「ゾン デギゾバ クウガ (その程度かクウガ)」
データ
身長:198cm
体重:196kg
登場話…EPISODE 1「復活」・EPISODE 2「変身」
解説
クウガが最初に戦った、蜘蛛のような姿をしたグロンギ。グロンギでは下級の集団・ズ集団に所属しており、警察からは「未確認生命体第1号」と呼称される。
復活して間も無く活動を開始した為か、TV本編に登場したズ集団では唯一人間態にはならず、言葉もグロンギ語しか話さなかった。
外見
蜘蛛の脚のような突起が8本生えた頭部にハエトリグモのような6つの複眼を持つ。肌はカーキ色で、首周りには蜘蛛の巣のような衣類を着け、両腕には鋭い鉤爪を備えている。ズに所属している為、ベルトのバックルは銅色。
モチーフは仮面ライダー1号が最初に戦った怪人・蜘蛛男とされている。
能力
口から粘着性のある糸を飛ばし、捕まえた相手を両腕の鉤爪で切り裂いて仕留める。この糸は一撃でパトカーのフロントガラスを貫通するほどの速度で射出できる。
また、飛行するヘリに飛び移ったり壁や天井を移動してズ・ゴオマ・グを援護したりと、かなり身軽に動く。筋力も高く、バスを軽軽と押して進めるほどで、グローイングフォームを上回る。
劇中の活躍
ン・ダグバ・ゼバによって他のグロンギ共々復活し、長野県警を襲撃し、警官達を次々に殺害した。
なお本来ならグロンギの掟により、王ではないグロンギがゲゲル以外で人間を殺す事は禁止されている。復活のドサマギで好き勝手に暴れたのだろうか…。
白いクウガと戦っている所をヘリコプターから狙撃した一条薫に襲い掛かるが、クウガにヘリから落とされ、やむなく撤退する。
その後、赤のクウガと夜戦を行っていたズ・ゴオマ・グを援護しに登場する(ただしグムンは1人でクウガを倒す予定だった)も、朝日が昇った事でゴオマは日光を嫌って撤退。それでもグムン1人で善戦するが、最期はマイティキックを喰らい、断末魔を上げてバラバラに爆散した。
漫画版
『月刊ヒーローズ』のコミカライズ版ではさらに手足の長い、漫画版の蜘蛛男のような気色の悪い姿で登場。具体的な特徴を挙げると口周りに発達した牙、蜘蛛の腹部のように膨張した臀部、8本の手足と正しく蜘蛛をそのまま怪人にした感じである。
複眼は原作以上に巨大化しており、さながら仮面ライダーの複眼を思わせる。ちなみに原作にあったモヒカンは生えていない。
また、本作では人間態も登場している。外見はロングコートを着た不気味な青年で、ヒョロリとした体躯が蜘蛛を髣髴とさせる。
列車内の乗客を猛毒(椿秀一曰く「蜘蛛の毒に似ているが何十万倍もの強さだ」とのこと)でズルズルに溶かして食い殺すという大量殺人を行った。
グムンを思わせる邪神を崇拝する殺人犯を追っていた一条薫に襲い掛かるものの、白のクウガの飛び蹴り一撃で倒された。
本来「五代が変身した」白のクウガでは倒せるわけもないのだが、実は…
仮面ライダーディケイドに登場したグムン
ン・ガミオ・ゼダが起こした究極の闇により絶命した人間が変身する形で複数の個体が登場した。
関連タグ
ズ・グムン・バ→ジャガーロード