概要
『仮面ライダーリバイス』に登場する地下組織。しあわせ湯の常連客である牛島家の地下に秘密基地が存在し、彼等が幹部として運営・取り仕切っている他、軍人から一般人に至るまで反政府の構成員が、少なくとも十数名は所属している。代表者はジョージ・狩崎の父である仮面の男・狩崎真澄。
構成員は組織の黒いロゴが入った赤いスカーフを纏う共通点がある。それ以外に共通の制服に類する物品はないが、幹部をはじめとした一部メンバーは黒を基調としたアウター(これも特に種類は統一されていない)に、襟の大きい白シャツ、メッシュの黒インナーを正装のように纏うのが特徴。
フェニックスやデッドマンズとは異なり、存在が公表されていない秘密結社である。ギフとその危険性を知りながらも研究を続けているフェニックスを危険視しており、対抗戦力としてフェニックス側に取り込まれていなかった五十嵐さくらに着目し、密かにリベラドライバーを送り仮面ライダージャンヌに仕立て上げた上で勧誘を行っている。
「フェニックスの対抗組織」を自称し、「『フェニックスとの徹底抗戦』も辞さない覚悟」を表明している。また活動の際のルールとして「(構成員個々人の事情を)互いに詮索しない」が定められている模様(なお、これが発覚したシーンで太助は詮索を止めたのだが、真澄は勝手に話し始めている)。
技術面では、上記の通りリベラドライバーの改修……どころか、ジョージ・狩崎ですら「普通の人間の頭脳では作れない」と評価したローリングバイスタンプの開発に至る技術力を備えている、一般家屋の地下にそれなりの規模の設備を構えている等、組織としての基盤はそれなりに整っている。
第27話でバイスと一体化してしまった一輝を拘束・基地へ連れてきた為、その存在は一輝達の知るところとなった上に、第28話のラスト以降は真澄の息子であるジョージも出入りするようになる。そして第35話でフェニックスの赤石英雄がギフへの服従を公に示したことをきっかけにその存在を公表。味方についた仮面ライダーリバイスを希望の星とする形で、国家戦略特区アララトへ入ることに疑問を抱いた民衆を避難用シェルターに受け容れながらレジスタンス活動を行う。
所属者
上記の通り牛島家が主要メンバーとして所属している。尚、牛島家3人は血縁関係にない偽の家族であり、少なくとも「牛島」のファミリーネームも偽名である。
代表
構成員
- 牛島太助(第40話で死亡)
- 牛島公子(第39話で死亡)
- 牛島光/仮面ライダーオーバーデモンズ
- 聖風会館の生徒
- 五十嵐さくら/仮面ライダージャンヌ(第30話〜)
- 夏木花/仮面ライダーアギレラ(第33話〜)
- 玉置豪(第36話〜)
外部協力者
狩崎真澄の実子。
五十嵐さくらの兄。
フェニックスの元司令官。
- フェニックス脱退者たち
フェニックスに疑問を持ち、ヒロミの呼びかけで脱退・合流した元隊員たち。
関係者
- 五十嵐元太(身柄を一時保護)
余談
- 名前の由来は「週末」から連想して「終末」「ニチアサ」、あるいは「一週間」から連想して「天地創造」等が考えられる。
- ウィークエンド基地のセットは、デッドマンズベースのギフの祭壇の部屋セットを改造したもの。
- 都市ビジョンのハッキングのシーンでは、「近頃よく話題になるアノニマスへの皮肉ではないか?」といった声もあがった。
関連タグ
終末家族:こちらは非公式だが終末をモットーにする人物を中心に構成されている疑似家族。
彼を名前の由来から連想した視聴者も多く、極々一部ではコラ画像まで作られている。
ゲルショッカー、ガランダー帝国、デルザー軍団、ジンドグマ、ネイティブ、財団X、フェムシンム及びオーバーロードインベス、ZAIAエンタープライズジャパン:過去の仮面ライダーシリーズにおいて途中から登場した新組織繋がり。