概要
『トラキア776』『覚醒』『if』以外のシリーズ全作品に登場する、初代の頃から一応ヒントはあるが隠し要素とでもいうべき要素。
とある3体のユニットの内2体を敵ユニット1体に隣接させ、残りの1体で攻撃を加えると必ずクリティカルヒットが出る、というもの。
更に『封印の剣』以降は必中になっているため更に強力。
但し、構成員は全て同じクラスのユニットであることがほとんどのため、軍のバランスとしては今ひとつになってしまいがち。
作品別の使い手
『暗黒竜と光の剣』・『外伝』・『紋章の謎』(リメイク版を含む)
いわゆるペガサス三姉妹であり、トライアングルアタックの元祖である。
以後、ペガサス三姉妹=トライアングルアタックの印象が強くなった。
外伝のリメイク『Echoes』では、『新・紋章の謎』以来7年ぶりに復活。
さらに初の声付きでトライアングルアタックが行われCMに使われた。
…が、戦技扱いゆえ発動するにはHPを10も消費するうえ戦技ゆえ追撃も行えない。
その上性能が必ず必殺から必殺+40%と超絶弱体化しており、声が付き派手なモーションになったわりには非常にがっかりな性能になった。
三姉妹の名誉の為に言えば、FC版と比べ攻撃力補正が+5から+8に強化されており、命中にも+30%の補正が入るようにはなっているが、
それでもHP消費&必殺保証無しというデメリットの方が大きいと言わざるを得ないだろう。
一応技の数値がカンストし、必殺補正+10の入る武器を持つことでパオラ・カチュアの2人は必殺発動率が100%になるが、
エストに限り支援効果で必殺+の恩恵が受けられない為、必殺発動を100%にする場合は錬成で最大強化したナイトキラーをロムファイアに進化させ、それを更に最大まで錬成した物を装備した場合のみ発動率が100%になる。
『聖戦の系譜』
敵専用のシステム。シリーズ通して敵がトライアングルアタックを使うのはこの作品のみである。
『封印の剣』
ペガサス三姉妹。但しイリア編ルートでなければユーノが加入しないため使えない。
オスティアの重騎士三人である。ボールスとウェンディが兄妹。ペガサス三姉妹と違いルートに関係なく使用できるが、機動力の低さからペガサス三姉妹以上に三人出しづらいため見る機会が少ない。
『烈火の剣』
ペガサス三姉妹。ヘクトル編でないとファリナが加入しないため使えない。
『聖魔の光石』
「ペガサスナイト」であるがシレーネとヴァネッサのみが姉妹である。ターナは2人の主君の王女。
今作では特殊であり先述の敵ユニットに隣接する2人が「ペガサスナイト」または「ファルコンナイト」であればいい。
よって、ターナかヴァネッサを「ワイバーンナイト」にした場合はそのユニットで攻撃する場合のみ発動可能。
2人共を「ワイバーンナイト」にした場合はトライアングルアタックは出来ない。
『蒼炎の軌跡』・『暁の女神』
三兄弟。初の別々のクラスでのトライアングルアタックである。
条件も特殊で「全員が弓か弩を装備」しており「敵ユニットに対して1マス離れて囲む」ことが条件。
1マス離れて囲む、ため敵ユニットに対して斜めのマスはNG。
『蒼炎の軌跡』の場合は特定の拠点会話を発動後利用可能になる。
『暁の女神』ではオスカーは最上級クラスでないと弓が使えないためなかなかお目にかかれない。
「ペガサスナイト」であるが血縁関係は無い。ただし上司と部下、あるいは師匠と弟子の関係ではある。
この4人の内3人で利用可能。
シグルーンは『蒼炎の軌跡』では加入しないため、シグルーンとの組合せは『暁の女神』のみ。
『新・紋章の謎』
まさかの戦士三人組。利用条件は同様。
『ファイアーエムブレム無双』
隠し要素として実装。まさかの別作品同士の人物との連携。しかも、原作でトライアングルアタックの対象外とゲームシステムに無い作品の人物同士の連携。勿論フルボイスである。
対象となる三人それぞれの絆レベルをA+まで上昇させ、かつ、3人が同一マップにいる状態でシーダが覚醒奥義を使うと発動する。
…だだし、モーションはシーダの覚醒奥義の流用なので攻撃範囲やダメージは全く変わらない。
余談
前述の通り「覚醒」にはトライアングルアタックのシステムそのものは無いが、(姉妹関係に無い)ルキナとシンシアの支援会話に「英雄王マルスの時代にいたペガサス三姉妹の三位一体の必殺技」の話題が出てきている。