スプーン曲げ
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すぷーんまげ
スプーン曲げとは、手品の一種。
日本ではユリ・ゲラーがテレビなどで「超能力」として実演したことから話題になった。
金属は硬いと思われがちだが、金属はもともと展性・延性と呼ばれる曲げたり伸ばしたりできる性質を持っている。したがって、薄いスプーンなら力を入れれば簡単に曲げることができる。
また熱に弱いガリウムという金属を使う手があり、グッズも売っている。
テレビの真似をした小学生達により当時大量のスプーンが犠牲になった。合掌。
指3本を使っててこの原理でスプーンを曲げる。
このことから、現在では科学マジックの一種であるとされており、物理部などの文化部による学園祭での出し物としてもオーソドックスな部類。
あたかも力を加えていないように見せかける小手先のテクニックや超能力に見せかけるパフォーマンス・話術も必要であるが、奇術としては初歩中の初歩であり、職業マジシャンを目指す場合にはスプーンも曲げられないようでは話にならない。
このため、小学生でも簡単に習得できる「超能力」として現在なおそれなりに強い人気を誇り、大量のスプーンの廃棄に直結するために給食のおばちゃん泣かせな代物となっている。
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【あらすじ】 『緊急特番!超能力は存在するいやマジで!!上半期特別版』 出演する新進気鋭の超能力者のスプーン曲げに感嘆の声をあげる孫娘は、番組を一緒に 見ていたスプーン製造数十年のお爺さんに問いかける。 「作る側からしたら、スプーン曲げってどうなの? 粗末にするなー!ってなっちゃう?」 その場は適当にごまかしたが、実はお爺さんは知っている。 スプーン曲げの裏側。 血で血を洗う抗争の歴史と闇。 しかし闇があるところに光あり。 抗争の歴史に終止符を打ったのは、お爺さんのある能力だった。 平和をとりもどしたスプーン曲げ業界。 しかし、長い年月がその平和にも暗い影を落とし始めて… 【その他】 このお話は以下の記事を見たときに、ぽんと思いつきました。 超能力者・清田益章が絶対に曲がらない硬度55の特製鋼スプーンを 念力で切断! https://web-mu.jp/paranormal/12273/ 謎と不思議のミステリー… そんなムーのイメージとは何か違うお話になってしまいました。 しかしそれは仕方が無いのです。 私がこのお話を書くことは、既に決まっていた事なのですから。 遥けき彼方の天の国。 その宮殿におわします天の帝の元にある偉大なるアカシックレコード。 そこにもう何億年も前から刻まれている事象なのであり、定まった未来の 一つなのでありますれば。 やんぬるかな。 矮小なる存在である私には、それに抗う術など到底ありはしないのです。 (この場を借りて本編に足りないムーっぽさを少し足してみました) 書いていて、とても楽しかったです。 この企画に感謝致します。 また、読んで頂いた方にも感謝申し上げます。 どうもありがとうございました。4,527文字pixiv小説作品