概要
フジテレビTWO、フジテレビNEXTで放送されている「ゲームセンターCX」のコーナーの一つであり、現在ではメインコーナー。
有野晋哉扮する有野課長がレトロゲームに挑戦してクリアを目指す(または一定条件を満たす)という分かりやすいものであり、微妙に下手な有野課長のプレイとその時のコメントなどがウリの一つ。コーナー名の由来は第1回目の挑戦ソフト『たけしの挑戦状』から。
必ずコーナーの始めに挑戦するソフトを紹介する。
有野が挑戦ソフトの発売当時のエピソードや豆知識を語ることがあるが、本人曰く「カスカスになるまでやった」ゲームでも「ブランクを経て」つまずく事が多い。
第1シーズンではコーナーの放送時間が短かったこともあり、内容もゲーム内での特定のアクション(××を倒す、××ボーナスを手に入れるなど)を目指すといったものが多かった。
なお「有野の挑戦」と正式に銘打たれたのは第1シーズン第3回の『鉄騎』からで、第1・2回は特にコーナー名は付けられていなかった。
シーズン18終了後、通常回でのPS、セガサターン、3DOの解禁の宣言をしているが、一旦保留になった模様(後述する「挑戦ゲームの傾向」も参照)。
大体の場合は1回の放送につき1つの作品をプレイするがスーパーファミコンなど時間が掛かるソフトの場合複数回にまたがって放送されることもある。
一応、現在までの戦績としてはクリア(成功扱い)の方が多いが、やはり凡ミスも多いのはご愛敬である。
挑戦ゲームの傾向
選ばれるハードとしてはファミリーコンピュータ(仕様については後述)のものが多いがスーパーファミコン、メガドライブ、PCエンジンなどから選ばれることもあるが、年代が新しいものではNINTENDO64やPS2、XBox(後者2機種は1回のみ)、あとは特別編で多少最新ソフトを扱う程度である(ソフトそのものの挑戦として「ロックマン9 野望の復活!!」「ファミコンリミックス」など、正規の挑戦クリアのご褒美としての体験プレイで「New スーパーマリオブラザーズ Wii」「スターフォックス64 3D」、本編との連動企画で「スーパーマリオメーカー」など、発売前のソフトである「星のカービィ 20周年スペシャルコレクション」に収録されている「星のカービィ スーパーデラックス」など)。
第19シーズンでプレイステーション、第21シーズンでセガサターン、第23シーズンでドリームキャストのソフトが解禁された(3DOも第19シーズンで解禁されたが現在挑戦ソフトはなし)。
これに関しては、有野課長が第19シーズンの終わりに「PS2に挑戦したい」的な要望を語っていたが、菅P曰く「(おそらく「前世代機になるまで」という意味で)10年はかかる」らしく、先述の発言から推測するとPS2は早くて2021年頃、GC・GBAは早くて2023年頃、DS・PSP・Wii・PS3は早くて2026年頃、3DS・Wii Uは早くて2031年頃、PS4・Nintendo Switchは早くて2036年頃、さらに(TVゲームではないが仮に挑む場合)スマホアプリゲームに至っては早くとも2040年頃まではかかる予定とされている。
なお、プレステに関しては「解禁宣言まで挑戦は無かった」様に誤解されがちだが、実際はごく初期から不定期に挑戦していたため「挑戦候補の定時枠に入った」という表現が適切である。
ゲームジャンル
得意ジャンル
有野自身は閃きや思考力を必要とするパズルゲームが得意であり「パズル課長」と呼ばれることもある。「迷宮島」などのいわゆるアクションパズルゲームやアクションゲームの中のパズル要素が含まれる面などではその実力を発揮している。
しかし、得意ゆえに地味な勝ち方を嫌がる節があり、それらの方法でクリアした場合は「気持ちが良くない」とぼやいたりする。
推理系、謎解きゲームも得意であり「殺意の階層 ソフトハウス連続殺人事件」を除く全ての推理系ゲームをクリアしている(ただし「殺意の階層-」も最後の選択肢を間違えるミスを犯したせいで失敗したに過ぎず、事件の真相そのものはわかっていた)。特に「探偵 神宮寺三郎 新宿中央公園殺人事件」の回では、有野がプレイ中に披露した推理がほぼ全て的中している。
他には、クイズゲームやアドベンチャーゲームでは、第16シーズンまではスタッフ陣の好アシスト(番号札でのオーディエンス作戦)も相まって、この両ジャンルは全てクリアしている。
またアドベンチャー系はDVD特典のバイオハザードシリーズやクロックタワーシリーズなどいわゆる「ホラー系」のチャレンジの際、予億部屋を黒くして挑むこともありバッドエンドを迎えるが、アドバイスを受け無事にクリアすることもある。
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苦手ジャンル
シューティング系は特に苦手であり、番組内では「鬼門」とされている(それゆえか、番組内で挑戦したシューティングゲームで課長自身がクリアした例は皆無であるが、近年は改善傾向も少なからず見られ「超兄貴」では課長自身が「シューティングもいけると言われたい」と語るほど意気込んでいたほか、DVD番外編で「有野の挑戦状」内の「コズミックゲート」に関しては裏技も使ったためか、その時出されたお題をクリアしたこともある。
また、(有野課長自身の体躯とは裏腹に)スポーツに関する知識も皆無で、漫画好きではあるが「キャプテン翼」などのスポーツ漫画は読んでいない。このためスポーツゲームに挑戦する時にもその影響が見られる。クイズゲームでもスポーツに関しては正解率が低い。
対戦型格闘ゲーム(ベルトスクロールアクションゲームも含む)も苦手で「ファイナルファイト」の回では「格闘アクションでは、一定以上の反射神経、連射能力が自分にはない」と語っており(挑戦はギブアップしたため、ラスボスの姿は見ておらず、のちの「クイズ 殿様の野望」の回では「ラスボスが乗っていた乗り物」に関する問題が出て狼狽していた)、『ストリートファイターII』ではダルシムを操って飛び道具の連発でクリアしたが、直後のスタッフとの五番勝負で完敗を喫し挑戦失敗(2勝3敗で敗北。最後の相手は当時のよゐこ担当だったマネージャー野田であり、彼にさえ勝てれば3勝2敗で勝利していたことになるため、ある意味「野田のせいでエンディングを見たにもかかわらず挑戦は失敗という形で終わった」形となってしまい、以降も有野課長が彼の事を邪険に扱うきっかけともなった)となったほか、「餓狼伝説スペシャル」では、2人目の対戦相手に勝てないまま全キャラクターと戦ってしまった(有野課長が負ける度に自分を倒したキャラに鞍替えしていった)ため、協議の結果「AD中山が隠しボスのリョウ・サカザキを出し、有野がこれを倒す」という内容に変更してかろうじて勝利、判定は挑戦成功となったが、余りにも当初の挑戦内容からかけ離れてしまったため、終了後にAD中山から「リョウを倒せれば全員戦ったも同然」とフォローが入った。
有野の挑戦におけるtips
「課長ON」
ゲームを開始する時に使う台詞。通常は「ゲームセンターCX、課長オーン!」などという感じで使用される。対義語は「課長OFF」であり、こちらはゲームの電源を切る際に使うが滅多に使われない。
「早く帰れるかも」
死亡フラグ。同義に「昼飯前に終わるやろ」「晩飯までに帰れるかも」も。
大体の場合早く帰れない。
壁ハメ
「敵キャラをステージ端に追い詰めて、プレイヤーが敵キャラに一方的にダメージを加える」状態を現した当コーナー独自の呼称。初出は『プリンス オブ ペルシャ』の後半回とされる。
「パターン入った」
「壁ハメ」が決まった際に発する台詞だが、実際決まっていなかったり、逆に敵キャラにハメられた事もある。
「GAMEOVER(ガメオヴェラ)」
「ゲームオーバー」のローマ字読み。ゲームオーバーの時に用いられたり、番組オリジナル曲「ラストコンティニュー」「サヨナラゲーム」の歌詞でも用いられた。
また『重力装甲メタルストーム』挑戦時には「GAME OVER(ガメ・オベール)」と言っている。
「ファミコンやから大丈夫やろ」
「古いゲームだから簡単にクリア出来る」とナメてかかった状態で、ろくな結果が無い。もっとも悲惨だったのは「高橋名人の冒険島」で、有野課長がクリア出来なかったばかりか、後始末(クリア画面を見せる)に対応したAD浦川を数日間も徹夜に追い込んでしまい、それだけでは済まず「ギブアップを連発してあまりに不甲斐無い」という理由で、有野課長は一時期「主任」にまで降格してしまった(のちに復帰。なお、挑戦失敗における降格措置はこのケースが唯一である)。
総力戦
前述の降格騒動後行われた挑戦の課題が『クイズ殿様の野望』という史上まれにみる『クイズ』がジャンルだった時この時の有野はとにかく荒事に走っておりお手付きやコンテニューとお手付き回数をMAXにあげた(1プレイ内のお手付き5回×コンテニュー9回=45回)がことごとく失敗、次の一手として歴代AD陣やカメラマン阿部が用意した4択プレートを使い回答をアドバイスる方法を行ったが今度は各AD陣が回答に分かれ(事実上ADによる仲間割れ)てしまう不甲斐ない結果にあり唯一阿部が得意ジャンルだった車・バイク関連のみ正解していった。
結局、2コンをつかったクレジット倍加(前述の「1プレイ内のお手付き5回×コンテニュー9回」×2=実質90回)を使ったパワープレイで無事に挑戦成功を果たし、課長に返り咲いた。以降クイズに挑戦する場合且つコンテニュー使用が難しい場合、AD+カメラマン阿部(回によってはAP東島、D浦川など歴代ADや作家岐部、マネージャー野田、VE須田などスタッフ総出)の総力戦戦法のみ採用された様になった。
なお、この戦法を使う場合、基本的に有野から得意ジャンルを聞かれ得意ジャンルで間違えた場合決まって白い目で見られることがお決まりになっていた。そのためクイズ挑戦の場合勝率が高く唯一失敗した例がクイズ且つ恋愛ゲーム要素があり最終的に振られバッドエンディングを迎えた「QUIZなないろDREAMS 虹色町の奇跡」のみである。
ゲーム機本体
ファミコンに関しては、純正の仕様がRF出力しかないため、収録においてはコンポジット出力に改造された特別仕様の物を使っている(後に発売されたAV仕様ファミコンでは標準でコンポジット出力が可能)。
スーパーファミコンに関しては、別コーナーでゲームボーイをプレイする場合も含めスーパーゲームボーイも使用している(ゲームボーイ初挑戦は「スーパーマリオランド(第18シーズン)」)。
その後、第18シーズン最終回(謎の村雨城)挑戦後、菅Pから次回作の要望を聞かれた際、有野から「スーファミから出た)次世代機をやってもいいじゃないですかねと思う」と提案。菅Pが「(解禁って事で)よろしいですか?」と聞くと有野が「よろしいです。」と答えたため第19シーズンから旧次世代機(プレイステーション、セガサターン、3DO)のソフトが解禁が決定となった(事実、第19シーズン1発目の挑戦ソフトは『I.Q』。
なお、これ以外に番組関係者のめでたい報告(例:有野の結婚、初代プロデューサーの長女誕生)の場合、「特別編」と称して恋愛論や育児論に関係したゲームで挑戦を行いこの挑戦のみプレステが解禁されて行った(先ほどの例の場合は有野の結婚記念では『ときめきメモリアル』、長女誕生の場合は「子育てクイズ マイエンジェル」で挑戦を行い自力クリアを果たす。ただし、後者はクイズジャンルのため前述の総力戦戦法を使ってのクリアになるのだが…)。
上記2機種に限った話ではないが、難易度の高いゲームの場合には事前にADにより途中まで進められた状態で準備していたり、不意の故障・トラブルなどに備えて予備の機体が何台か用意されている。
また「発売当時のハードそのものでソフトに挑む」傾向ゆえに、通常は「Wii」や「WiiU」、および「ニンテンドー3DS」等のバーチャルコンソール経由で該当ソフトが使用される事はないが「実機のトラブルが発生し収録に支障をきたす」「ネットで配信する特別編の収録」等の理由で用いられたケースもある。
20年ルール
余談であるが有野が「プレイステーション5」の予約を行った時に現在のルールと換算すると20年解禁がひと繰りとなっており有野が次の次世代機に挑むと単純計算で有野は68歳、年長スタッフの管Pとカメラマン阿部が76歳となり「菅さんと阿部さんは1機死んでいます。」というブラックジョークが言われた。
その後、管Pがこの状況を知ってまずいと判断されたのか第25シーズン初戦(ゼルダの伝説)クリア後、彼からPS2、GC、GBAの3つのハードの挑戦が解禁された以降この次世代チャレンジから有野から第2世代次世代機の挑戦のため「20年ルール」と呼称される。
しかし、その後しばらくFC、SFCでのチャレンジが続き、はじめてPS2ソフト『地球防衛軍』の挑戦に挑むことになったのは約5か月後だった。
その後、次の回も再びPS2ソフト『 東京バス案内 今日からキミも運転手』、初のGC挑戦ソフト(スーパーモンキーボール)に至っては解禁指示が起きて事実上7か月後(2021年12月9日放送)だったため、2020年ルールは現時点曖昧である。
挑戦ソフトの「代替」措置
挑戦するソフトの方も、様々な事情から別途代替措置がなされる事がある。
「パンチアウト!!」(ファミコン)は通常版(黒いカセットで当時日本で市販された『マイク・タイソン パンチアウト!!』を指す)が大人の事情(タイソンの肖像権や彼がやらかした不祥事等から、海外版やそれを元にしたバーチャルコンソール版では別のラスボスが据えられている)使えないため、限定版の「パンチアウト!!」(ファミリーベーシックと同サイズの金色のカセットで「第2回 ファミリーコンピュータ ゴルフトーナメント」上位入賞者および全参加者に対する抽選の当選者に配布された。そのため、中古ゲームショップを探し出して購入している)を用いての挑戦となった。
「MOTHER2」(スーファミ)は、ゲームキューブに「ゲームボーイプレーヤー(ゲームボーイアドバンスをゲームキューブに接続する部品)」を取りつけGBA版「MOTHER1+2」内の「MOTHER2」での挑戦となった。
通常とは異なるハード・ソフトの例外措置
極稀ではあるが「実物」「バーチャルコンソール」とは異なる「第三の選択肢」として「挑戦する内容は『TVゲームに絡む物』ではあるが、通常とは異なる環境」になる事もある。
Wiiのバーチャルコンソールでアーケード版の「スターフォース」が配信された際は、バーチャルコンソール版のプレイの前に、前振りかつ手慣らし的な意味で「スターフォースのアーケード筐体」実機が用意された(実機の前にして有野は「バーチャルコンソールだけで良いんじゃないの?」と首を傾げたが、菅P曰く「持って来たんだからやってくださいよ」)。
「ゲーム機本体」では無く「ゲーム機のミニチュアにソフトを内蔵し、実際にゲームを遊べる玩具」(いわゆる「ファミコンミニ」の類)が登場した事もあり、この時は「メガドライブミニ」の収録ソフト「アイラブミッキー&ドナルドふしぎなマジックボックス」(本来の挑戦ソフトはこちらなのだが、有野は最初は何故か「タントアール」を始め出した)をプレイした事もある。
「クイズ殿様の野望」の続編「クイズ殿様の野望2 全国版」の挑戦の時、は唯一ハードがなく史上初の筐体挑戦になった。
この場合、ゲームの基板のみ購入(通常、アーケード筐体は「既存の筐体の中の基板を入れ替えて内容を変える」システムになっている)してコントローラーや配線などすべてソフトを購入する店から借りた。
そして「あらかじめ渡された100円玉をクレジットとして貯金箱に入れる」ルールが設定され挑戦したが、最終的にクイズ恒例のクレジット倍加+総力戦戦法+D井上が自腹600円+有野の泣きの1回で追加の100円玉で辛くもクリアを果たした。
022年1月27日放送の『スペースハリアー』に挑戦した際、ハードがセガマークⅢかセガサターンの2機種が選ばれ史上初となる機種選択が行われた。お試しプレイとAD猪谷のハードの差異の説明を受けた結果、隠しボスに行けるセガマークⅢを行うことになった。
しかし、後述のコンテニューを行うため複雑なコマンド入力に加えコンテニュー制限があったことにステージ10の拘束画面のせいで大苦戦を強いられてしまう。調整開始から5時間後、猪谷の調査でボーナスステージクリア後ゲームオーバーになればボーナスステージから再開できることを教えてもらいそのためからセガサターンにハードチェンジをすることになり見事挑戦を成功させた(クリア後、セガマークⅢバンの隠しボスはスタッフがEDで見せてもらった)
機材等のトラブル
挑戦は長時間のプレイを余儀なくされるため、時折使用するソフトやハードが経年劣化と、長時間のプレイで過度の負担に耐えられなくなり(CD-ROM媒体ハードの場合は熱暴走による)深刻なバグ、または重度のフリーズが発生してプレイ続行不可能となってしまい、途中までの苦労を水泡に帰す羽目に遭ったり、収録中に復旧が間に合わない場合は別機のセッティングによる続行の準備や後日収録での再挑戦、あるいは(挑戦の最終盤に発生した場合)トラブル発生時点で挑戦終了を余儀なくされるケースも少なくない。
コンティニュー
コンティニューに関しても逸話が多い。挑戦中「何度もコマンド入力をしていたために感覚が麻痺し、一瞬の過失でコンティニューに失敗する」「ゲームオーバーになっても『失敗してもコンティニューがあるから』と余裕を持って進めるが、実はコンティニュー回数に制限があり痛い目を見る」事も少なくない。また、シーズン8で行われた『ビックリマンワールド』で挑戦した時、恒例のように有野がコンテニューミスをしでかしたことに加えラスボス戦で攻撃魔法を集める戻し作業をAD鶴岡と行い有野がトイレに戻った直後、戻った画面は初期装備に戻ってしまい慌てて他のスタッフが鶴岡がコンテニューミスをしてしまうという歴代AD最大級の失態をしてしまう結果となりやむ得ず翌週回しとなってしまう(この一件後鶴岡本人は反省したが、有野の口から「悪かったのは俺だけだから」と一応慰めの言葉をかけており翌週挑戦2日目では非常に謝った様子を見せていた)。
接待ゲーム
上司である有野を立てるために彼に対しておべっかを使う、ADが2人同時プレイモードでわざと負ける、または攻略の手助けになるようわざと自分が犠牲になるようなプレイを指す。
しかし、実際に接待ゲームをしてもらえる気配がほとんど無く「ウチのスタッフはいつになったら接待ゲーム覚えんのかな?」と有野はよく愚痴をこぼしている。
接待ゲームができるのはAD高橋(デスラーと呼ばれた男性の高橋ではなく、先生と呼ばれた女性の方) とAP中山(対戦型格闘ゲームではしてくれない時もある)のみ。ただしD浦川もAD時代に一度だけ接待ゲームをした事がある。
他番組では同じフジテレビCS番組の『アイドリング!!!』(地上波放送は2007年1月7日)に「課長」ではなく「普通」にゲスト出演した際、司会のバカリズムに対して発言している。
5番勝負
『ストリートファイターII』のように対戦格闘ゲームの挑戦に挑んだ時、微妙なEDで終わったため絵が悪かったり、クリアに時間がかかると思われたためかか急遽行われる救済企画。
有野とスタッフ5人が対戦モードを行い有野が勝ち越せば「挑戦成功」、逆に負け越せば「挑戦失敗」となる。
有野とスタッフ両方の格闘センスを問われるもので有野が格ゲーで鍛えられたセンスが見られる。
なお、このルールが行われた場合、大体1番手がカメラマン阿部(事実上負け確定枠。そのためかめくりで見た有野も安心する)、2人目~4人目は歴代ADや岐部など中堅クラス、ラストを務める人は七代目AD中山や元マネージャーの野田など格ゲー得意の実力派となっている。
挑戦部屋
「有野の挑戦」で使われる部屋。
基本的にはガスコイン・カンパニーの1室で収録を行うが、松竹芸能の会議室など、別の場所で収録を行うこともある。また、『東京ゲームショウ』や『ニコニコ超会議』といったイベントなどでお客を前で行うこともある。
生放送の際は、お台場のフジテレビ本社(FCGビル)で行われる(生放送での挑戦となった『スーパーマリオメーカーに生挑戦SP』の回ではV2スタジオが使用され、有野が「隣のスタジオで宮根さんが競馬予想をやってはった」と語っているが、その企画が何かは不明である。しかし、この時の生放送が土曜日に実施された事から、少なくとも同じスタジオを使用している「Mr.サンデー」では無い事は確実である)。
当初は夕方になると西日が差し込んでプレイに影響が出ていたため、AP東島が窓の前に立って日除けをしたほか、ブラインドやサングラスをする等の対処が取られた。
2009年のにガスコイン・カンパニーが引越しを行い挑戦部屋も移動になった(窓の向きが西から東になった)。#115から挑戦部屋にハッピーピエロが置かれるようになった。
2013年に再びガスコイン・カンパニーが引越した(2016年初頭にはガスコインが入居しているビルの向かいのビルにバンダイナムコグループ各社が引っ越してきている)のに伴い、第17シーズンから挑戦部屋も変更になった。
駄菓子類
プレイ中に小腹が空いた際に口にする。主に串刺し酢イカ(主な銘柄はよっちゃん食品工業の「信玄」「す漬けいか」だが、一定はしていない)を口にする事が多い(他にもビスケットやうまい棒などその他の駄菓子も多量に置かれている)が、これは単なる嗜好だけではなく「油などでコントローラーが汚れない」という利点から選ばれたものでもある。
「たまゲー」などの屋外ロケで景品や売り物として置かれているのを見ると、ついつい手を伸ばして大人買いするのがお約束。
バグ、フリーズ
先述の様にレトロゲーム故、度々ゲームのコンティニューにおけるバグやフリーズ現象(または熱暴走による機材トラベル)に見舞われることが多く。大概リセットが行われることが多い。
その時にはコンティニューなどで運よく回避することが多いが、時が過ぎると振り出しに戻されることが多々ある。
この場合は大概、スタッフの緊急投入(ADによるゲーム進行の戻し作業、あるいは須田によるハードの修理等)やステージセレクトを解禁して事実上再コンティニューに近い扱いを受ける(通称:みなしルール)、放送日延期、さらに熱暴走回避のため複数機材の用意を行ったりもしED途中でバグを受けた時はプロデューサー判断で成功扱いされる。
有野の宿敵
いくつか続編シリーズを作られることになった場合、有野にとって宿敵と呼べるボスや雑魚キャラが登場している。主な例といてマリオシリーズのマリオシリーズクッパやカメック、魔界村シリーズのレッドアリーマーやドラゴン(所謂球体関節型のボス)、鳥や魚(ホーミング要素の雑魚)「クロックタワーシリーズ」のシザーマン、更に「たまゲー」でたびたび出てくるたびに景品未ゲットのエレメカ「ハッピーピエロ」などがある。
有野の画力
ゲームクリアを行うとよくエンディングを見せるのが当たり前だが、エンディング画面後、1面に強制送還されるパターン(所謂ループゲーム)の事が多々とある。この場合ADが事情を説明した後、大概有野直筆によるオリジナルイラストでエンディングを迎えることがある。このとき、有野の画力のなさが祟り毎回シュールな〆を見せている。この他、エンディングにより絵描き歌を披露するケースもあるが、最終的にシュールっぽさを出したイラストで終わっている。
茶番劇
たびたび挑戦中に有野がゲームに詰まった場合、スタッフがアドバイスを行ったりトイレや食事休憩を行うことがあるが大抵その場合、物やスタッフに関して小ネタを仕込む茶番劇描写が多々と見せることがある。典型的な小ネタ例としてPC原人に挑んだ際、食事休憩を行うためにアイテムの骨付き肉がおいしそうに見えると思いわざわざレストランで用意してもらった『マンガ肉(肉の伸びる感覚を現すために国チーズが巻いてある)』やロックマンシリーズでおなじみ『E缶(スポーツドリンクで実際にあった物をわざわざ入手している)』を用意する、AD片山のポリス服、AD松井やAD加賀の学ラン&ブレザーなどコスプレネタが多く特にDVD特典で行われた『阿部がなったバイオハザードのキャラを始め他のAD陣がゾンビコスプレ(後述ポリスコスプレののAD片山や当時新人だったAD岩橋も交じっていた)をみせて昼食に渡すなど悪乗り描写が多い(特に「バイオハザード2」の挑戦終了後、菅Pが「どのゾンビが良かったですか?」と聞かれた時、有野から「どれも悪いわ!!」とリアルダメ出しを喰らうオチとなった)
覚醒有野
相変わらずゲームの腕前が悪い有野だが、一転して調子のいい時をみえることがありこれを通称『覚醒』と呼ぶ。
例を挙げると第19シーズンで行った『夢ペンギン物語』では独自のシステムに苦戦するが、ルールが覚えると調子に乗り最終ステージでラスボス「ギン次」を速攻で倒し(実はラストバトルでゲームオーバーになるとステージ1に強制送還されてしまう)1時間35分で歴代最短クリア時間をたたき出す、第23シーズンで挑んだ『夢幻戦士ヴァリス』や『ジョイメカファイト』ではスタッフも大苦戦されたラスボス(夢幻戦士ヴァリスには恒例の第2形態パターンもあり)をノーコンテニューでクリアする、前述の『スペースハリアー』でハード切り替え時に即座に遅れを取り戻すなど。