カロー
かろー
概要
宇宙幕府ジャークマターに所属する怪人であり、各星座系を掌握する極悪領主。
ショーグン・ドン・アルマゲの名の元に各星座系とダイカーンを統率しプラネジュームを集めさせている。
その地位はとても高く、アルマゲの直属の部下である刺客達ですら敬意を表している他、有事の際は自らの居る現地のダイカーンやその手駒を自身の戦力として引き込んで使役出来る立場と権力を持つ(現地が管轄外であっても関係ない)。
ダイカーン同様、ジャークマターの構成員として一定以上の働きを認められる事によって与えられる役職であり、スコルピオはジャークマターの「殺し屋」として多くの反逆者を抹殺した功績からこの役職を与えられている。
総数は88名でキュウレンジャーを苦戦させる程の実力を持つ強敵ぞろい。
Space.2にて、ラッキー以外のキュウレンジャーはエリードロンと交戦し、その危険性を理解している。
ただし結局は上級管理職の為、役職の都合上本来は支配する星座系から離れる事が出来ない身分でもあり、本編前半でキュウレンジャーが戦ったカローは特例・特権を与えられた上でキュウレンジャーの抹殺を命じられた2名とごく僅かである。
Space.32にてドン・アルマゲより全カローに対し、新たなフクショーグンへの昇進を条件としたキュウレンジャーの抹殺指令が通達された。
Space.35にてジャークマターの広告塔だったホシ★ミナトが洗脳を解かれ、反ジャークマターの旗振り役となったことで各地でジャークマターに対する抵抗運動が活発化した、カロー達は鎮圧に忙殺される事になり、キュウレンジャーへの対応も管轄する星座系に現れた際に迎撃するのがやっとと言う状況に追い込まれることとなった。また、キュウレンジャーもフクショーグンとも渡り合える程に成長したため、逆に撃破されるカローが続出する。
Space.44では前話で明らかとなったドン・アルマゲの真の目的が、ミナトを介する形でカロー全員に知らされる。今ある宇宙を支配して充足していただろうカロー達は誰も宇宙の破壊を望んではいなかった様で、沢山いた残りのカローはキュウレンジャーとは戦わず(キュウレンジャーの方も余程の事が無い限りは追撃するつもりは無い様子)ジャークマターを離脱する事になり、組織としてのジャークマターその物は崩壊の一途をたどる事となった。
この顛末は結局、ジャークマターとはアルマゲが『宇宙を支配する』と言う目先の欲望を煽る事で数多くの人々をプラネジューム採取に駆り立てるシステムに過ぎなかった事を端的に示している。アルマゲ自身への忠誠心は無くとも、その威光の元で星座系一つの頂点に立てる魅力的な立場であるこの役職を目指す様、構成員を全宇宙に対する侵略行動へ駆り立てていたのが組織の実情だったと言う訳である。
カロー一覧
Space. | 名前 | 装備 | 特有 | 分類 | キョダインロウ | 統率星座系 | 出身惑星 | モチーフ | CV |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1~5,25 | エリードロン | エレクトロングボウ | 帯電性の金属ボディ | 合金宇宙人 | 右肩 | イテ座系 | イテ座系オジカゾ | エレクトロン合金の牡鹿像&弓矢&狩人 | 黒田崇矢 |
12~21,25 | スコルピオ | ジャークジャベリン | 猛毒の尾 | 毒針宇宙人 | 左腰 | サソリ座系 | サソリ座系ニードル | キョンシー&官吏&ウミサソリ | 久保田悠来 |
33 | マゲラー | マゲランチャー | マゲマゲパワー | 合金宇宙人 | 左腰 | オヒツジ座系 | オヒツジ座系スプン | スプーン曲げ&超能力者&羊 | こねり翔 |
36 | ウンジェット | 空陸両用プレコンジ機 | ソージュー肢 | クリーチャーエイリアン | プレコンジ機の胸装甲内 | コジシ座系 | コジシ座系オーゴ | 黄金ジェット&戦闘機パイロット | 高城元気 |
37 | ジューモッツ | スナデツクランチャー、スナスナイパー | スキャン能力 | 傀儡宇宙人 | 左腰ベルト | シシ座系 | シシ座系トウラ | トゥーラ遺跡の戦士像&ガンマン | 辻親八 |
38 | デスゴン | ケンポーケン | デスディスク | 合金宇宙人 | 右腰 | ケフェウス座系 | ケフェウス座系ネビュラ | ネブラ・ディスク&サモ・ハン・キンポー | 松尾まつお |
38~43 | メカマーダッコ | タコ足配線電磁バラバラムチ、タコメーター付きテンタクレイモア、タコマンドバルカン、オクトバストショット | 無敵のメカニカルボディ | サイボーグ宇宙人 | 右腰 | ペルセウス座系 | ハチブンギ座系惑星クリスタコスカル | 水晶ドクロ&蛸&サイボーグ | 喜多村英梨 |
40 | グローブン | 魔球デッドキラー1号~3号、スーパー魔球カジキ殺し | ヘビーユビー | 魔球宇宙人 | 右腰 | カシオペア座系 | カシオペア座系小トクタ | 聖徳太子の地球儀&メジャーリーガー | 落合福嗣 |
41 | サザンキング | サザンクラッシャー | マボロジュウジ | 幻覚宇宙人 | 右腰 | ミナミジュウジ座系 | ミナミジュウジ座系ミナーミ | 十字 | 浜田賢二 |
Vシネマ | ザンダバルド | ザンダーバー刀 | - | 甘言宇宙人 | 左腰前 | ジョウギ座系 | ワシ座系トテム | サンダーバード&ウォーリアー | 磯部勉 |
ショーグンの刺客
ドン・アルマゲ直属の配下で、ジャークマターに反抗する勢力を抹殺する役割を与えられた宇宙人。カローと同等の実力、出身星由来の特殊能力を有しており、キョダインロウも所有している。
カロー同様、現地のダイカーン等を使役して自らの戦力と出来る立場と権力を与えられているが、役割の都合上支配する惑星等は持たず、アルマゲの命令で各惑星を渡り歩いている模様。
昇進前の略歴を見る限り、スコルピオもこの立場に身を置いていた様だが、詳細は不明。