概要
ファイアーエムブレムシリーズの武器は力・守備に依存する物理武器と、魔力・魔防に依存する魔法武器に分かれ、剣・槍・斧・弓・暗器・獣(ラグズ・獣石)は物理武器となっている。
しかしサンダーソードは武器としては剣であっても攻撃側の魔力、防御側の魔防でダメージ計算される魔法と同じ扱いの「魔法武器」となっている。
どの作品でも射程1-2だが、射程2のみ魔法となる作品があるなど細かい部分は作品で違う。聖戦・トラキアでは「いかずちの剣」という名称で、射程1は剣だが射程2が雷魔法となる。
魔法が属性分けされている作品では3すくみが雷魔法属性に設定されている場合があり、他の属性の魔法剣や、他の武器種の魔法武器が存在していることも。魔法に属性分けがない作品では3すくみは剣として扱う。
その特殊性からか、魔法武器を持った敵将は毎作品のように出てくる。
スマブラでルフレが持っている電気を纏った剣はこれ。
その他の魔法武器
- 炎の剣/フレイムランス
炎属性の魔法剣/魔法槍。炎の剣は聖戦・トラキアに登場し射程2が炎魔法となる。フレイムランスは蒼炎のみに登場し、炎属性なので化身した獣牙族に特効。
- 風の剣/ソニックソード
風属性の魔法剣。風の剣は聖戦・トラキアに登場し、間接攻撃が風魔法となる。ソニックソードは蒼炎に登場し、飛行特効。
- 光の剣
光属性の魔法剣。聖戦・トラキアに登場。間接攻撃は光魔法となる。トラキアではリーフ専用。
- しびれる槍/ボルトアクス
槍・斧の魔法武器。しびれる槍は覚醒のみ、ボルトアクスは蒼炎以降の作品に登場。射程1-2。
- シャイニングボウ/爆炎手裏剣/フェリシアの氷皿
弓・暗器の魔法武器。ifに登場。シャイニングボウと爆炎手裏剣は必殺・奥義が出ない。フェリシアの氷皿は威力が爆炎手裏剣に劣るが必殺・奥義も出る。
- 大地の剣/ルーンソード
魔法武器としては特殊な部類で、相手のHPを吸い取るというリザイアのような効果がある魔法剣。大地の剣は聖戦・トラキアに登場しトラキアではナンナ専用、間接攻撃がリザイア(光魔法)。ルーンソードはGBA3作品と蒼炎で登場、闇魔法扱い。
他作品
雷の力を宿す魔法剣は多くの作品に登場している。『雷神剣』も参照。
ドラゴンクエストシリーズ
『サンダーソード』は入手できないが、雷の魔法剣として
- 『いなずまのけん』(初出ドラゴンクエストⅡ、使用でバギの効果)
- 『らいじんのけん』(初出ドラゴンクエストⅢ、使用でベギラゴンの効果)
- 『らいめいのけん』(初出ドラゴンクエストⅥ、使用でライデインの効果)
- 『ライトニングソード』(初出ドラゴンクエストⅩ、装備で最大MP上昇)
などが入手できる。
また特技として『いなずまぎり』が習得できる(初出ドラゴンクエストⅥ)。
ファイナルファンタジーシリーズ
武器としてのサンダーソードは『光の4戦士 -ファイナルファンタジー外伝-』および『FF ブレイブエクスヴィアス』で入手可能。
特技としてのサンダーソードは『ファイナルファンタジー12 レヴァナントウィング』および『FFTA』で習得可能。
テイルズオブシリーズ
リリス・エルロンの必殺技。連続攻撃の後ビームで追撃する。ソードといいつつ、得物はおたまとフライパン。
『星のカービィ 参上!ドロッチェ団』
『獣神ライガー』
獣神サンダーライガーが召喚する剣。OPテーマでは「サンダーソード!今この手に炎の剣」と歌われているが、必殺技の「サンダーファイナルスラッシュ」では武器名の通り雷撃状のエネルギーを発射する。
『超電子バイオマン』
イエローフォーの技で、バイオソードで落雷を起こす。ブルースリーも同じく帯電したバイオソードによる「エレキソード」という技があるが、こちらは斬る方に用いる。
サンダーフォースシリーズ
『サンダーフォースⅣ』の自機「RYNEX」がゲーム中盤で強化された後、雷撃と剣のようなエネルギーを放射する高威力武器「サンダーソード」を使用可能になる。また、続編『サンダーフォースV』のラスボス「ガーディアン」はRYNEXのデータを基に製造されている為、最終形態になるとサンダーソードを解禁して猛攻を仕掛けてくる。
その他
- エネルギーカッター(勇者ライディーン)
- 天空剣(超電磁マシーンボルテスV)
- 電光剣・唐竹割り(バトルフィーバーJ)
- 電光雷鳴剣(最強ロボダイオージャ)
- 科学剣・稲妻重力落とし(科学戦隊ダイナマン)
- 電撃剣・スーパーサンダーボルト(電撃戦隊チェンジマン)
- スーパーロボット大戦で見られる演出の一つに、『グレートマジンガーが敵にマジンガーブレードを突き刺し、サンダーブレークのダメージを集中させる』というものがある(独立した技名はなく、サンダーブレークの演出バリエーションという扱い)。