×アイアンアント
×アリアント
○アイアント
基礎データ
図鑑説明
ポケットモンスターブラック
はがねの よろいを みにまとう。てんてきの クイタランの こうげきを しゅうだんで ふせぎ はんげきする。
ポケットモンスターホワイト
やまを ほって すあなを つくる。ふくざつに いりくんだ トンネルは アイアントが つくった めいろだ。
概要
意外にもアリそうでなかった初の蟻ポケモン(アリアドスは、それっぽい姿の蜘蛛)。
名前の由来も「Iron(アイアン、鉄)+Ant(アリ)」とそのまんま。
ゲームでの特徴
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ |
---|---|---|---|---|---|
58 | 109 | 112 | 48 | 48 | 109 |
弱点がほのおしかないむし/はがねの複合タイプで足が速く、はがねタイプのなかではアローラダグトリオについで速い2位タイの種族値109を誇る(メガポケモンを除く)。攻撃も109と高く、HPは低いが防御も112あるので物理攻撃に対しては意外と堅いが、その反面、特防は48と非常に柔らかく、特殊技に関しては半減であっても耐えられない事もある。
覚える技は威力が高いものこそ少ないがバリエーションが豊かであり、クリア前でも「いわなだれ」「シザークロス」「アイアンヘッド」「かみくだく」を覚えられ、四天王やN・ゲーチス戦にも十分通用する。
ゲーム終盤の即戦力として頑張ってくれるので捕まえても損はないのだが、それは同時に相手にすると非常に厄介だということ。
野生で出てきて「逃げられない」と出てPTに大きなダメージを負った人もいるとか。
技マシンで覚えられる「つめとぎ」で特性「はりきり」のデメリットを補うことができるが、特防が低いため、積んだときにやられる可能性があり、襷で耐えたとしても先制技がないため、相手の先制技を持っていた場合は落とされる。また「でんじは」や「バトンタッチ」も合わせて覚えられ、高い素早さを生かしたサポートも可能。
天敵はクイタランらしいが、「ストーンエッジ」を覚えられるため返り討ちにすることが出来る。とはいえ「はりきり」だと外す可能性があり、襷で耐えられ「だいもんじ」で倒されてしまう可能性がある。
ちなみに野生個体は「ストーンエッジ」を覚えていないのでクイタランの餌食……かと思いきや、「あなをほる」を自然習得するので結局クイタランが不利な点は変わらない。
隠れ特性はまさかの「なまけ」。これは実際の蟻の生態を再現したものと思われる。
「なまけ」を「なかまづくり」で相手の特性にすることができ、相手の特性も「なまけ」にして後続へ繋げば優秀なサポート役になる。
またポケモン捕獲においても相手の行動を制限しつつPPを抑えられるので非常に優秀。
ちなみに女王がいないアリは原始的なアリらしい。次回作では女王アリ的なポケモンに進化する可能性もある。
鉄みたいなアリはポケモンの創作だろうと思われるが、実は現実にも体表が銀ピカのアリ『サハラギンアリ』が存在し、熱を反射する為にこの姿に進化したという。しかし、長時間太陽光に晒されると死んでしまうらしく、餌探しに一度でも迷ったら避暑の為に巣に戻るとの事。伝承の方に目を向ければ、仏教の地獄における、獣姦を犯した者が送られる朱誅処で死者に罰を与える鉄の蟻が存在する。意外と先輩格は多かったという訳だ。
第7世代で使用する場合、つめとぎは第6世代以前で覚えさせてから転送させなければならならない点に注意。
アニメ
集団で餌を探している最中、餌となる葉を服として身に着けていたキバゴを餌と勘違いして連れ去ったことでサトシ達と接触。
ちなみにアニメではオスの個体が多いとのこと。ちなみにモチーフになったアリはオスの比率が少ない。
余談
ドラクエ2に出てきたのは、アイアンアント、アンが一つ少ない。
英語名の「Durant」で検索すると、バスケットボール選手の「ケビン・デュラント」の方がヒットする。そのためか、アイアントとケビン・デュラントのコラ画像も多い。
英名の由来はシャルルマーニュ伝説に登場する聖剣デュランダルまたはDurable(丈夫な)とant(蟻)の造語だろう。
また、ポケモン超不思議のダンジョンでは序盤の「カンロ草原」から出現するのだが、習得技がORAS基準となっているため序盤であるにもかかわらず「ハサミギロチン」をぶっ放してくる。今作の異常っぷりを表す最初の敵といえよう。
関連イラスト
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