たいようのいし
たいようのいし
データ
概要
ポケモン第二世代から追加された進化アイテムの一つ。所謂「進化の石」の一種。
橙色に透き通った見た目だが、他の進化の石と違い内部に模様があるのではなく石そのものが太陽の形をしている。太陽とは言っても魔法陣グルグルに出てきそうな形である。
第一世代から存在するつきのいしとは対になる存在だが、こちらは第五世代までは2種類にしか使えず、さらにいずれもマイナーポケモンだったのでそこまで需要がなかった。
しかし第五世代ではいずれも強力なポケモンエルフーンとドレディアが追加されたため需要も増えつつある。
第五世代までは単くさタイプのポケモンばかりでリーフのいしと特徴が被っていたが(厳密に言うと進化前のクサイハナのみくさ・どく)、第六世代で草タイプではないエレザードが追加、さらにエルフーンもフェアリータイプが追加された。
「太陽に関する生態を持つポケモンを進化させる石」という新たなアイデンティティを獲得した……と思われたが第五世代登場の2種に関してはそれほど太陽は関係なかったりする。
(元ネタのワタとガイラルディアはどちらも日当たりのよい場所で育つが、そもそも植物においては日当たりのよい場所でないと育たない種の方が多数派である)
つきのいしに対しては、本編での入手難易度も微妙に劣っており、野生で所持しているのはソルロックのみ。ルナトーンだけでなくピッピも所持しているつきのいしと比べると入手し辛くなっている。
とは言え第7世代からは気軽に進化の石を収集する方法が登場し野生のポケモンから奪う必要性が薄くなった上、こちらでの扱いはつきのいしと大差ないので最近は気にするほどでもない。
ついでに言うとポケモンGOではつきのいしが未登場なのに対し、たいようのいしは早くから実装されており、図鑑埋めのために全トレーナーが一度は探し求めるアイテムとなっている。
LEGENDSアルセウスでは使用可能なのがチュリネのみである。
入手方法
第二世代(金銀クリスタル)
自然公園で開かれる虫とり大会の1等賞の景品で貰える。第1世代でタマムシデパートで買えた進化の石と違い複数入手が可能。
ちなみにネットもそこまで普及しておらず情報も少なかったこの時代、エーフィの分類がたいようポケモンだった事や、対のブラッキーの分類もげっこうポケモンだった事から任天堂の釣りにあっさり釣られてイーブイをエーフィにしようとたいようのいしを使おうとした人は少なくないはず。
第三世代(RSE、FRLG)
サファイアではダンジョン内で一個しか拾えないが、ルビーでは野生のソルロックが5パーセントの確率で持っている。
FRLGはいせきのたにで一個拾えるくらいで、通信環境のない人はキレイハナかキマワリのいずれかを諦めるしかない。
第四世代(DPt、HGSS)
この頃から入手方法が多様になってくる。
DPtではクリア後にルビーとダブルスロットする事でテンガン山にてソルロックが出現するため、そこでも5パーセントの確率でたいようのいしを持っている。さらに地下通路で壁を掘ることでも入手できる。
HGSSは金銀のリメイクなので、虫取り大会の一等賞の景品で同様に入手できるが、殿堂入り後は景品が他の進化の石に変わることもあるので注意。そのほかレベル31以上のものひろい持ちも拾ってくるようになった。
第五世代(BW、BW2)
ライモンシティや古代の城で入手することができる。
今作から登場した新要素砂煙(洞窟ダンジョンのみ)でも確率は低いが入手することが出来、さらにクリア後のジャイアントホールのほとんどのエリアで出るソルロックが5パーセントの確率で所持している。
BW2では殿堂入り前でもジャイアントホールに行けるようになった。また、HGSSと同条件でものひろいでも拾ってくる。このように入手機会が多いので進化の石では入手難度がつきのいしに次いで低い。
その他、ブラックの場合は一定の条件を満たしているとブラックシティの市場でたいようのいしを1万円で買う事が出来る。これにより初めてたいようのいしが店頭に並ぶ事となった。