日本の自動車メーカーが製造・販売する自動車で、特に四輪車を指す。
日本は世界有数の自動車大国であり、値段の割りに非常に高性能、頑丈、燃費性や快適性が良い、島国の自動車大国であるが故の車種のバラエティが非常に富んでいるなどの点で、世界的に圧倒的な競争力を持つ。
日本車の主な特徴・イメージ
・本場は右ハンドル
・新車は注文後の受注生産が主流(アメリカでは新車でも既にディーラーに並んでいる実物を客が選んで購入するのが主流)
・高性能の工作機械の導入などによる比較低コストな生産体制
・エンジンや車体の耐久性が優れている
・日本では山地や高速道路網が発達しており、石油危機も経験した事から燃費性が優れる
・大衆車から高級車、商用からスポーツカーまでとにかく車種の種類が多く、大手メーカーも総合的に生産している
・特にミニバンの種類や流通台数の多さや、軽自動車という制度上でも区別された存在は世界的には異様な光景ともいえる
・イギリスやインド、タイ、インドネシア、オーストラリア、などの右ハンドル国での人気が高く、中古も含めて輸入も多い
・日本では税制度上の問題やいわゆる新車信仰から長くても10年程度で乗り換える人が多く、状態の良い中古車が多い。
・その中古車は海外諸国にとっては値段の割に非常にコンディションの良い掘り出し物であり、左ハンドル国でも輸入して現地で付け替える事が当たり前にもなっている(中低所得国では、車体の企業や法人名が消されずにそのまま利用されているのも日常光景となっている)
なお日本車に限らず、自動車は非常に奥が深いカテゴリーであり、詳細は専門の解説書やサイト等を参照していただきたい。
主な日本の自動車メーカー・ブランド
乗用車メーカー
いすゞ(海外で業務用の4輪乗用車を生産販売)