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クイタランの編集履歴

2020-07-09 23:14:07 バージョン

クイタラン

くいたらん

『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種。

基礎データ

図鑑No.631
英語名Heatmor
分類アリクイポケモン
タイプほのお
高さ1.4m
重さ58.0kg
特性くいしんぼう / もらいび / しろいけむり(隠れ特性)

概要

ブラック・ホワイト』で初登場。アリクイの姿をしたポケモン。

名前の由来はアリ“クイ”+食い足らん。ついでに特性の片方も「くいしんぼう」である。

英名はHeat+eat moreと、ほのおタイプ要素も付いている。


アイアントの天敵で、口先からちょろっと出る炎はモチーフとなったアリクイ同様の長い舌。

勿論食い足らん対象はアイアント(アリ)であり、生息域も被っている。

チューブのような尻尾の穴から空気を取り込んで燃やした炎を舌のように操り、アイアントの鋼の外骨格を溶かして中身をいただいてしまう。


両者の因縁はゲーム内でも丁寧に描写されている。

例えば『ブラック・ホワイト』のチャンピオンロードはアイアントが作った巨大な蟻塚を基にしたダンジョンとなっているのだが、内部にアイアントが出現するのに対し外周部にはクイタランが出現する。明らかに巣穴の中のアイアントを狙っていることが分かる。

X・Y』では群れバトルでアイアントの群れが出現するが、その中にクイタランが1匹だけ混じっており、バトル中はなんとプレイヤーを無視してアイアントとの争いを始める。アイアントの群れに襲いかかるクイタランの構図を忠実に再現したと言えよう。


……しかし、その実態はと言えばアイアント4匹にクイタランが袋叩きにされているだけだったりする。捕獲したい場合は、早くしないとクイタランがアッサリ倒されてしまうという事が多い。

アリに強いアリクイとは何だったのか……。


ちなみに「むしくい」を使えるが、むしタイプのする「虫食い」とは意味合いが違うだろう。

まてー


ゲームにおける特徴

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
8597661056665484

特攻が最も高く、それよりやや低い攻撃、HPもそれなりだが、素早さと耐久面はそれほどでもない。

尖った種族値の多い第5世代にしては、対のアイアントと比べても種族値配分に無駄が目立ち、このアンバランスさが災いしてほのおタイプの中では今ひとつ使いづらいとの声が強い。

また、ほのおタイプでありながら何故かオーバーヒート」と「ニトロチャージ」のどちらも覚えられないという不要な個性までも付けられてしまっている。

鈍足を補える先制技「ふいうち」や補助技を上手く生かして戦いたいところ。

隠れ特性はコータスと同じ優秀な「しろいけむり」で採用の余地はあり。


図鑑にはアイアントの天敵とあるが実際の対戦での関係では、アイアントはほのおポケモン対策にストーンエッジを持っているケースが多く倒される可能性がある。

一応アイアントは先制技がないので襷などで一発耐えて攻撃し、「ふいうち」で倒すことができるが、そうする事は自体はバレバレなので無償で交代されてしまうオチが待っている…読み合いで上手く裏をかければ儲けもの?

ちなみに野生ではイッシュのアイアントは「あなをほる」を覚えているし、カロスのアイアントは前述のようにプレイヤーそっちのけでクイタランをリンチする。アイアント天敵じゃなくてアイアント天敵なのでは…?

オオアリクイクイアリ



その後『BW2』の教え技でくさタイプの特殊技「ギガドレイン」を習得可能となった。

クイタラン の ギガドレイン!

アリクイ設定様様と言ったところか。

ソーラービーム」と違いターン経過無しで攻撃出来る上、比較的クイタランより足の遅いものが多いいわタイプや、みず・じめん複合タイプのポケモンに対してある程度戦いやすくなったといえる。余裕があれば特性「くいしんぼう」と「たくわえる」を利用した耐久コンボも可能。

他にこの技を覚えられるほのおタイプのポケモンはホウオウウルガモスしかいなく、二匹とも複合タイプであるため十分差別化できる要素となった。

また、物理技の方も「ばかぢから」を習得し、「ふいうち」ぐらいでしか生かせなかった攻撃もそれなりに生かせるようになった。


そして第6世代である『X・Y』では特性「くいしんぼう」と相性の良い威力抜群のどく技「ゲップ」を遺伝技として習得。対フェアリーの手段として注目されている。

また、同じ頃にマッギョ共々何故か基本技に「たいあたり」が追加された。なぜこのタイミングで…?


さらに時代は進み第7世代。

突如専用技である「ほのおのムチ」を与えられた。

性能は威力80の物理攻撃、さらに追加効果で「相手の防御ランクを確実に一段階下げる」という優れもの。

さらにこれだけではなく、フレアドライブ」や、なぜ覚えないと言われ続けてきた「オーバーヒート」も習得

フィラのみなどの回復量も強化されており、「くいしんぼう」もより使いやすくなった。

ここに来て物理型が主流となり、攻守共に強化された一体。


ところが第8世代ではせっかくのアイデンティティだった「ほのおのムチ」がエンニュートマルヤクデに配られてしまう

特にマルヤクデはクイタランと特性がふたつも被っており、ステータスも高い。習得技も幅広く、クイタランにとっては目下最大のライバルとなっている。

更に第7世代で強化されたばかりの混乱実の回復量が減少し、多少使い勝手が悪くなってしまった。

「くいしんぼう」型の有用性そのものは失われていないのが幸いか。


アニメでのクイタラン

序盤で捨てられたポカブの元親であるスワマの手持ちとして初登場。

エンブオーとタッグを組みながらも捨てられたポカブが進化したチャオブーによって二匹一緒に片づけられてしまうという情けないやられ方をした。

ゲームで不遇なアリクイはアニポケでも不憫だった…


余談

クイタランの図鑑番号の631だが、これをそのまんま逆にして136にするとブースターの図鑑番号になる。

クイタランもブースターもほのおタイプの中では不遇組で、なおかつこの図鑑番号…ゲーフリは狙ってやったのだろうか?


関連イラスト

まさかありくいのポケモンが出るなんて思ってなかったクイタラン


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