マキシマとは……
- SNKの対戦格闘ゲーム『ザ・キングオブファイターズ(KOF)』のキャラクター。
- 『シャイニング・ハーツ』のキャラクター。
『KOF』のマキシマ
「行くぜ相棒…」
概要
格闘スタイル | “M式”格闘術 |
---|---|
出身地 | カナダ |
誕生日 | 3月2日(29歳) |
身長 | 204cm |
体重 | 219kg |
血液型 | A型 |
趣味 | バイクツーリング |
大切なもの | モミアゲ |
好きな食べ物 | 甘いもの全般(イチオシはマンゴープリン、スフレロール) |
嫌いなもの | 納豆、意見を求める人 |
得意スポーツ | ラグビー |
cv | 小西克幸 |
人物
『KOF』シリーズ『'99』から登場。本作より始まる「ネスツ編」の主人公、K'の相棒キャラ。
裏社会で暗躍する秘密組織「ネスツ(NESTS)」に友人を殺され、その復讐のためにネスツに潜入し、『プロジェクトK』以前に研究されていた『プロジェクト"M"』の被検体として自ら改造手術を受けてサイボーグとなる。
そして「KOF'99」でK'とともに大会に参戦し、自分たちを抹殺しようとしてきた幹部クリザリッドを返り討ちにして、組織から脱走する。その後、K'とともに「反ネスツゲリラ組織」を立ち上げ、ネスツとの戦いに身を投じていくこととなる。
本名は改造される前に捨て、現在の「マキシマ」というコードネームは体内に内蔵された動力炉「マキシマ・リアクター」 と、その開発者・巻島博士の苗字、MAXIMUMの複数形であるMAXIMAをかけた名を名乗っている。
K'とはネスツ時代からの良き相棒で、何かと短気で陰気で気難し屋な彼の行動を諌めたり愚痴を聞いてやるのが一番の役割でもある。その後、クーラ・ダイアモンドも加わり、二人に振り回されながらも、すっかり二人の保護者が板についてしまっている。そのクーラから「おじさん」呼ばわりされており、少し傷ついてる。クーラに「おじさん」といわれるならまだわかるが、彼より10歳年上であるラルフ・ジョーンズにまで「オッサン」呼ばわりする。
性格は理知的ながら義理堅い人情家でもあり、いざという時に頼りになる漢。
KOFのノベライズ版を担当した嬉野秋彦いわく「マキシマがいないとK'たちは何も出来ないと言っていいくらいに便利な大男」「無骨そうだけど実はインテリってキャラは割と好きです」と評した。
自分の事を棚に上げてビリー・カーンに、「その棒は反則じゃないのか」と言っているが、案の定「 テメエが言うな! 」と返されている。逆にラルフからは「俺らも銃使っちゃだめか?」といわれている?
大の甘党であり、横目で見ていて胸やけを起こしそうなほど甘いものを多量に摂取することもしばしば。その影響で相棒がとうとう甘いもの嫌いになってしまう。逆に酒はあまり好きではなく、サイボーグゆえに酔いが回る前にアルコールが分解されてしまうという悩みゆえ。また、嫌いなものに納豆が挙げられているが、その理由は本人曰く『あんなもの貴族の食うもんじゃない!』と言っている。「じゃあ甘納豆はどうなんだ?」というネタはファンの間ではよく言われてきた。
バイクツーリングが趣味で、アメリカのエクセルシャー社製大型バイク「SUPER-X」が愛車という設定だが、いくら彼なりにカスタムしているとはいえ200キロオーバーの体で快適なツーリングが楽しめるのだろうか。
まあ市販のワルキューレルーンそのままっぽいバイクを乗り回す156kgのライダーだっているが…
ネスツ壊滅後は、ウィップとの縁でハイデルンからの依頼を受けたりして食いぶちを繋いでいる。『MI』の時点で体の調子が悪くなってきており、自分を改造した巻島博士の行方も捜査している。
アメリカンスポーツチームのブライアン・バトラーとよく似ている。そのためブライアンがサイボーグ化した姿なんじゃないのかという声が挙がっていた。
能力
脳を除いた全身の8~9割を機械に改造したサイボーグであり、全身の至る所に武器や計器を内蔵している。
目には測定器、腕にはキャノン砲、胴体にはビーム砲とミサイルなど、まさに全身重火器の様相を呈している。
こんな状態でよく格闘大会に出場できたものだが、『大会の規定にサイボーグの出場禁止はない』という屁理屈のような抜け道を使って出場している。
…まぁマキシマを出場停止にしたかったら、明らかに暗器使ったり、ナイフで切りつけたり、あげくイヤリングに見せかけて爆弾持ち込んだり、堂々と大型拳銃ぶっ放したりしてる連中が横行しているあたり、KOFの運営方針が是正されるしかないだろうな……。
性能
その巨体を生かした接近戦主体のパワーキャラであり、ガード効果のある当たり判定"ガードポイント"を縦にゴリ押しで攻めることができる。その一方で、変則的な動きも多いため、相手の出方で動きを変える必要性にも迫られる。シリーズを通して扱いやすいキャラとして設定されるものの、決してお手軽強キャラとならないシビアな性能を持つ。
その他
モンゴリアン
一部のファンからモンゴリアン、モンゴリの愛称で知られている。
原因は特殊技の『モンゴリアン』。
発動すると、両手で相手の鎖骨をめがけてチョップを放つ"モンゴリアンチョップ"を放ち、同時に「モンゴリアン!!」の掛け声が入る。さらに、ここから超必殺技『マキシマリベンジャー』をキャンセル発動させると「モンゴ…リベンジャー!!」とまったく別の技の完成である。
ネタとしてはそれなりの認知度しかなかったのだが、突如出現したMADネタからモンゴリ中毒者が続出するという異常事態が発生。以後、瞬く間に彼はモンゴリとして認知されるに至った。
さらに別方面でこれだけが独立してキャラクター化するまでになる。
昨今は当人も殴り込みをかけてしっかりと活躍しているため、ネタとしてはやや風化しつつある。
※ネタ領域であり、その手のネタを嫌う人もいるので雰囲気を読むように心がけましょう!
パロディの宝石箱や~
実は、マキシマの名前は『装甲騎兵ボトムズ』の『青の騎士ベルゼルガ物語』に登場したAT『ゼルベリオスVR-MAXIMA』が元ネタ。
そのほかにも、超必殺技の『マキシマリベンジャー』は『キン肉マン』に登場したキン肉族三大奥義の一つである『マッスルリベンジャー』のオマージュであり、さらに全身からミサイルと巨大ビームを撃つ「~2002UM」からの新MAX2超必殺技『エンドオブワールド」』は、名前もまんまに『仮面ライダー龍騎』の登場ライダーの一人である仮面ライダーゾルダのファイナルベントと、彼一人を見まわすだけでも相当のパロディに溢れている。
まぁ、この頃はSNKプレイモアも切実なネタ不足期だったので、多目にみてあげてください…。(汗)
関連タグ
ラルフ・ジョーンズ ・・・やたら絡みがある。