80年代風
前後半でかなり違うところもあるが、全体として80年代特有の表現としては、下記のようなものがある。
ファンシー系
- 毛糸、マジックのような主線。「― ―」「―・―」「―・・―」のような主線でファジーさを表現したり、「WWW」のような塗り方で広い面積を塗ったり、白い主線で布の質感を表現したり、切り絵のようにスクリーントーンを主線からズラしたり主線より小さくしたりする。
- 丸文字。ゼリービーンズ、フーセンガムのようなフォント。
- 流れ星、シャボン玉、キャンディー、紙吹雪などが散らばったようなテクスチャ。しばしば「!」のような光沢が入っている。
サイバー系
- ネオンサインのような蛍光色、メタリックカラーやネオンカラーを大胆に使うギラギラした色遣い。
- ライブハウス、フィルム、ブルースクリーンを彷彿とさせる、少し薄暗い場面。
- 新宿副都心等の超高層ビルの夜景、夜の車の行列。
容姿
- 重めの前髪、ポンパドール&リーゼント、テクノカット、聖子ちゃんカット(80年代前半)や、ふわふわモコモコしたアフロヘアーなどのヘアスタイル。
- 後半になるとジャンパー、ケミカルウォッシュのGパンなどが流行。
サブカル系
トレンド商品
- 前半は、ハイテクの大衆化を象徴するアイコン。ラジカセ、ビデオカセット、ファミコンなど8ビットゲーム機、レトロPC、ドット絵、ワイヤーフレームなどの古典的なCGや、14セグメントディスプレイといった電卓風のデジタル要素など。
- 後半は、バブル期の贅沢さを象徴するアイコン。ローラースケート、スケボー、スキー、(80年代以降とも重なるが)段になったアイスクリーム、フルーツを盛ったトロピカルドリンク、紅色を基調とした大胆なコスメ、高価なジュエリー、ディスコのミラーボールなど。
- ゴナ、ナール等の写研フォント。
- 四角い車、リトラクタブルライト。
1980年代のアニメ漫画の絵柄、デザインは1990年代にそのまま引き継がれた要素が多いので、90年代風の記事を参照。
昭和レトロタグとの違い
1980年代の特徴とされるバブル期が1990年代初頭(平成)を跨いでいる為、昭和レトロタグは付けられないことが多い。
関連イラスト
表記ゆれ
関連タグ
スター☆トゥインクルプリキュア 80年代少女玩具風の色彩。ただしどちらかというと2010年代Vaporwaveの影響が強い。