概要
菊花賞で頭角を現したキタサンブラックが大活躍したキタサンブラック世代。母父サクラバクシンオーの血統的不安を払拭すると、その後も長距離戦線で活躍した。
他には佐々木主浩氏の保有馬であるシュヴァルグランや、菊花賞2着馬で海外G1のリアルスティール、G1馬アドマイヤグルーヴを母に持ちルーラーシップの甥にあたる二冠馬ドゥラメンテが活躍した。
またダート馬ノンコノユメはセン馬ということもあり2021年現在、未だ現役である。
アメリカでは37年ぶりにアメリカ牡馬クラシックレースで三冠を達成したアメリカンファラオが活躍した。
種牡馬
ドゥラメンテ、キタサンブラック、リアルスティール、シュヴァルグランなどが種牡馬入り。
ドゥラメンテが早世したため産駒がわずか5世代にとどまったが初年度産駒となる21世代から菊花賞馬が出ており、キタサンブラックもブラックタイドの後継として供用され産駒が22世代からデビューし、初年度産駒から2歳で重賞馬が出ている。
前述のアメリカンファラオも輸入産駒のみながらG1馬カフェファラオを出している。
勝利した古馬GI
この世代の日本調教馬によるJRAGI、ダート交流JpnI、海外GI勝利数の合計:20勝
※2歳GI、3歳GIは除く。
前述の通り、キタサンブラックを擁し、5歳時の2017年には6つあるJRAの芝中長距離GIを全てこの世代の馬が勝利した(キタサンブラック4勝、サトノクラウンとシュヴァルグランが各1勝)。
反面、1歳上にレッドファルクス、1歳下にファインニードルがいたこともあり、芝短距離GIが通算0勝と衝撃的な数字となっている。
芝1800~ | 11勝 | |
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芝短距離 | 0勝 | |
ダート | 9勝 | |
障害 | 0勝 | |
(上記のうち牝馬) | 4勝 | |
(上記のうち海外) | 2勝 |