『大空魔竜、それは無敵の機械竜!ガイキング、それは熱き炎の戦闘巨人!今、この二つの力が一つとなり、明日の世界を守り抜く!君も心に、その名を刻め!大空魔竜ガイキング!!』
2005年11月12日から2006年9月24日までテレビ朝日において放送された。全39話。
概要
1976年に放送された『大空魔竜ガイキング』をリメイクした作品。
リメイク作品であるが、主役メカであるガイキングと大空魔竜、そして一部のキャラクター名称以外、
人物、世界観、ストーリーを一新した、完全オリジナル作品となっている。
キャラクターデザインは山崎健志、山崎展義、直井正博(パイロット版のデザインは中鶴勝祥)。
殊にメカニック関係の作画スタッフがやたらと豪華で、合体シーンは 大張正己、愛姫みかん、牟田口裕貴、大籠之仁、まさひろ山根が担当。
後期OPは金田伊功が担当。
当初は「金色のガッシュベル」の次番組としてオリジナル版と同じフジテレビ系「ドリーム9」枠か、テレビ東京系平日夕方か土日午前中の何れかに導入が検討されたが、双方とも不成立となり、テレビ朝日が関東ローカル枠の穴埋め番組として導入した。
その為愛媛朝日テレビと琉球朝日放送の2局しかネットされず、CS放送を除き長らくは「知る人ぞ知る幻の作品」となっていた。
ストーリー
少年ツワブキ・ダイヤは父と小型船で海に出て、洋上に燃え上がる黒い炎を目撃した。その中から巨大な怪獣が出現し、父や船員たちは海中へと消え、彼にも危機が迫った時、巨大な機械の竜が出現しツワブキ・ダイヤを守ってくれたのだ。それから5年、再び地上に巨大な怪獣が現れた時、中学生になったツワブキ・ダイヤは巨大な機械竜「大空魔竜」と再会する。
登場人物
大空魔竜隊
- ツワブキ・ダイヤ(CV:田中真弓)
- ハヤミ・ナオトCV:進藤尚美)
- ルル・アージェス(CV:川上とも子)
- キャプテン・ガリス(CV:大川透)
- ローサ・ベルニコフ(CV:半場友恵)
- ピュリア・リチャードソン(CV:木内レイコ)
- リー・ジェンシン(CV:草尾毅)
- ディック・アルカイン(CV:鈴木達央)
- ダイモン(CV:大友龍三郎)
- フジヤマ・シズカ(CV:雪野五月)
- ロンゴ(CV:園部啓一)
- パイロン(CV:茶風林)
- アベヤ・キョーコ(CV:前田愛)
- フランクリン(CV:岸尾大輔)
- サコン(CV:田中秀幸)
- ダイヤの父(CV:大川透)
- ダイヤの母(CV:半場友恵)
- ブライ(CV:宗矢樹頼)
- シオン(CV:野中藍)
- チェリー(CV:乃村健次)
- ジャン(CV:平田広明)
- エルトリカ・アージェス(CV:豊嶋真千子)
- ロバート・アルカイン(CV:柴田秀勝)
ダリウス軍
- ダリウス17世(CV:大友龍三郎)
- ノーザ(CV:岸尾大輔)
- ヴェスターヌ(CV:進藤尚美)
- サスページ(CV:田中秀幸)
- プロイスト(CV:竹本英史)
- 次大帝プロイスト(CV:池澤春菜)
- ニキータ(CV:雪野五月)
- テルミナ(CV:斎藤千和)
- バニシューム(CV:平田広明)
- ヒガント(CV:園部啓一)
- ケイン(CV:織田優成)
その他
主題歌
オープニングテーマ
「GAIKING」(1 - 39話)
作詞 - YOFFY / 作曲 - IMAJO / 編曲 - 大石憲一郎 & サイキックラバー / 歌 - サイキックラバー
エンディングテーマ
「ボクニデキルコト」(1 - 26話)
作詞 - MIZUE / 作曲・歌 - 徳永英明 / 編曲 - 坂本昌之
「Oh!my god」(27 - 38話)
作詞 - 青木久美子 / 作曲 - YOFFY / 編曲 - 大石憲一郎 / 歌 - サイキックラバー
挿入歌
「ガイ!ガイ!ガイキング!」(5話、30話)
作詞・作曲 - YOFFY / 編曲 - 大石憲一郎、サイキックラバー / 歌 - サイキックラバー
「その名はガイキング・ザ・グレート」(31話、35話、38話)
作詞 - 青木久美子 / 作曲 - 小杉保夫 / 編曲 - 大石憲一郎 / 歌 - 串田アキラ
「白いリボン」(25話)
作詞 - 柚木美祐 / 作曲・編曲 - 池田森 / 歌 - ルル・アージェス(川上とも子)
トリビア
プロイストのテーマ曲にドボルザークの「新世界」を使用したり、一流のスタッフが良い仕事をする余り予算オーバーとなり、局プロデューサーが頭を抱えた逸話もあった。
その影響が同じ製作プロで系列局担当だった「銀色のオリンシスTOKITO」のテレビ朝日ネット拒否の遠因と言う説もある。(関東ローカルは東京MX等の県域独立局でネットされた)
関連タグ
ガイキング ガイキング・ザ・グレート バルキング ライキング