概要
ヒーロー育成の名門校『国立雄英高等学校』ヒーロー科に所属する生徒の1人。
プロフィール
出身地 | 鳥取県 |
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誕生日 | 6月19日 |
血液型 | O型 |
身長 | 185cm |
出身校 | 江湖(えこ)中学校 |
所属学校 | 雄英高校 |
所属学科 | ヒーロー科 |
所属教室 | 1年A組10番 |
好きなもの | ケーキ |
ヒーロー名 | 甘味ヒーロー シュガーマン |
個性 | シュガードープ |
声優 | 奈良徹 |
人物
口田甲司に次いで高い身長、しっかり鍛え上げられた筋骨隆々の肉体、眉毛を吊り上げた厳めしい顔相を持つプロレスラーのような巨漢。しかし、ストイックそうに見える風貌に反してなかなか社交的な面を備え、対人戦闘訓練を境に出久と交流するようになった。
ケーキに限らず甘味全般を好み、学生寮『ハイツ アライアンス』男性棟の自室に持ち込んだオーブンや麺台などを使って個性発動用の手作り菓子を試作している(本人曰く「出来ているものをいちいち買っていると出費がバカにならない」)。入寮以前から菓子作りに勤しんでいたためかその腕前は確かであり、女子側の思い付きで唐突に始まった「お部屋披露大会」ではたまたま作っていた出来たてのシフォンケーキを振る舞い、生クリームもデコレーションも無いプレーンタイプながら見学に訪れた女子全員の舌を唸らせた。これについては、アジアンテイストのインテリアによる意外性を狙った瀬呂範太もさすがに降参し、上鳴電気と峰田実両名から「模範的意外な一面かよ!!」とツッコまれた。
要望書に従って製造されたコスチュームは後頭部、目、口元のみ露出した黄色の全身タイツ型アクションスーツに、白のロンググローブとミドルブーツ。他の生徒に比べてシンプルにまとめられたその装いは戦隊ヒーロー、あるいは覆面レスラーを彷彿とさせ、腰に装着したベルトには個性発動のエネルギー源となる甘味を携行すると思われる複数のポシェットが装備されている。
どことなくどこかの狂気じみた自転車競技部員に似ている瀬呂と同じく、どことなくどこかのラスト5秒の逆転ファイターに似ているが突っ込んだら負け。
個性
糖分10g(角砂糖約3個分)につき3分間だけ通常時の5倍の身体能力(主に筋力)を発揮する『シュガードープ』(敢えて直訳すると『砂糖麻薬』という極めて物騒な名前)を持つ。
「発動時点の身体能力に大きな上乗せをする増強型」という点で出久の個性『ワン・フォー・オール』に似た性質を持ち、パワータイプヒーローの個性としては単純に考えれば破格の性能を誇る反面、「非常に燃費が悪い」「使いすぎると脳機能が低下して強烈な眠気や倦怠感に襲われる」という欠点の都合上、持久戦や消耗戦との相性が滅法悪い。
このため、個々の個性強化を目的とした林間合宿では「個性発動に必要な甘い物を食べながら筋トレしパワーアップを図る特訓=発動限界時間の延長+肉体鍛錬」を課題とし、同じく摂食によるエネルギー供給を個性発動の源とする八百万百と共にテーブルセットに座って3段ショートケーキを手掴みで食べ続けながら黙々と訓練するという珍妙な一幕を見せた。