2001年5月1日、浦和市・大宮市・与野市の3市の対等合併により発足。2005年4月1日には岩槻市を編入し現在に至る。
県庁は元々あった旧浦和市域にそのまま置かれている。
政令指定都市及び都道府県庁所在地都市としては初めてのひらがな名称であり、決定時には賛否両論(むしろ圧倒的に否定論)が噴出した。ちなみに「埼玉」の県名発祥の地は、さいたま市の遥か北に位置する行田市である。もともと発足時の地域はすべて北足立郡に属していた(後に編入された岩槻市のみ南埼玉郡)ため、特に行田市からの反対があったのが市名がひらがなとなった原因の一つとなっている。
人口は2018年統計で130万人と埼玉県内随一の多さを誇り、2位川口市とは2倍以上の差がある。
「合併したんだから当然じゃん」という声はあるが、合併前でも1位(浦和)と3位(大宮)である。
さいたま市は全体的に図書館が夜遅くまで営業している事が多く、浦和駅東口の中央図書館はその傾向が強い。
1894年12月10日に大宮駅北側に車両工場を設立したことや、大宮駅から北に2キロ離れたところに鉄道博物館が作られたことから、現在も鉄道の街として認知されている。
さいたま市といえばサッカーと言われるくらいサッカーの街としても知られる。特に浦和は明治時代にサッカーが伝わって以降急速に広まり、古くは高校サッカー、現在ではJリーグ・なでしこリーグでその名を轟かせている。高校サッカーは現在鳴りを潜めているが、かつては広島、藤枝(静岡県)と共に「サッカー御三家」と呼ばれたほど。大宮も大宮で現存する最古のサッカースタジアムを保有している。
与野と岩槻のことが忘れられがちだが、与野はさいたま芸術劇場の所在地であり、バラ祭りがそれなりに有名。岩槻は元々城下町で、本来はこちらが県庁所在地になる予定だった(「埼玉県」の名前も「南埼玉郡岩槻」を想定したもの)。現在でも人形の街として知られる。
主な施設
鉄道
大宮駅 浦和駅 武蔵浦和駅 南浦和駅 さいたま新都心駅 岩槻駅
宇都宮線 高崎線 埼京線 川越線 上越新幹線 東北新幹線 東武野田線 埼玉高速鉄道
道路
主な区
浦和区 大宮区 見沼区 岩槻区 西区 北区 中央区 南区 緑区 桜区
著名な出身者
佐藤健(俳優)
反町隆史(俳優)
土田晃之(芸人)
小嶋陽菜(アイドル)
椎名純平(歌手)
椎名林檎(歌手)
片山さつき(政治家)