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編集者:Ryk Tkd
編集内容:アブソリュートタルタロス ウルトラマンダイナ(キャラクター) オーブ(ウルトラマン) スペシウムゼペリオン ウルトラマンアグルSV フォトンストリーム

概要

烏天狗のような外見をした巨大怪人で、ワームホールの中から出現した。

眼のように見える赤い部分は実はデコイで、本当の眼は嘴状の部分にある青い瞳である。

背中には巨大な黒い翼を持ち、それで高速飛行することも可能。

同じ破滅魔人であるゼブブとは異なり会話能力は持ち合わせていないようだが、非常に高い知能を持っており、GUARDの主要施設をピンポイントで攻撃した。

主な武器は手の甲から放つ光弾と鋭い爪。

ウルトラマンの胸に爪をかざしてエネルギーを吸収し、ライフゲージを斬り裂いて破壊すると同時に、吸収したエネルギーを握り潰して(心臓を握り潰しているようにも見える)霧散させるという必殺技も使用できる。

さらに、胸の十字部分を展開して敵が発射した光線を内部の結晶体で吸収、倍以上の威力に変換して跳ね返す能力を有する。

かなりの強敵で、1度目の戦闘ではウルトラマンアグルを光線反射能力でダウンさせた後、ライフゲージを破壊して消滅に追いやり、GUARD国際フォーラムを壊滅させた。

2度目の戦闘では、高エネルギー弾頭のあるエネルギー基地を襲撃。

チームライトニングを全機撃墜し、迎え撃ったティグリスⅡをも圧倒。

途中、柊准将のバズーカ砲で左目を潰される物の、駆けつけたウルトラマンガイアとの戦いでもフォトンエッジを跳ね返して圧倒した(この時ガイアはバリアを張っていたがそれすらも打ち破った)。

そして、アグルと同様にガイアのライフゲージを破壊しようとしたが、ティグリスⅡの妨害により失敗してしまう。

ティグリスⅡを爪で斬り裂いて返り討ちにはしたものの、GBTスティンガーと柊准将が搭乗したMLRSバイソンの攻撃を受けてダウンしてしまい、その隙にガイアが再起してしまった。

再起したガイアがクァンタムストリームを放ったため咄嗟に吸収したが、ガイアが延々と放ったため限界を超えて吸収する羽目になり、殆ど動けない状態へと陥ってしまう。この結果胸の結晶体を露出させたまま展開部を閉じることすらできなくなり、MLRSバイソンとGBTスティンガーによる攻撃を直接胸の結晶体に浴びることになってしまう。2基による集中砲火の直撃により胸の結晶体は破壊され、エネルギーの吸収と放出の能力を失ってしまう。

最後はそのまま動けなくなったところをスプリーム・ヴァージョンにチェンジしたガイアのフォトンストリームで倒された。

ウルトラマンフェスティバル

その後のTV版における活躍は全くないが、アクションショー関連では現在でも長きに渡って登場し続けている。

スーツはTVで使われた物を流用されているが、流石に痛みが来ているのか全体的にシワや修繕の痕が目立ち、胸の開閉ギミックが埋められてオミットさせられている。

2006年版

第1部にて宇宙の帝王ジュダ配下の怪獣としてまさかの登場。

原作ではかなりの強敵だった彼も、根源的破滅招来体との戦いを乗り越えたガイア&アグルに叶うはずもなく、胸の発光体で吸収できないダブルキックで倒された。

NEW GENERATION THE LIVE ウルトラマントリガー編

 タルタロスの軍勢として登場し当初はダイナオーブスペシウムゼペリオンのタッグと戦った。

その後因縁深いアグルと戦い再び苦戦させるが、我夢の叱咤とガイアの大地の光によってスプリーム・ヴァージョンにヴァージョンアップした事で形勢逆転し最後はフォトンストリームを受け倒された。何気にアグルは23年振りのリベンジを果たした事に為った。

ウルトラマンの日in杉並公会堂

Voyager&大門一也のライブにて久々に登場。ウルトラマンガイア(V2)と交戦し、ガイアV2キックを受けて退場した。

『ウルトラマンガイア』のコンプリートBlu-rayボックスの発売を記念した連動企画の際に、カイザードビシと共に発表された。デザイン担当はハル犬氏。

非常に知能の高いキャラクターであったことを反映してか、眼鏡をかけた知的な雰囲気の女性の姿になった。

また、「破滅魔人」という別名故か、どこか魔女魔導師を思わせるような恰好をしているのも特徴。

この要素は怪獣を恐れるあまり地底貫通弾を撃ち込んだ柊准将や、根源破滅招来体を崇拝する「根源破滅教団」への皮肉と思われる(柊准将はサングラスを、教団信者は僧のような恰好をしており、どちらとも似ているようでズレているその姿は彼女から彼らへの嘲笑という名のプレゼントなのだろう)。

最大の特徴である胸部の結晶体もしっかり再現。

掲載誌には、「ウルトラマンの光線男性視線も吸い寄せるこの胸こそ、ブリッツさん最大の武器♡」と表現されていた。

一部では、光線を吸収し過ぎた際に胸の結晶体が肥大化していたことから、「光線を吸収すると胸が大きくなるんじゃないの?」といった妄想をする者もいるとかいないとか。

漫画版

第26話でモブキャラの1人として登場。

ゴモラベムスターウインダムのクラスメートのようだ。

小説版

第3話「Flying Higher!」に登場。

ブリッツブロッツの怪獣魂を受け継いだ怪獣娘の1人で、本名は國枝アサミ(原作での登場話的に柊という名字を期待していたファンもいたはずと思われる)。

時空を歪めて移動する能力を持つ。

本作では善玉キャラとして登場しており、同じ怪獣娘の友人であるクララ・ソーン(キングジョー)と火野ユリカ(バードン)と共に、テロリストによる旅客機爆破の危機に直面して絶体絶命のアデリーナ・海堂(ペギラ)の救援に駆け付ける。

余談

  • デザインはミズノエノリュウも担当した奥山潔氏。
  • 脚本の古怒田健志氏によると、準備稿では強敵ということで『鳥人戦隊ジェットマン』の魔獣セミマルをイメージした赤い烏天狗のような姿で描写されていた。
  • 名前は光線技を跳ね返す能力から、反転させるを意味する「Flip Flop」+ワームホールから羽根で体を包み弾丸状(ブリット:bullet)の姿で現れるという脚本の描写から名づけられた。
  • 双子タレントユニット「FLIP-FLAP」を古怒田氏が気に入っていたことも影響している。妹のAIKO氏は奇しくも高山我夢役の吉岡毅志氏と2009年に結婚している(2014年に離婚)。
  • ドイツ語の電撃戦(ブリッツ:BLITZ)もイメージされており、胸の赤い模様はドイツ軍鉄十字(✠)をイメージしたものである。
  • 準備稿でのタイトルは『命棲む星』だった。
  • 食玩のウルトラマン対決セットシリーズで商品化されており、羽を折り畳んだ状態のミニソフビが発売されている。
編集者:Ryk Tkd
編集内容:アブソリュートタルタロス ウルトラマンダイナ(キャラクター) オーブ(ウルトラマン) スペシウムゼペリオン ウルトラマンアグルSV フォトンストリーム