ミラクルワールド
みらくるわーるど
概要
2002年のてれびくんの応募者全員サービスビデオ『ハイパーバトルビデオ』に登場する架空の異世界。原作である「仮面ライダー龍騎」に登場するミラーワールドがモデルになっているが、設定は大きく異なる。
このように書けば原作の視聴者の皆様はもうおわかりいただけるだろうが、ミラクルワールドの仮面ライダーは龍騎以外の作品に登場するライダーと同じく純然たる正義のヒーローなのである。ある意味では主人公の城戸真司もしくは視聴者の皆様(主にお父さん世代とちびっ子)の理想が具現化した姿と言えよう。
登場人物
正義のライダー
余談
一部のヒーローショーや映画『レッツゴー仮面ライダー』では、原作ではひねくれ者や悪人ばっかりだった「龍騎」のサブライダーがイイヤツとして登場しているのだが、そういった場合にも「ミラクルワールドのライダーなんじゃね?」と冗談交じりで言われることがある。
まあ、裏を返せば原作はそのくらいライダーの常識から外れた異色作であるわけだが。
失われた可能性
端的に言って、ベルトの新調。ドライブ期に、その片鱗はあったが。
その要素ではこの作品、ただ笑ってばかりもいられない。
アギトのベルトはVバックルへと変更されていない,自分の紋章も持っているのに!
そりゃまぁアギト用のカードがあったとして、ファムと同じ武器を使うので、
ソードが2枚で4枚しかないハズレデッキなのだが・・・
1号ライダーのバックルが『象徴』と同時に"浮いた"存在になったのは、多分ブレイド以降。
この時点でハッキリ描けなかったのは仕方ないが、"アギトだから"ではなく、
”2作目の主人公だったから”、ベルトの新調という手法が使えなかっただろうか?
前作ライダーは客演のたび新しいベルトをはめ、世界観を合わせるという,
暗黙のルールを築く未来は来なかったのだろうか・・・?
それはさておき、『神崎ライダーとしての特殊能力』が本作のアギトに備わっていたなら、
翔一の同僚の初変身(未遂)やジオウ時を思うに、
『向かい合った人を自分と同じ姿に出来る』 "ミラーベント"だったかもしれない。