アルターライドブック
あるたーらいどぶっく
『MAEGAKI
EIEN
GA HONN
IYORI UMI
DASARERU』
(前書き 永遠が本により生み出される)
概要
『仮面ライダーセイバー』に登場するアイテムであるワンダーライドブックの一種。
黒い本棚が保有する特殊な黒色のライドブックで、彼らが野望のために創り上げたライドブックの模造品。「アルターブック」とも呼ばれる。
本の最終章に至ることで新たなメギドを覚醒させることができる。
メギドの本体とも言える存在で、メギドが倒されても核となるアルターライドブックさえ無事なら何度でも復活できる。
また、メギドを強化させることもできるらしく、24章では打倒セイバーに燃えるレジエルが本拠地から持ち出した大量のアルターライドブックを取り込んでいた。
ライダーが用いるライドブックとは異なり、条件を整えれば単体で効果を発揮するので、聖剣ソードライバーに装填する場面は現時点では見られない。
装填した場合どうなるのかは不明だが、玩具版での音声によると「ヴィランライダー」なる存在へと変身する事が示唆されている。
黒い本棚の拠点に飾られた不気味な絵画に備えられている本棚に無数に保管されており、このライドブックを森羅万象を司る大いなる本の代わりにする事で世界を入れ替える為、メギドを生み出してワンダーワールドに切り取られた現実世界を書き換えるべく送り込んでいる。
メギドが暴れ回ることに本拠地にある装置が作動して、アルターブックの内容を書き記していく。
造形はワンダーライドブックと比べると禍々しく、表紙がズタズタに引き裂かれた様な「ジェイルバインディング」になっており、対応するメギドを強力に封じ込めている。
また、「ジェイルバインディング」に書かれたタイトルのフォントと背景によって各メギドの属性の判別が可能。
また、1ページ目に刻まれた文章の頭文字を縦読みすると「MEGID」と読むことができる。
新型のアルターライドブック
第16章から新たに登場した赤紫色のアルターライドブック。
通常のアルターブックに比べ、ジャオウドラゴンワンダーライドブックのように大きく分厚い構造となっていて、表紙にはそれぞれの属性を司る幹部級メギドを表す紋章が刻まれている。
ただ、全てのジャンルを司るカリュブディスの場合だとカラーリングは白色と金色の2色になっており、紋章も独自のものになっている。
ワンダーワールドと密接に繋がった人間にブランクのライドブックを埋め込むことで新型のメギドへと変貌させる事ができ、メギドが暴れるごとに体内に埋め込まれたブランクのライドブックが血のように赤く染まっていく。
ブックが完成すると表紙にジェイルバインディングが記され、メギドから排出される。同時に、埋め込んだ人間は完成したブックに取り込まれ、糧となって消滅してしまう。
ブックが未完成の状態でメギドが倒されると、一部のみが赤く染まったジェイルバインディングのないアルターライドブックが排出される。これを人間に埋め込み直せば再変身させ、本を続きから記していく事が可能。
幹部メギドのアルターライドブック
第26章で初登場した、幹部メギドたち自身のライドブックで、かつて「始まりの5人」が手にしたという全知全能の書の断片。これを手にした者はメギドを司る力を得ることができるとされている。
新型メギドのアルターブック同様に大きく、表紙には自身の紋章が刻まれている。また、フォントは他のアルターブックとは異なるものになっている。カラーリングの法則は、現在レジエルのものしか登場していないため不明だが、既存のライドブックとは異なるものになっている。
このアルターブックは「テキストオブアルター」がワンダーライドブックの変身ページと同じ構図となっており、それぞれのジャンルのワンダーライドブックと同じ構図で幹部メギドが描かれている(例えば幻獣属性のレジエルは、神獣属性のライドブックと同じ構図で上体と右腕が描かれている)。
アルターライドブック一覧
ジャンル・生物
「生物」の属性を司るメギドを封じ込めているアルターライドブック。
所有者はズオス。
背景は水中。タイトルは一部が溶けているようなフォントの文字で描かれている。
名称 | モチーフ | メギド | 初登場 |
---|---|---|---|
ハンザキサンショウ王 | サンショウウオ | ハンザキメギド | 第3章 |
ピラニアのランチ | ピラニア | ピラニアメギド | 第5章 |
ドリルマンドリル | マンドリル | - | 第7章 |
ゲッティングスパイダー | 蜘蛛 | スパイダーメギド | 第7章 |
猫にアクセサリー | 猫 | ネコメギド | 第30章 |
ズオス(EX) | 生物 | ズオス・プレデター | -(※) |
(※)公式サイトにあるズオス・プレデターの項目に名前だけあるが、本の画像や解説などは載っていない。