超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ
どらぐーんおぶれっどあいず
概要
LGB1で登場した融合モンスター。
主人公とライバルのデッキを強化するという情報があった中判明した一枚。
カードセット「LEGENDARY GOLD BOX」の新規カードである「歴代主人公のエースモンスターを元に、絆を結んだ決闘者とそのエースモンスターをイメージしたリメイクカード」の1枚として、第1作『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』の主人公、武藤遊戯(闇遊戯)のエースモンスター「ブラック・マジシャン」及び城之内克也の「真紅眼の黒竜」をモチーフとしたカードとして登場した。
カードテキスト
超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ/Red-Eyes Dark Dragoon
「ブラック・マジシャン」+「真紅眼の黒竜」またはドラゴン族の効果モンスター
(1):このカードは効果の対象にならず、効果では破壊されない。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
相手フィールドのモンスター1体を選んで破壊し、
その元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
この効果は1ターン中に、このカードの融合素材とした通常モンスターの数まで使用できる。
(3):1ターンに1度、魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、手札を1枚捨てて発動できる。
その発動を無効にして破壊し、このカードの攻撃力を1000アップする。
解説
マジェスペクターの耐性、No.61ヴォルカザウルス以上の除去効果、手札コストを有する無効効果を持つ。
一見すると非の打ち所がないように思えるがただでさえ消費が重い融合召喚に手札コストまで要求してくる点は注意。
その為、可能な限り消費の少ないデッキ融合(真紅眼融合)や墓地融合(円融魔術)で融合召喚したい。
基本的には捕食植物ヴェルテ・アナコンダからSSする形で活躍した。
このカードの融合召喚に特化した【ドラグーンビート】が大会でも活躍。
固定化していた環境に新たな風を吹き込んだ格好である。
……かに思われたが既存の環境デッキにもドラグーンを搭載するケースが増えてきたようだ。
これには捕食植物ヴェルテ・アナコンダ自体が色々なデッキから出せる点が関係している。
11期最初の制限改訂では真紅眼融合を制限送りにするも制限で踏みとどまった。
最終的に禁止になってしまったが開発コスト分の経済効果は出せたと思いたい。
元々環境であまり見られなかったブラックマジシャンの強化のはずが悪用が祟り、結果的に禁止指定されるというなんとも皮肉なところである。
決闘者からは追い打ちをかけるかの如く手のひらを返し、「ダイナソー竜崎と奇術師パンドラの合体カード」と呼ばれるようになってしまった。
レッドアイズにおけるドラグーン
(1)と(3)の効果は有効な為、レッドアイズ・スピリッツや真紅眼の飛竜による蘇生をちらつかせるのも面白い。
様々なドラグーンビート
トリックスタードラグーン
捕食植物ヴェルテ・アナコンダを出しやすい。
リリーサードラグーン
儀式魔人リリーサーを使用した儀式モンスター(主に「クラウソラスの影霊衣」が用いられる)を用い、相手の特殊召喚をも封じることで更なるロックと打点を両立する型。相手は死ぬ
2020年4月1日適用の制限改訂により【ドラグーンビート】で環境を制したこのカード自身はもちろん、ヴェルテ・アナコンダや真紅眼融合など様々な【ドラグーンビート】の優位を築いたカードが制限指定を受けるに伴い儀式魔人リリーサーも禁止カード指定を受けたことでこの型も消滅。相手どころかこのデッキタイプ自身も死んだ
関連タグ
超魔導剣士-ブラック・パラディン(カード名、カードイラスト、属性、種族、(3)の効果など類似点が多くモチーフとなったカードの1枚と思われる)
「ブラック・マジシャン」を融合素材とする融合モンスター
カード名の右側は融合モンスターのテキストにおける融合素材の表記を挙げる
魔法使い族
- 超魔導騎士-ブラック・キャバルリー(「ブラック・マジシャン」+戦士族モンスター)
- 超魔導剣士-ブラック・パラディン(「ブラック・マジシャン」+「バスター・ブレイダー」)
- 超魔導師-ブラック・マジシャンズ(「ブラック・マジシャン」または「ブラック・マジシャン・ガール」+魔法使い族モンスター)
- 超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ(「ブラック・マジシャン」+「真紅眼の黒竜」またはドラゴン族の効果モンスター)
「真紅眼の黒竜」を融合素材とする融合モンスター
カード名の右側は融合モンスターのテキストにおける融合素材の表記を挙げる