPS専用横スクロールアクションシューティングゲーム。
タイトル通り70年代のロボットアニメをバカバカしいまでに再現しており、声優に神谷明、永井一郎、池田秀一他超豪華声優陣を起用、さらにささきいさおや串田アキラらによる暑苦しい各種BGM、大張正己を起用した超カッコいいデモムービーなど、力の入れ所を明らかに間違っている壮大なバカゲーである。
なお、本作の製作により大赤字を叩き出したアローマは次のゲームを出す前に倒産した。
おバカな点
本作は8ステージ存在するが、ステージの流れまでテレビアニメを踏襲しており、OP→Aパート→アイキャッチ→CM→アイキャッチ→Bパート→ED→次回予告といった流れになっている。そう、発売されてもいないキャラグッズのCMが流れるのである。
他にもありとあらゆる面でパロディが行われており、パクっていない部分は無いんじゃないかといった出来だが、ダイナミックプロの許可は取っている。すげえ! 尤もダイナミック以外のパロディも凄まじいのだが…。
あらすじ
197X年、地球に突如宇宙悪魔帝国の魔の手が迫る。防衛軍を一ひねりした宇宙悪魔帝国の宇宙ビースト軍団に、宇宙ロボット研究所は合体ロボゲッP-Xを開発し、迎撃させる。息つく間もなく訪れる宇宙悪魔帝国に、ゲッP-Xは敢然と立ち向かう。
シナリオは全8話だが、第1部の最終話である第4話で「どの形態でボスを撃破したか」により、シナリオが3つに分岐する。この場合、形態時のメインパイロットは重核子爆弾から仲間を守るために殉職し、ゲッP-Xも破壊される。以降はそのメインパイロットを欠いたシナリオとなる。
登場人物
宇宙ロボット研究所
- 百舌鳥恵一(CV:神谷明)
通称ケイ。ファルコン号メインパイロット。17歳。テーマカラーは赤。熱血漢でオープンスケベ。
- 放出仁(CV:速水奨)
通称ジン。シャーク号メインパイロット。17歳。テーマカラーは青。ロン毛のイケメン。ニヒルなナイスガイだが女に目が無い。
- 天王寺力(CV:たてかべ和也)
通称リキ。パンサー号メインパイロット。17歳だがとてもそうは見えない。テーマカラーは黄色。ガチムチで柔道の達人。ドジで慌てん坊な関西人。
- 高槻今日子(CV:岩井由希子)
通称キョウ。17歳。テーマカラーはピンク。男言葉で話すお転婆少女。
三人娘は第2部以降に登場し、4話で殉職した人物の後継を務める。
- 千里鈴鹿(CV:山川亜弥)
通称スズ。ケイのクラスメイトの17歳。テーマカラーはオレンジ。眼鏡委員長。
- 堺宏美(CV:吉田古奈美)
- 呉石博士(CV:永井一郎)
- 呉石澪(CV:若菜葉子)
所長の孫娘。テーマカラーは紫。補給を担当する。
- 手塚摩耶(CV:鈴木香里)
所長の助手を務める美女。